昔は新聞を取っていた我が家ですが、あることがきっかけで新聞を取るのを止めました。
ちょっと嫌だった件
もう10年以上前の秋頃のことになりますが、我が家は朝刊だけ新聞を取っていました。
この頃にはネットでもニュースは見れていたので新聞を取らなくても良かったんですけど、夫も私も実家が新聞を取って読んでいたので、昔からの習慣みたいなもので。
そんなある日、夕方も6時を過ぎた頃でしたかね、マンションのオートロックドアのインターホンではなくいきなり玄関のインターホンが鳴りまして、仕事からちょうど帰宅していた私は急いでインターホンの画面を見たところ、そこにいたのは面識のある新聞屋でした。
また契約更新の話だろうなと思いつつ玄関を開けると、新聞屋がいきなり有無も言わせない感じで、「今の契約期間は来年の3月までとなっておりますので、来年の4月からまた1年間の契約でよろしくお願いします!」と言いながら&契約の伝票に勝手に内容を記入しながら、1歩、2歩、3歩と玄関の中へ入ってきました。
そしてそのままズズズっと近寄ってきて、とうとう新聞屋の後ろ手に玄関のドアを「ガチャッ」っと完全に閉められてしまいました。
ひぃぃ・・・
あいにく夫はまだ会社から帰宅していなくて家には私一人だけでだったので、私も一応女性ですので、ドアを閉められた玄関でもの凄い近い距離でやり取りするのは、嫌悪感を覚えました。
しかも新聞屋、口臭いし。
翌年の4月から1年間の契約だなんてあまりにも先の契約をさせられるのも、強引に1年契約にされるのも、本当はちょっと嫌だったんですけど、その時の私は早くこの密室の至近距離状態を脱したい一心で「あ、はい。分かりました・・・」と、契約書に急いでサインしてしまいました。
さらにそれから「ご契約のプレゼントがあるのですが、このパンフレットの中から選んでください!」なんて面倒くさい事を言い出したので、じっくり選んでいる時間すら私は嫌で、本当に適当に「じゃあ、洗剤でいいです。」なんて投げやりに返事をしたのでした。
こうしてやっと新聞屋が玄関から出て行って、急いで玄関の鍵を閉めてやっとホッとしたら、契約の強引さも、玄関の中に完全に入って来たのも、口臭いのも、じわじわと腹が立ってきた私でした。
やっぱり嫌だった件
そんなこんなで無性に腹は立ちましたが契約のプレゼントで液体洗剤をもらうことになりまして、新聞屋からは「では、2~3日後にお持ちしますぅ。お留守でしたら、玄関前に置いておきますぅ。」と言われていたのですが、結局、1週間経っても音沙汰無しでした。
そして、新聞屋のことも忘れかけていた頃、仕事から帰宅した時には玄関前のポーチに何も無かったのに、ものの数分後にスーパーに買い物へ行こうと玄関を開けたところ、玄関先にクシャクシャに丸められている新聞の回収袋(新聞が4つ折で丁度入る新聞屋がくれる新聞回収袋)が無造作に置いてありました。
洗剤のことなんてすっかり忘れていた私は、「いやぁ、何?誰かが新聞をウチの玄関前に捨ててったのぉ?!」と焦りましたが、とりあえずクシャクシャってなってる上の部分を開いて新聞回収袋を覗いてみると・・・そこには、液体洗剤が。
中身を見て、嫌がらせのように玄関前に捨てられた新聞じゃないと分かってホッとしました。
けど、何でもイイから普通の取っ手の付いた紙袋ぐらい無かったのかい?新聞回収袋ってぇ〜・・・
私、家にいたのに、黙って置いて行くしよぉ~・・・
しかも、ゴミとしか思えないようなこの入れ方・・・
契約更新の時のこともあって、再び腹が立ってきた私。
洗剤はありがたくいただきましたけど、この時点で、夫さえ良ければ次は更新したくないなぁと思いました。
いい加減過ぎだろ!な件
そんなことがあってから月日が流れまして、強引に更新させられた契約が切れる間近になった頃に、前とは別の人でしたが新聞屋が「新聞の契約がもう少しで切れるので、更新してください〜」 と、2度ほどやって来ました。
でも、前のことを酷く根に持っていた私は「新聞の契約は主人に任せています。今は仕事でおりませんので。」と、インターホン越しでオートロックドアも開けることなく、帰っていただきました。
そんなこんなで、新聞屋からはそれっきり音沙汰無く、私もその事をすっかり忘れていたのですが、ある日「そう言えば、新聞の契約ってどうなったんだろう?」と、ふと思い出したのです。
そんな矢先にタイミング良く、いつも新聞の集金をしてくれてた年配の女性が来てくれました。
集金の女性とはちょっと雑談なんかもしたりして仲が良かったので、集金ついでに「うちの今の契約期間が分かったら教えて欲しいのですが~」と伝えたところ、快く持ち歩いている伝票をその場でパラパラと調べてくださいまして
「あなたのとこは、今年も4月から来年の3月までの契約になってるわよ!」
っと教えてくれました。
つまり、勝手に契約更新されていたのです。
そのことに気付かずに新聞を受け取っていた私も悪かったですけど、だとしても、勝手に契約更新をしていた新聞屋、有り得ないでしょ。
それがとどめとなって、普段は簡単には切れない私の堪忍袋の緒が「プチッ!」と切れましたね。笑
そんな経緯を知った集金の女性が、この事実を新聞屋の社長に伝えて内部調査をしてくれて、書面で謝罪はしてもらいました。
でも、それを機に新聞の契約を打ち切り、それ以来、新聞を取るのを止めたのでした。
皆さんも、気付かないうちに勝手に新聞の契約更新されてませんか?
ご注意を。
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