分根津松本鈴Rinの魚と純米吟醸 大洋盛 スカイブルーラベルで元気充電

お酒

この前の週末は、WEリーグとJリーグで土日の2日間ともスタジアムまでサッカー観戦に行って、いつものように手をたたき!声を出し!飛び跳ねて!全力で応援し、日曜日にいたっては雨の降る中かっぱを着て頑張って応援したと言うのに、まあ、いつもの事と言ってはなんですが、2試合とも安定の敗北。

さすがに日曜日の帰りはテンションも駄々下がりで疲労感も増し増しで、スタジアムを出てから夫婦そろっておのずと口数も減り、小雨が降る中を傘もささずにだんまりと歩いて帰路についたのでした。

美味しい日本酒

でも、せっかくの週末なのです。

そのままの気分を引きずっていてもな…と気を取り直して駅前のアンテナショップに寄って、気になった日本酒を試飲し(小さなカップを100円で購入すると1種類の日本酒を試飲できるので、今回は2種類試飲しました)、大洋酒造株式会社の純米吟醸 大洋盛 スカイブルーラベルを購入しました。

試飲して衝撃だったのですが、このお酒、なんと日本酒度が-21度なのです。

日本酒度とは甘口か辛口かを表す指標で、プラスになばなるほど辛口、マイナスになればなるほど甘口なので、この-21度と言うのはちょっと普通の日本酒の範囲から逸脱するほど甘口だと言うことになるのではないかと。

日本酒好きな人ほどスッキリ辛口を好むと聞いたことがあるので、そのような方にはもしかしたら敬遠されがちな日本酒なのかもしれません。

ただ、お酒がさほど強くないような私には、その甘さがカクテルのようで飲みやすく、とても美味しいのです。

美味しい魚

購入した酒瓶を背負っていたリュックに突っ込み意気揚々と次に向かったのは、根津で有名な魚屋 根津松本 から暖簾分けした、分 根津松本 鈴Rin。
こちらの魚は、ハッキリ言って我が家にとってはちょっと(いや、ちょっとどころではないか…)高級なのです。
でも、食べれば納得できてしまうほどどれを食べても美味しい魚たちなので、お祝いの時とか、元気を出したい時とか、たまのご褒美とか、ちゃんと美味しい魚が食べたいなぁと思った時だけ寄らせていただいている魚屋なのであります。
日曜日は美味しい日本酒を手に入れたし、せっかくだからと久しぶりに美味しい魚を求めて行ってみると、相変わらず見るからに美しく美味しそうな魚たち、そして思わず1歩にじりと後ずさるほどのお値段。
でも「今日はフンパツするぞ!」と決めていたので何とか踏みとどまってズラリと並ぶ魚たちを見ていますと、これまで見たことの無い「ねぎま」の文字を発見。
見ると、お正月のおせちが入っている重箱ほどの大きさの四角い容器に、大きくカットされた鮪の切り身と長ネギがみっちり入って売られていて、「おダシと、醤油・みりん・酒を1:1:1で入れて煮ると美味しいですよ。」と店員さんが話しかけてきてくれたのですが…
実は私、ねぎま鍋って食べたことがなくて、どんな味なのか知らなかったのです。
それに、ねぎまって焼き鳥ではなくて本当は鮪と長ネギのことなんですよと知ったのも、近年になってからのことですし。
そして、やっぱりいいお値段ではあったので、これを買って味付けの加減が分からず失敗とかしたらかなり勿体ないなぁ。
なんて事を頭の中で一瞬フル回転で考えたんですね。笑
すると、そんな私の様子に定員さんが気づいてくれたのか?「こちらで煮てもいいですよ。お時間15分くらいいただければ、こちらで煮ますよ。」と言ってくれたのです。
この鶴の一声で私の心配は一気に消えて、美味しいねぎま鍋を手に入れることが出来たのでした。
お願いしてから15分後、ねぎま鍋は本当に完成していて、しかも調理代もかからず、大きめの深い蓋つきの容器に鍋のつゆごと入れて渡していただき、本当にありがたかったです。
それと、夫婦そろって「一番美味しいめざし」と思っているめざしもいただいてきました。

美味しい魚と日本酒で元気復活

こうして、帰宅してからいそいそと台所に立って宴の支度に取り掛かりました。
ねぎま鍋は、もう15程前に陶芸で自分で作ってまだ活躍してくれている小さいサイズの土鍋を使って温めなおし、量的にもちょうどで良かったです。
めざしは、冷凍のまま弱火でじっくり7~8分焼いて。
夫婦そろって人生お初の鮪と長ねぎのねぎま鍋は、しっかりめの味付けと、とろける鮪、煮えてとろとろの長ねぎの風味、一口食べて「う~んまっ!!!」
たぶん大トロとか脂多めの部位の端の方とかのぶつ切りなのかなと思うけど、鍋だからいい感じに脂が出てくれるから思いのほかさっぱりと鮪が食べれて、これは美味しい!
そして、ちびちびといただく純米吟醸大洋盛のなんとまぁ合うことよ。
めざしも、程良い塩味とダシ感がしみじみと安定の美味しさでした。
美味しいものって人を救う力がありますよねぇ。
はぁ、口福。

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