皆さんの好きな漫画は何ですか?
青春のバイブル的な漫画や、連載が続いていて子供の頃からずっと読み続けている漫画などなど、色々あるのではないでしょうか。
私にも好きな漫画が幾つもありまして、「ミステリと言う勿れ」や「ノラガミ」は前にブログでご紹介させていただいたことがありました。
そして今日は、私の好きな漫画「猫奥」にまつわる最近のお話をしたいと思います。
猫奥
瀧山様とのご縁
昨年、ひょんなことから「宝珠山 錫杖寺」の秘仏の特別拝観に行ってみたところ、錫杖寺にはなんと、大奥の瀧山様の遺品やお墓があることを知り、思いがけず瀧山様のお墓もお参りさせていただくことが出来ました。
そして、その時にお坊様から
「瀧山様の籠を今度、東京国立博物館で開催される大奥展に貸し出しすることになっているんですよ(^^)」
と教えていただいたので、これは絶対に見に行こう!と決めて、今年の8月中旬に、東京国立博物館 特別展「江戸☆大奥」に行ってきました。
吉野ちゃんとの出会い
こうして、特別展「江戸☆大奥」で大奥にタイムスリップでもしたかのような煌びやかな世界を堪能し、ほんの160年くらい前まで江戸城の中に大奥が本当に実在したんだなと思いを馳せたりしました。
さらに、大きく拡大された漫画のカットが展示されていた山村東さんの大奥を舞台にした猫と人間の静かでユーモラスな日々を描いた「猫奥(講談社)」にも魅了されました。
もうちょっと正確に言うと、猫奥に登場する猫の「吉野ちゃん」にハートを撃ち抜かれた私です。笑
お顔も体も大きくて、のしのしと大奥の中を歩く吉野ちゃん(♡♡)
ふてぶてしい顔をしていても、そのふてぶてしさが可愛くてたまらない吉野ちゃん(♡♡)
吉野ちゃんの大奥での暮らしぶりが見たーい!と思った私は、只今、「猫奥」を1巻から順番に購入しては読んでいる途中です。
猫たちの可愛い姿、そして、猫を可愛がる人間たちの微笑ましい姿、漫画を見ているだけで無条件で幸せな気分になれる猫好きにはたまらない漫画、それが「猫奥」です!
『猫奥』 講談社の青年漫画誌 – モーニング公式サイト
1巻
2巻
3巻
4巻
5巻
6巻
7巻
8巻
9巻
10巻
最新刊 11巻
「猫奥」著者 山村東さん から聞いた瀧山様の話
そんな折に先日、なんと、猫奥の著者の山村東さんにお目にかかる機会がありまして、瀧山様についての話を聞くことが出来ました。
瀧山様と言う方は、テレビドラマの中では身寄りもなく大奥しか行く場所がなく大奥でしか生きられる場所がなかった、みたいな感じに描かれていましたが、山村東さんの調べによると、瀧山様はさほど裕福なご家庭ではなかったようですが、四谷にちゃんとご実家があった由緒正しい家柄の人だったそうです。
四谷駅は以前勤めていた会社があった駅でもあるので、「あの辺にご実家があって暮らしていた娘さんだったんだなぁ~」なんて思ったら、瀧山様が急にちょっと身近な人に感じました。笑
そして猫奥の著者の山村東さんも、意外にも?私が想像していたようなTHE漫画家さんといった近寄りがたい雰囲気ではなく、気さくにお話を聞かせてくれるような私とも年齢の近い方だったので、これまた勝手に親近感がわきました。笑
大奥、瀧山様、猫奥、吉野ちゃん、そして著者の山村東さん、魅了され真っただ中の私です(*^-^*)








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