ストーカーの恐怖について考える

エッセイ

先日、用事をしながら点けていたテレビを何となく観ていたら、ストーカー問題についてやっていました。

ストーカーの種類

ストーカーされるのは、

  • 以前付き合っていた相手から
  • パワハラめいた仕事がらみの相手から
  • 一方的に好意を持たれた相手から
  • 嫁が義父から

などなど理由も状況も様々で、いつ、どこで、誰に、何が理由で、いきなりストーカーされることになるかなんて分かるわけないと思いましたね。

中には、逆恨みも甚だしいものもありましたし。

なんにせよ、卑劣な行為でしょ。

対処法

そして、そんなストーカーの中には、同じマンション内の住人からのストーカー被害もあるとのことでした。

そのような場合の対処法としては、1つめは、警察に相談すること。

警察の方がマンション世帯1軒1軒をまわって「不審者など問題はありませんか?」っと聞きつつさり気なく住人の顔をチェックしてくれたりするらしいです。

こう言ってはなんだけど、警察って、何かおきてからじゃないと何もしてくれないイメージがあるから、そんな事やってくれるんだと驚きました。

そして2つめは、マンションの警備や管理をしている所に連絡をすること。

マンション内に不審者の注意喚起の張り紙をしてもらうのも良い、とのことでした。

なのですが・・・この話を聞いて、私はふと思い出してしまったことがあり、少しもやもやした気持ちになってしまいました。

今思えば、あれはストーカー?

もう何年も前のことなので今は全然大丈夫なんですけど、実は、当時うちのマンションが契約している警備会社から来ていた警備員の中の1人に、私は何度も部屋番号を聞かれて困ったことがあったのです。

1度目は、先代の愛犬とマンションの下の公園を散歩していた時に、見回りをしている最中であろうマンションの警備員とたぶん偶然会って、

「白いシャツの洗濯物の落とし物があってどうたらこうたらで(←すみません、もう内容も忘れてしまいましたが)お宅は何階ですか?」

みたいな聞かれ方をされて、その時は何となく違和感を感じて、話をはぐらかして答えませんでました。

それでも後日、マンション1階のロビーで警備をしていたその警備員に声をかけられて、再び訳の分からない洗濯物の話を持ち出してきて話しかけられ、その流れで今度は

「何号室ですか?」

と部屋番号を聞いてきたので、

「ウチは問題ないです。大丈夫です。」

とだけ言って逃げました。

さすがに2度も聞かれて不審に思いまして、私は念のために管理室の管理人さんの所へ行って、警備員が言う白いシャツの洗濯物の件について聞いてみたところ

「え?白いシャツですか?特に洗濯物の件で問題になったりはしていませんけど。」

とのことで、ゾッとして

「年配の恰幅のいい警備員さんから、洗濯物のトラブルとやらで何度か部屋番号を質問されたのですが。」

と説明しておきました。

そしてそれ以降、その警備員がロビーにいる時は警戒して足早に通り過ぎるようになった私でしたが、しばらくしてから再びその警備員に呼び止められて、今度は何を思ったのか?例の謎の濯物の話も何もせず、単刀直入に

「お宅、何号室?」

と聞いてきたのです。

これで3度目、怖かったけど、何だかさすがに怒りもふつふつと湧いてきまして

「何で部屋番号を聞くんですか?先日、管理人さんに確認しましたけど、洗濯物の問題は起きてないと聞きましたが!」

と面と向かってキッパリ言って、その後はその警備員とは目も合さないようにして過ごすこと数か月。

警備員を辞めたのか?辞めさせられたのか?他の現場に移動になったのか?は分かりませんが、いつの間にかうちのマンションの警備からその警備員はいなくなりまして、ホッとしたのでした。

ちゃんと頼れる場所が必要と思う

そんなことがあったので、テレビを見ながら「マンション内でストーカー問題があったら、警備員に連絡かぁ・・・うーん・・・」っと複雑な心境になって、なんとなくその事が頭から離れなくなりました。

やっぱりあの時の私、何気に怖かったのかもね(;一_一)

私のようなこの程度のチョットの嫌な思い出でも、未だにこうして頭に残ってしまっていると言うことは、酷いストーカー被害に悩まされている人は、どれほど怖い思いをされているんだろう。

でも、こんな事を言うと元も子もないですけど、世の中には色んな人間がいるから「ストーカー被害が無くなりますように」とかいくら綺麗ごとを言ったところで、ストーカーのような人間がこの世から消えていなくなるはずも無いと思うんですよね。

だからこそ、せめて警察や警備会社など本来は頼りにするべき機関がちゃんと頼れる場所になってくれたら良いのだけど、私が経験したような事があったのも事実なので、少しもやもやした気持ちになってしまったと言うわけです。

頼りにするべき機関がちゃんと頼れる場所になってくれ!と、切に願います。

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