今週末の10月27日(日)は衆議院選挙です。
なのですが、こちら埼玉県某所の我が家には、期日前投票はとっくに始まっていると言うのに、投票所入場券がまだ届いていません。
どうして?と調べてみたところ、衆議院の突然の解散で業務が間に合わなくて、投票所入場券の発送が通常より遅れているらしいです。
私は、もしかしたらわざと投票所入場券の発送をしないでいるのでは?と勘ぐってしまいました。笑
投票所入場券が届かなければ、投票に行く人数もきっと減ってしまうでしょうし、投票しない人が多ければ多いほど、世の中には有利になる側の人がいるのですから。
などといきなり悪態をついてしまいましたが、実は私、お恥ずかしながら30代の半ばくらいまで選挙に行ったことがありませんでした。
私が社会人になったのはバブルがちょうど崩壊してしまった頃だったので、残念ながらバブル期の華やかさも味わえずに旨味の無い社会人生活を続けていましたが、世の中的には、まだ日本経済が凄かった頃の余韻みたいなものが多少なりとも残っていたり、日本って経済的に安定している国だから大丈夫と信じている人が多かった時代でもあったと思うんですよね。
そんなバブル期を謳歌してきた華やかな人たちが、会社の上司や先輩に沢山いて、その雰囲気の中で仕事をしていたので、バブルの恩恵を受けられなかった世代の私だけど、バブル崩壊後の今の日本は想像も出来ませんでした。
まさか、あれから30年経った今になるまで、賃金も物価も上がらないままになるなんて。
だから、選挙にも興味が無かったと言いますか、「誰が総理大臣になったって大差ないいでしょ」くらいに思っていましたし、逆を言えば「誰が総理大臣になったって大して劇的に日本を良くは出来なさそう、だけど、そんなに悪いようにもしないだろう」と、甘く見てしまっていました。
それに、当時の若者の風潮と言うと語弊があるかもしれませんけど、政治や選挙について真剣に考えたり選挙について語ったりすると、ちょっと危ない人と思われたり、面倒くさい人、関わってはいけない人、そんな風にとらえられがちだったと言うか、ちょっと敬遠されがちな時代だったような気がします。
だから、政治や選挙について、語らない、関わらない、みたいな。
でも、放っておいても誰かが経済を復活させてくれるでもなく、ましてや、放っておいた結果が今の日本なので、いくら政治にさほど詳しくない私でも、今のままでは今の子供たちの未来は大変なことになってしまいますぞ!と危機感を感じるようになりました。
「最近の若い人は、旅行にも行かない、車も乗らない、結婚もしない、子供も産まない。」なんて言っている政治家がいましたけど、若者に奨学金と言う名の数百万円もの借金を背負わせて、社会に出たところで増税に増税を重ねているんだから、そりゃぁ無理に決まってるでしょ。
そんなことも分からずに政治家をやっているのか、それとも分かっていて気づかないふりをしているのか。
どちらにせよ、ここから先の我が家の生活も、日本の若い世代の人たちの生活も、自分たちで守らなければと思う今日この頃。
投票したい候補者がいなければ、とりあえず絶対に投票したくないと思う候補者以外の候補者を選ぶのも手ですし、とにかく、選挙に行かない事には何も変えられないのですよね。
今週の衆議院選挙ももちろん「オラぜってぇ投票すっぞ!」と思っております。笑
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