ちくわがあればおでんになる説

【日々の暮らし】

一気に冬がやってきました。

私が一年で一番大好きな秋は、長々と居座った夏の後にチョロッと姿を現したかと思ったら、冬に押しのけられるようにあっと言う間に姿を消してしまいました。

ああ、秋よ、来年はもっと早く来てゆっくりしていっておくれ~…

仕方ないので、慌ててリビングのカーペットをこたつ敷きに取り換えて、机にこたつ布団とカバーをかけ、衣装ケースからセーターや裏起毛の服を引っ張り出してきて、布団の敷きパットも冬用の敷き毛布に変えましたよ(^^;

そして、朝晩の床暖房のタイマーもセット完了。

こうして家の中を色々と冬仕様に切り替えたところで、いよいよ冬だなって気分になってきまして、やっと家の用事を終えて「さて、晩ご飯は何にすっかな?」と考えたら、急に食べたくなったのは「おでん」でした。

冬=おでんが食べたくなる、我ながらなんて単純な思考回路だろうって、思わず「フッ…」て笑っちゃいました。

でもね、隣町の駅前に凄く人気のおでん屋さんがあるんですけど、そこのおでんがまぁ美味しくてですね、寒い季節になるとたまに買って帰るのが冬の楽しみの1つなので、寒くなってくるとおでんが頭に浮かんでしまうのは致し方ないことなのです。

そして私が決まって注文するのは、大根・玉子・昆布・じゃがいも、そして練り物は1種類で、はんぺんか、ちくわか、ぎんなん巻か、ごぼう巻。

いつもこのラインナップです。

なので私、昨年の冬にふと思ったんですよね。

スーパーでおでん種セットを買うと、あれもこれもドッサリ色んな種類の練り物が入っているけど、私にはそんなに練り物はいらないな、と。

そこで、昨年から我が家のおでんには私のおでんの定番の大根・玉子・昆布・じゃがいもの他に、こんにゃくや牛筋を入れることもありますが、練り物は1種類、特にお手軽なちくわになることが多くなりました。

練り物が1つも入らないと、それはただの「煮物」になってしまうのですが、ちくわでも練り物が1つ入るだけで、それは途端にちゃんと「おでん」の味になってくれるのです。

うちのおでんはもうこれでいいじゃん!って思いましたね。笑

そんなわけで昨晩も、大根・玉子・昆布・じゃがいも・ちくわを煮込んで、今年の寒い季節お初の我が家のおでんが完成しました。

おダシは、鰹だしに具の昆布から出た昆布だしが合わさって、優しいお味です。

大根には八等分になる隠し包丁を入れて、おダシ染み染み、

じゃがいもは煮崩れてしまわないように、メイクイーン。

茹で玉子は、昨日は綺麗に殻がむけてくれて、ツルンと湯上り卵肌って感じ♪

そして、煮物ではなくちゃんとおでんになるための主役のちくわ。

食べたいおでん種だけが入っているおでん、いいもんです(*^-^*)

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