以前、仕事仲間だった知人に「料理は得意じゃないので、とにかく簡単で美味しいレシピが一番ありがたいのよねぇ~」とボヤいたところ、知人が「柚子こしょう鍋が簡単で美味しいのよ!」と教えてくれました。
柚子胡椒鍋のレシピ
教えいただいたレシピは確かに超簡単で、白だしでおでんのつゆくらいの濃さのつゆを作り、そこに小さじ1/2くらいの柚子こしょうを少し入れて溶かすだけ。
あまりの簡単さに「え?それだけでいいの?」と聞いてしまいましたが、知人は即答で「そう!そうなのよ!それだけなんだけど、美味しいのよ、これが(*^-^*)」と自信ありげに答えてくれました。笑
ただ、知人は鍋つゆのレシピについては教えてくれましたが具材については何も言っていなかったので、そこらへんはお好みで〜ってことなのだろうと思って、まず最初はオーソドックスに、白菜・長ネギ・えのき・鶏肉・マロニーちゃんなんかを入れて、柚子こしょう鍋を作ってみました。
そして早速いただいてみたところ、ほんのり柚子こしょうの香りと、ピリリと爽やかな辛味が白だしのスープのアクセントになって、とても美味しかったのです。
まさに簡単で美味しい鍋、教えてくれてありがとー!と今でも心から感謝しています。
それ以来、柚子こしょう鍋は我が家の定番になりました。
具材はほんと何でも良くて、豚肉でも鶏肉でも(牛肉は試したことはありませんが)、あとは豆腐や野菜なんかも冷蔵庫にありものの食材で全然大丈夫で、野菜と肉を入れて煮れば簡単に柚子こしょう鍋の完成です。
ちなみに私は、豚肉と舞茸やえのきなどのきのこ類と、白菜や春菊なんかを入れるのが好きです♪
煮物でも美味しい!
余談ですが、この柚子こしょう鍋のつゆは鍋だけでなく煮物や煮びたしに使ってもとても優秀な味付けになってくれます。
蕪とおあげさんの煮物でも美味しいし、白菜とベーコンの煮びたしに使っても美味しいですし、小松菜とお揚げさんの煮びたしもいいですし、とても使い勝手の良い味付けだと思います。
なので、冬は柚子こしょう鍋、暑い時期は煮物の味付けで活躍してくれます。
鍋より少しだけ白だしの量を多くしてしっかりとした味付けにしてから柚子こしょうを入れると、煮物や煮びたしにちょうど良い感じです。
私のお気に入りは「青柚子こしょう」
ところで、柚子こしょうとは九州地方で親しまれている調味料のことで、柚子の皮と唐辛子(九州地方では「こしょう」と呼ぶ)を主に塩を加えた柚子の香りと唐辛子の辛みが特徴の万能調味料です。(かなり塩味が強いです)
産地としては、大分県と福岡県が有名なのだそうですが、その他に、夫の地元である高知県や、徳島県でも柚子こしょうが製造されているそうです。
でも、知人から柚子こしょう鍋のレシピを教えてもらったばかりの頃は、私は柚子こしょうと言う調味料の存在を知らなかったんですね。
なので、柚子こしょう鍋を初めて作った時は、最初は近所のスーパーで買った普通の?柚子こしょうを使っていました。
でも、柚子こしょう鍋がすっかり我が家の定番料理になった頃、夫の地元である高知へ帰省した時に、実家の近所のスーパーで夫が「柚子こしょうはコレがいい。」と言って高知で買って帰ったのが、「青柚子こしょう」でした。
青柚子こしょうは、まだ熟していない青い柚子の皮と青唐辛子に塩を混ぜて作られたもので、普通の柚子こしょうより青柚子のさわやかな香りと青唐辛子のサッパリとした辛味が特徴で、夫におすすめされて青柚子こしょうを味わってからは、私はすっかり青柚子こしょう派になりました。
それ以来、我が家は青柚子こしょうを使っているのですが、こちら埼玉県でも手に入りやすい青柚子こしょうを幾つか試してみたところ、今は「フンドーキン」の「青柚子こしょう」が我が家の定番となりました。
とにかく爽やかな風味で、とっても好みなのです。
ちなみに、我が家が使っている白だしは、化学調味料・保存料無添加の「節辰商店」の「鰹白だし」
もしくは、「創味」の「白だし」です。
「青柚子こしょう」と「白だし」の組み合わせは最高です♪
おすすめです(*^-^*)
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