猫くんの「いってらっしゃい」と「おかえり」がたまらなく嬉しい夫

小さい家族

我が家の先代の愛犬は、里親会の方に保護されるまでの生い立ちが影響してしまったのか、それとも単に性格だったのか、どちらにせよ、家族としてはもっとのびのびと暮らしてくれていいんだよぉぉぉ~と思ってしまうほど、とても大人しいワンコでした。

家の中で走り回ったりもしないばかりか、家の中で移動する場所はわずか3か所で、リビングにある愛犬の長座布団か、リビングの机(こたつ)か、夫か私の布団だけでした。

唯一自分から家の中を歩いて移動したのは、お散歩に行く時だけでしたね。

お散歩へ行くためにリードやハーネスを付けてあげると、玄関に置いてあった移動用ケージに自分から入りに行って、散歩から帰ってきたら移動用ケージから出て足を拭いて、またリビングにある自分の長座布団に戻る時くらいなものでした。

なのでもちろん、夫や私が出かける時も、家に帰って来た時も、玄関までやって来てお見送りや大歓迎でおむかえしてくれるなんてシチュエーションは一度もありませんでした(^^;

ちょっぴり残念でしたけど(^^;それほど大人しい仔だったのです。

 

そしてそれを猫くんも引き継いだらしく(?)、猫くんが我が家にきて4年間くらいは、玄関へは下駄箱の上に置いてある物にイタズラする時に行くくらいで、お見送りやおむかえのために玄関まで来てくれることはありませんでした。

ところが昨年くらいから、毎朝私が会社に行く夫に玄関で「行ってらっしゃい~」とお見送りをしてから、パッと振り返ると、猫くんが廊下の途中まで来ているようになったのです。

そして、閉まりかけている玄関のドアの向こうに夫がいると思っているのか?廊下の途中からドアのすき間を覗くように見て、ドアを閉めると「はい、今日もお父ちゃんはこのドアの向こうに行ったんですね。」とばかりにクルリときびすを返してリビングに戻って行くのです。

なので、ある日夫に「猫くんが廊下までお見送りに来てくれてるんだよ。」と写真を見せて教えてあげたら、その日から毎日のように「今日もお見送りに来た?」「今日も廊下まで来てた?」と聞いてくるようになった夫。

猫くんに「いってらっしゃい」とお見送りをしてもらえるのがよほど嬉しいみたいです。笑

 

そして夜は、夫の「会社を出た~」の帰るコールから計算して、そろそろ家に着く頃かな?というタイミングを見計らって私がマンションの廊下側の部屋の窓を開けて廊下が見えるようにしてあげると、それが合図となって「そろそろお父ちゃんが帰ってくるんだ!」と猫くんも分かるようで、窓の網戸越しにずーっとマンションの廊下を見ているようになりました。

夫にしてみれば、マンションのエレベーターを降りて家に向かって歩いてきたら、猫くんが網戸越しに「おかえり」と待ってくれているのですから、これまたよほど嬉しいらしくて、人目もはばからず廊下に立ち止まって網戸越しに猫くんに「はい、ただいま~。待っててくれたの?にゃ~?にゃ~?」などと話しかけているのです。

何も知らない人が夫の姿を見たら「廊下から黙って人の家を覗き込んでる怪しい奴がいる!」と騒ぎになりかねないので、私は「いいから早く家の中に入って!」と何度注意したことか(^^;

 

とにもかくにも、毎朝ドアの向こうへ行く夫、毎晩ドアから猫くんのいる場所に戻って来る夫、猫くんはそーゆー我が家の生活リズムをちゃんと覚えて、興味を持つようになってくれて、少しずつ少しずつ合わせて暮らしてくれているんだなと思うと、なんとも幸せなことだなと思います。

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