大奥にタイムスリップ!東京国立博物館 特別展「江戸☆大奥」に行ってきました!

・散策

上野の東京国立博物館で開催されている特別展「江戸☆大奥」に行ってきました!

大奥とは

皆さん、「大奥」をご存知ですか?

大奥とは、江戸幕府の将軍の世継ぎを産み育てるために二代将軍 徳川秀忠 の時代に確立され、江戸城本丸の奥にあった将軍以外の男子禁制の場所で、将軍の正室(御台所)や側室や、その子女、そして彼女たちの世話をする奥女中たちが生活していました。

私は大奥と言うと、2003年から「火曜時代劇」枠で放送が始まった、菅野美穂さんが演じる篤子と浅野ゆう子さんが演じる大奥総取締の瀧山の大奥が今でも忘れられません。

美しく煌びやかな生活でありながら、女性ならではのドロドロ感、出たくても出ることが許されない大奥、こんな場所が本当にあっのかと思うと目が離せないストーリーでしたし、大奥を見て以来、私の中では大奥総取締は美しくて強くて迫力もあって物悲しい瀧山と言う役を見事に演じ切っていた浅野ゆう子さん一択なんですよね。

ただまあ、実在した本物の瀧山様と言う女性が浅野ゆう子さんが演じたような人だったはずはないと思うので(^^;実際はどんな人だったんだろうなぁ?なんて思いを馳せてみたりしていました。

 

宝珠山 錫杖寺

そんな私に、意外なご縁がありました。

昨年、埼玉県の川口市にある「宝珠山 錫杖寺」と言うお寺で、お坊様ご自身も初めて見たという秘仏を特別公開していると情報を入手したので、神社仏閣秘仏大好き人間の私は、このチャンスを逃してなるものかと特別拝観に行ってみました。

そして、お坊様に案内していただいて秘仏を拝見する機会をいただいたわけなんですけれども、これぞまさに棚から牡丹餅、私は秘仏を拝見出来たのと同じくらい貴重な体験をすることになりました。

こちら錫杖寺には、なんと、あの大奥の瀧山様のお墓があり、瀧山様が移動で使われた籠も保存されていて、籠も拝見することが出来ましたし、瀧山様のお墓もお参りさせていただくことが出来たのです!

江戸、大奥、となればお墓は東京のどこかにあるのかなと思っていましたが、我が家が暮らす埼玉県の同県内に瀧山様は眠っておられました。

そして、この時にお坊様から「瀧山様のこの籠を今度、東京国立博物館で開催される大奥展に貸し出しすることになっているんですよ(^^)」と教えていただき、これは絶対に見に行こう!と決めたのでした。

 

特別展「江戸☆大奥」

そして先日、上野の東京国立博物館の平成館 特別展示室 で開催されている特別展「江戸☆大奥」へ行ってきました。

期間は、2025年7月19日(土) ~ 2025年9月21日(日)です。(※会期中に一部作品の展示替えあり)

特別展「江戸☆大奥」では、よしながふみさんの男女逆転した大奥を描いた漫画大奥(白泉社) や、

山村東さんの大奥を舞台にした猫と人間の静かでユーモラスな日々を描く漫画猫奥(講談社)のカットが大きく拡大されていました。

どちらも大好きな漫画なので、等身大くらいの大きさで絵を見ることが出来て嬉しかったです!(←「写真撮影可」ブースなのも嬉しい!)
そして、大奥で実際に着られていた見事な刺繍模様の着物の数々
五代将軍綱吉が側室の瑞春院(お伝の方)に贈り物の上に掛けて送ったと伝えられる最高の刺繍技術を用いて制作された掛袱紗

明治時代に入ってから楊洲周延によって「大奥ってこんな所だったらしいですよ~」と描かれたという錦絵『千代田の大奥』(40場面)

大奥で演じられた歌舞伎の豪華絢爛な衣装たち。

そして、私もドラマで見た大奥に登場していた篤姫様、和宮様、絵島様、瀧山様などのゆかりの品も展示してあり、錫杖寺で拝見した瀧山様の籠も東京国立博物館で再びゆっくり拝見することができました!

ちなみに、私は音声ガイドは利用しませんでしたが、音声ガイドの声を担当されているのは「将軍」で大奥総取締を演じた冨永愛さんだそうです。

いやぁ、大奥、堪能しました。

時代を超えて実際の大奥を間近で見れたような、そんな充実感です。

錫杖寺のお坊様に偶然いただいたような瀧山様と大奥とのご縁に、感謝いたします(*^-^*)

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