【本当にたたかったお嫁さま】その14.どんな結婚式がしたいのか考えてみた

・本当にたたかったお嫁さま

前回の【本当にたたかったお嫁さま】その13.「結婚式を決められない!」では、

2000年、春。

結婚式をすることになったものの、親には相談なんて出来ないし、カレの仕事がめちゃくちゃ忙しい時期に突入してしまったのと、「基本的に結婚式はなばなの好きなようにしていいよ。」とのことで、とりあえず私1人で結婚式場やプランなどを選んである程度絞り込むことになりました。

でも、元々「私、こんな感じの結婚式がしたいのっ!」みたいな夢があったわけではないので、どんなにゼクシィを熟読したところで「へぇ~」「ほぉ~」「ふぅん~」といつまでたっても決めきれなかったので、一旦引き出しにしまい完全に振り出しに戻りまして。

そもそも私はどんな結婚式がしたいんだろう?と考えてみることにしたのでした。

今日はそのへんのお話をしたいと思います(^^)

 

衣装は?

せっかく日本人に生まれたので、白無垢・色打掛・引き振袖のような和装も素敵だなって思いましたね。

でも、背は高くないしお世辞にも細身とも言えない私が、和装にして万が一お相撲さんのように「どすこい感」が出てしまったら悲しいので、ウェディングドレスをチョイス。

挙式スタイルは?

和装にしないことで、自動的に神前式や仏前式の挙式スタイルの選択肢を消しました。

招待客は?

もともとは結婚式はやらないつもりだったけど、母の

「結婚式はやった方が良いわよ。結婚式をして親戚にご挨拶しておかないと、親戚に不幸があった時にお葬式の場で『はじめまして』なんて挨拶することになっちゃうでしょ。」

の言葉に納得して結婚式をすることにしたので、お互いの両親と叔父叔母までの親戚は招待することは決定事項として、カレも私も両親と親戚が各10名くらいずつで、合わせて20名くらい。

それに加えて、なるべく内輪だけな結婚式にしたいと思ったので、会社の上司などは招待せず、幼馴染や友達や会社の仲間など近しい人だけにすれば、お互い10人~20人くらいってところで、2人合わせてだいたい30名くらい。

これで、合わせて50名前後の招待客数になると予想しました。

挙式をする場所は?

招待客の人数の予想をしたことで「50人前後の挙式が出来るところ」が挙式をする場所の第一条件になりました。

そして、若い人たちだけならまだしも高齢の親や親戚を招待するとなると、当時はまだ珍しかったレストランウェディングはちょっと落ち着かないかな?と配慮して、レストランウェディングの選択肢は消えました。

でも、私が唯一、結婚式で何かにこだわりたいとしたら、招待客の皆さんに美味しい食事をしてもらいたいなと思いました。

こうして初めて結婚式の自分の希望と条件を考えたことで具体的なビジョンが見えて来て、やっと3ケ所の候補が見つかりました。

まずは、銀座にあるちょっと格式のあるレストランが経営している中規模の結婚式場でした。

レストランウェディングではないけれど「レストランが作る料理を披露宴で食べていただける結婚式場」とのことで、ここを第一候補として選びました。

続いて、遠方から来てもらうことになるカレの両親や親戚たちのために交通の便が良い所を選ぶことにして、第二候補として品川にある「ホテルでの結婚式」、そして第三候補で池之端(上野)にある「結婚式場」を選んでみました。

こうして、レストランウェディングじゃないけどレストランがやっている結婚式と、ホテルの結婚式と、いわゆる結婚式に特化した結婚式場の結婚式、三者三様の結婚式を候補に入れたことになりました。

 

やっと候補を選び終えた私は、さっそくカレに電話をして候補の3ケ所を伝えたところ、カレも結婚式についての知識はないので「へぇ!」と感心しきりで特に問題は無いとのことで、週末に予定を合わせて候補の3ケ所全て見学に行ってみることになりました。

もちろん、私のことを絶賛完全無視中の母にも、娘の結婚の準備にノータッチの父にも、相談も話も出来るような状態ではなかったので話もせずに、2人だけで行くことにしたのでした。   ~ つづく ~

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