血液検査結果に焦って先生を笑わせてしまった件

体調管理

私は月に1度のペースで通院していて、アレルギー症状と血圧のコントロールをしてもらっています。

毎回の診察内容はおおむね、毎日測定して記入している血圧手帳を先生に確認してもらい、その時々のアレルギー症状の相談をして、それに対して薬の種類や量を調節してもらい、最後に聴診器で心音のチェックをしてもらって終了です。

なのですが、年に1度のペースで呼吸器の検査(アレルギー性喘息)や健康状態の確認のための血液検査もしてくれていて、ちょうど1ヶ月ほど前に「そろそろ1年経つので血液検査をしましょうか。」と言うことで、血液検査をしました。

そして今週の水曜日、月に一度の通院で病院へ行って、検査結果を受け取りました。

 

検査結果の用紙はいつも、

  1. 待合室で診察の順番を待っている間に、看護師さんが渡しにきてくれて
  2. 先に検査結果の用紙を受け取ってから
  3. 診察の順番が来たら診察室に入り、先生から直接、検査結果について話をしていただだく

と言う流れになっているので、診察の順番を大人しく待っていれば先生からちゃんと検査結果の説明をしていただけることは分かっているんだけど、人間、やっぱり自分の検査結果って気になるじゃないですか。

なので、看護師さんから先に受け取った検査結果を、待合室で待っている間に一人でじっくり見てしまうわけですよ。

すると、よく分からない検査項目がズラリと並んでいて、その各項目の横に自分の血液検査結果の数値、さらにその横にその項目の基準値(〇〇以下、とか、〇〇~○○)が書かれているんですけど・・・

 

何やら今回の血液検査結果で、これまで気にしたことも無い「CRP定量」と言う検査項目の数値に「H」の文字が付いているのを発見しました。

Hは言うまでも無くHigh、数値が高いですよ~のマークです。

CRP定量の基準値は0.14以下となっているのに、私の検査結果の数値は、まさかの421。

「ゲッ!Hが付いてる?!CRP定量って何だろう?」と焦った私は、すぐさまスマホを取り出して、CRP定量について調べてみました。

すると、ネット情報によると

CRP定量は、炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するC反応性蛋白(CRP)の量を測定する検査です。炎症の早期診断や、感染症や膠原病などの炎症性疾患、心筋梗塞や悪性腫瘍などの組織崩壊の有無を調べるために用いられます。 

と書かれていました。

膠原病などの炎症性疾患・・・心筋梗塞・・・悪性腫瘍・・・嫌な検査項目で高い数値が出てしまった・・・私はすっかり意気消沈し、ドキドキしながら診察の順番を待ったのでした。

 

そしてついに、私の名前が呼ばれて、診察の順番になりました。

診察室に入ると、先生はいつもと変わりない様子で提出した血圧手帳を見ながら「血圧、いいですね。」から始まったんですけど、今回ばかりは私も血圧どころの話ではありません。

先に受け取っていた血液検査の用紙を先生の前にスッと差し出し、CRP定量の項目を指さしながら「先生、それより…ここ、まずいですよね?」と、先生の話をちょっと遮るような感じで聞いてしまいました。

すると先生は「ああ、このくらいは問題ないです。」と、気にも留めない様子。

でも、数値的に本当にこれが問題無いとは思えなかった私は「えっ?でも…『421』って…」と、もう一度聞き返してしまったら、先生はちょっとビックリしたようなリアクションを取って、即答で

「ん?400あったら死んでます。40でも死んでます。それ、421じゃなくて『0.421』です。」

「え?…ええっ?!(;゚Д゚)」

ビビりまくっている私と目が合った先生は、思わずマスクの下で「くっ・・くっくっく・・・」と笑ってしまっていて、それに釣られて私もクスクスと笑ってしまい、命の危機から一転してほのぼの空間となった診察室でした。笑

加えて先生は「0.14以下ってなってますけど、ちょっと風邪ひいたくらいで0.3とか0.4くらいになるので、問題無いです。」と教えてくれたのでした。

 

いやぁ~、今回はHの文字にビビって「0.」を見落として「421」だけに目が行ってしまっていて、思い込みって、恐ろしいです(^^;

それに、幸いにも大した事ではなかったのに、血液検査項目について詳しくないので、余計に一人で焦ってドキドキしてしまいました。

でもね、そんな時に先生が「ちゃんと見て下さい!」とか怒ることなく、ビビりまくっているおばさんを見て笑ってくれたことで、こうして笑い話としてここに書けたわけで。

そんな先生の対応に、感謝感謝なのでした。

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