私はアレルギー体質なのですが、30代後半の頃に人生で初めてアレルギー性喘息にかかりました。
アレルギー性喘息について
最初は、風邪をひいただけでした。
そして、1週間ほどで発熱や鼻水などのよくある風邪の症状は治ったのに、咳だけが残ってしまって「長引いているなぁ~(--;」くらいに思っていたんですけど、1ヶ月経っても咳だけが一向に治まらなくて、いい加減「これはちょっと変だぞ?」と思って病院へ行ったところ、アレルギー性喘息と診断されました。
年齢を重ねるごとに、初めて発症するアレルギー症状が1つ、また1つと増えてきている時期でした。
ただ幸いなのは、一般的な喘息(慢性)ではなくて「アレルギー性」なので、症状は一過性のもので、症状が出る度に病院へ行って薬で治療すれば治りますので、慢性の喘息にはなりません。
でも、アレルギー性だからと言って咳を放っておくと慢性化してしまい、本当の喘息になってしまうので、要注意です。
咳が長引いているなと感じたら、放置せずすぐに病院へ行って治療することが大事というわけです。
喉が弱くなってしまいました
人生で初めてアレルギー性喘息になってしまった時は病院で薬をもらって治療して治りましたし、その後も何度か風邪からアレルギー性喘息になりましたが、その度に治療して治しています。
でも、アレルギー性喘息になる度にしばらく咳き込むことになるので、それが良くないのかなぁと思うのですが、アレルギー性喘息云々ではなくそもそもの咽が何だか弱くなってしまったようで、少しのホコリっぽさとか、空気の乾燥とか、室内から外に出た時の温度差とか、ささいなことに喉が耐えられないようになって、日頃から咳が出がちになってしまいました。
なので仕事をしていた頃は、仕事中もミンティアとかフリスクなどミント系のタブレットや、蜂蜜100%で作られた飴などをポケットに常備していて、急に咽がイガイガして咳が出はじめたら1粒2粒口に放り込んで応急処置?をしていましたし、今でも必ず鞄に入れて持ち歩いています。
今のご時世、いくらマスクをしていても電車やバスの中でゲホゲホしてしまっては、周りの皆さんもちょっと嫌な気分になってしまうと思うので、そのへんは私も非常に気を使うポイントなのです。
咳や喉の痛みに効果がある「金柑」
そんな咽の状態なので、タブレットや飴に頼るばかりでなく、家でも自分で出来る喉に良い対策はないかな?と考えまして、12~13年くらい前から毎年このくらいの時期になると、咽に良いと言われている「金柑」で甘露煮を作るようになりました。
金柑とは
金柑(キンカン)とは、甘みと酸味とほのかな苦みを持ち合わせた柑橘の果物で、一口サイズで皮ごと食べることが出来ます。
近年では、完熟になった金柑は糖度が高く、生食で食べるのが人気なんですって。
そして、金柑の栄養はビタミンCが豊富なので、風邪の予防や美容と健康に効果があるといわれています。
また、皮ごと食べることで、毛細血管の強化や血圧の上昇を抑制するとされているビタミンP、骨粗鬆症を予防するカルシウム、抗酸化作用で動脈硬化を予防するビタミンEを、効率よく取ることができるとのこと。
血圧上昇の抑制、骨粗鬆症予防、動脈硬化予防、どれも大事!全部大事!めちゃくちゃ大事!
金柑の栄養にすがるお年頃の私でございます。笑
金柑が喉に良い理由
金柑は、喉に良いとされる栄養素が豊富に含まれています。
- ビタミンC :レモンと同量のビタミンCが含まれていて、免疫力を高めたり、抗酸化作用が期待できます。
- ヘスペリジン :皮に多く含まれ、喉や扁桃腺の炎症を抑え、腫れや痛みを軽減する作用、そして、ビタミンCの吸収を助ける働きもあります。
- シネフリン :気管支筋弛緩作用などがあり、咳止め効果があると考えられています。
- カルシウム :骨や歯を作り、神経の興奮や緊張を鎮める働きがあります。
- β―クリプトキサンチン :抗酸化作用があり呼吸器系疾患のリスクを低下させます。
- 物繊維 :皮やスジの部分には食物繊維が豊富で、体内の有害物質を吸着して排泄する働きがあります。
そんなわけで、喉の弱い私には嬉しい果物であり、金柑の効能を最大限に得るためには、やはり、皮ごと食べるのが一番と言うことのようです。
金柑の甘露煮の作り方
金柑の甘露煮を私が初めて作った時は、切り方と種の取り出し方はコチラのレシピ、アク抜きはコチラのレシピ、煮詰め方はコチラのレシピ、と、色んな方のレシピを参考にしたりして作りました。
そして、それが以降の私の金柑の甘露煮作りのベースになっていているのですが、当時参考にさせていただいたレシピがどれだったのか?はもう覚えていないので、残念ながらご紹介できません。
ただ、ヘタの取り方、タネの取り方、アクの抜き方など、今の私の金柑の甘露煮の作り方とほぼ同じ作り方をされている方の動画を見つけたので、今日はこちらをご紹介させていただきたいと思います。
ちなみに、私は普通の砂糖とてんさい糖を半々くらいで煮詰めるので、こちらのレシピと違うのはそこくらいですね。
今年も丸くて小さくてオレンジの可愛い金柑の甘露煮が完成です♪
お茶請けにも丁度いいし。
金柑の甘露煮とシロップを紅茶に入れて飲むと、レモンティーとはまた違った柑橘の風味と甘さで、これまた美味。
そして、喉がしっかり潤ってくれるみたいで、急に喉がイガイガしたり、乾燥で喉がくっ付くような感じもかなり軽減されて、ありがたいです。
今年の冬も、金柑の甘露煮紅茶で喉をいたわりたいと思いま~す。
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