11月の中旬に渋柿を買ってきて干し柿作りの作業をしましたが、今年も無事に干し柿が出来上がりました!
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干し柿に歯形
1週間ほど前、干し柿がだいぶいい感じに干しあがってきたので、最後の仕上げで揉んで繊維を切る作業をしてから、吊るしていた紐から外し、平干しにしました。
これで、柿の中心部分にわずかに残っている水分が全体に均等に広がってくれれば、ほぼ完成となります。
なのですが、先日、脚立にかけて家の中で干していた干し柿の紐がちょっとズレていて、猫くんがチョイチョイとちょっかいを出したのかな?くらいに思っていたのですが、平干の作業をしていたところ、干し柿の1個だけ歯形が付いているのを発見しました。
見た感じ嚙み切って食べたようではないので、どうやら、家の中でぶら下がっている謎の物体に興味津々でカプッと噛みついてみたものの、猫くん的にはそんなに美味しい物じゃなかったのかもしれません。笑
でもまぁ大丈夫です。
猫くんか噛みついた歯形付きの干し柿は、お母ちゃんが美味しくいただくからね。
いざ、実食
じゃぁぁぁーーーん(*^-^*)
1週間ほどザルで平干ししながら何度かひっくり返して干していましたが、周りに白いショ糖が出てきて硬さもしっかりしてきたので、干し柿の完成です。
今年は今までで一番大きいサイズの渋柿だったので、干していた期間も例年より少し長めでしたが、木枯らしとマンション特有のビル風のおかげでしっかり中まで水分も飛んで、無事に干しあがってくれました。
緑茶を淹れて、さっそく食べてみました。
自然の甘みだけど周りにショ糖も出て、しっかりとした甘みです。
そして硬さは、外側の見た目より中は柔らかくねっとりとした食感、これぞ私の好きな干し柿と言った感じでした。
そして緑茶、そして干し柿、そして緑茶、そして干し柿、至福のリピートです。
寒い冬、こたつでいただくみかんも最高だけど、熱々の緑茶と干し柿もイイもんです(^^)
「干し柿入り紅白なます」が絶品
ちなみに、干し柿はこのまま平干しの状態にしておいても大丈夫ですが、さらに少しずつ水分が抜けて行くので周りがもっと真っ白になり、硬さが増していきます。
なので、程よい硬さで保存したい場合は、1個ずつラップで包んで冷凍保存しておくことをお勧めします。
食べたい時に取り出して、自然解凍して食べられます。
また、あえて少し硬くなるまで干し続けた干し柿は、お正月に紅白なますに入れるととても美味しいです。
= 材料 =
- 大根 200g
- 人参 50g
- 塩少々
- ★酢 大さじ3
- ★砂糖 大さじ1
- ★塩 少々
- 干し柿1個
= 作り方 =
- 皮をむいた大根と人参を千切りにする
- ボウルに①と塩少々を入れて混ぜ合わせ、5分ほど置く
- ②の水気を絞る
- 保存容器に③と★を入れて混ぜ合わせる
- 干し柿を細切りにする
- ④に⑤を入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で2時間ほど漬け込んで完成
砂糖の量を減らして干し柿の甘みを足すこの紅白なますは、毎年お正月に作っているのですが、干し柿の旨みとでも言いますか、とろりとお酢に馴染んだ干し柿が味を引き立ててくれるのです。
干し柿入り紅白なます、よろしければお正月にぜひ。ぜひぜひ。
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