相変わらずお米の値段が高いです。
我が家がよくお米を買う近所のスーパーでは、5kgのお米の価格は以前と比べるとだいたい1.5倍~2倍くらいになっている感じですかね。
でもこれって、農業に詳しくない私ですら、農家さんのせいではないよねって思います。
農家のみなさんが一生懸命お米を作ってくれても、作れば作っただけ赤字になるくらい収入が減っていて、それで消費者の元にお米が届く頃には以前の2倍くらいの価格になっているのであれば、農家さんと消費者との間で暗躍している何者かがいるとしか考えられないものねぇ。
それが、農林水産省なのか、天下りの人間たちなのか、JAなのか、外国人なのか、はたまたそれら全てなのか?
とにかく、ろくでもないですね。
ただまあ、これはお米に限ったことではなくて、頑張ってくれている農家や畜産や酪農などなど、日本の食を支えてくれている人たちがしっかり事業として安定して続けられるようにしないと本当に日本はまずいと思うから、微力にもならないかもしれませんけど、応援する気持ちを心に止めて日々の食材選びと買い物をしたりしています。
などなど思うところは色々あって、アレもコレも言いたい気持ちになりますが、個人的な意見はこれくらいにしまして。
今日、いつもの近所のスーパーに行った時に、お米のコーナーをのぞいてみたんですね。
実はここのスーパー、新しいお米をバックヤードから出して来て陳列棚に品出しする時に、前から陳列棚に置いてあったお米を値引きしたり、時には半額にしたりすることがあるので、時々チェックしているのです。
お米は生鮮食品ではありますが、半月や1ヶ月くらいの賞味期限の差ごときで値引してくれるなら、このご時世ですし、ありがた~く値引きシールが張られたお米を買わせていただいております。
そして私がお米のコーナーをのぞきに行ってみた時に、若い男性従業員の方がちょうど陳列棚に新しいお米の補充をしていたので「お♪もしかして値引きシール貼ってあるかな?」と思ったんですけど、今日はまだ値引きシールを貼る日ではなかったみたいで、ただただ新しいお米を補充しているだけだったみたいです。
ちょうどその時です。
白髪のお爺さんがニコニコしながらふらぁ~っとやってきて、お米の補充をしている男性従業員に話しかけました。
「お米、いつ安くなるのぉ?(#^^#)」
この ⇑ 質問はたぶん、上記の値引きシールのことだと私にはすぐに分かりましたけど、どうやら男性従業員はそのことに気付いていなかったようで?
「これはお店で決められた価格なので・・・自分はどうも出来ないです・・・」
と、ちょっと怪訝そうな顔をしながら面倒くさそうに返事をしていました。
もしかして、お爺さんに「ここのスーパーのお米の販売価格を早く安くしてよ!」と迫られていると勘違いしたのかな?
ちょっと的外れな返事をしていました。
それでもお爺さんはニコニコしながら
「最近お米、高いよねぇ~(#^^#)」
と話しかけたのですが、今度は男性従業員はあからさまにムッとした顔になったので、私は心の中で「ん?なんで君がムッとする必要がある(??)」と気になってしまって、思わず2人のやり取りに聞き耳を立ててしまったら、
「今はそうゆうご時世ですからね!仕方ないんじゃないですか?!」
と、けんもほろろなお返事で、ついにお爺さんは男性従業員が不機嫌なことに気付いたようで、なんとも言えない表情になってお米を1袋手に取って離れて行かれました。
たぶんお爺さんは「お米の値段が高くなっちゃったよね~、大変だよね~、やれやれだよね~」くらいの、ちょっと雑談がしたかっただけなんだろうなぁと思うのです。
それに対して、まっとうな返事をしているようで全く的を得ていなかった若い男性従業員。
「ただの雑談一つで、そげんカリカリせんでも…(・・;」と、その時はちょっと思ってしまいました。
でも、世の中には色んな人がいますからねぇ。
もしかしたら、お米の価格が高騰したことでスーパーの従業員の方たちも買い物客に、言われても仕方のないような無理な要求や小言を幾度となく言われてきた結果なのかもしれないですね。
そう考えると、今日の男性従業員の返事のつじつまが合うような気がします。
お米の価格が高騰して苦しい消費者も、お米を販売しているスーパーも、どちらも悪くないのにね、世の中があちこちでギスギスしてきているこの感じ。
原因は何?
そんな状況を変えるには、一人でも多くの日本人が自分たちのために選挙に行って、今の日本を変えて行く必要があるなぁと切に思います。
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