私だってね、こんなことを自分で改めて言いたくはないですけどね、私の顔は、奥二重ですし、鼻もちょっとの鼻炎で呼吸がしにくくなっちゃうくらいの高さしかないし、確実にテルマエロマエで言うところの「平たい顔族」なんですね。
目鼻立ちがハッキリしていて「もしかしてハーフかな?英語も話せるかな?」なんてオーラは一切無いにも関わらず、私は昔から外国人の方に道を聞かれたり話しかけられたりすることがけっこう多くて、人生で一番最初に外国人の方に道を聞かれたのは、10歳くらいの時でした。
ただ、その時の外国人の方は最初は英語で話かけてきましたけど、あからさまにポカン顔している小学生の私の顔を見て「やっぱ通じんか…」と焦った感じで、鞄から紙切れのメモを取り出して見せてきました。
メモがあるなら最初から見せてよ~と小学生ながらに思いましたが、そのメモには、その外国人の方が見様見真似で書いたんだろうなぁ思われるミミズのはったような字で実家の最寄り駅の駅名が書いてあったので、私は「こっちだよ~」と手招きするジェスチャーをして駅前の通りに出るまで50メートルくらい一緒に歩いて案内しまして。
駅前の通りに出た所で、英語を習うのは中学生に入ってからの時代だった小学生は「Go straight.」の一言さえも言えず、さっぽろ羊ヶ丘展望台にあるクラーク博士像のように黙ったままビシッと駅の方向を指さして、何とか道案内のミッションを終了。
今から45年も前の私、頑張りました。笑
その後、学校で英語を習いましたし、時を経て既に人生を折り返した年齢になりましたが、お恥ずかしながら、私は未だに英会話は出来ません。
それでも相変わらずちょいちょい外国人の方に話しかけられていまして、例えば、近所のコンビニに行ったらコンビニの前で(たぶんこんな感じの質問をされた→)「このタバコが買いたいんだけど、ここのコンビニには売ってなくて、このタバコを売っている店を教えて下さい。」と聞かれたので、とりあえずスマホで地図を開いて見せて、タバコの販売をしている近所のスーパーの場所を教えました。
ラグビーの試合を観戦に行った時は、たまたま隣を歩いていた外国人のお姉さんに(たぶんこんな感じのことを言われた→)「あなたはオールブラックスファンなのね?私たちとはライバルね!ウフフッ!」とお茶目な感じで話しかけられたので、満面の笑みだけお返しして、会話は出来ず。
ショッピングモーで外国人の女性に急にペラペラペラッと英語で話しかけられた時は、もう英語のスピードが速すぎて何を言っているかも分からず、小さな声で「sorry…分かりません」と日本語で返事してしまうありさまでした。
とにかく、話しかけられた内容が何とか分かったとしても英語で答えることが出来ないし、話しかけられた内容ですら理解できないこともしばしばで、英語が話せたらイイなぁと今でも思ってはいますが、思うだけで英会話教室に通うでもなく、TOEICの勉強をするでもなく、ネイティブの英語のスピードの速さに耳が追い付かずヒヤリングもからっきしです。
でも、本当に便利な世の中になってくれました。
スマホの普及と共に「無料の翻訳アプリ」も高機能になってきたので、最近とても助かっています。
私が使っているのは、対応言語数が243ヶ国語の「Google 翻訳」です。(とは言え、私は日本語と英語の翻訳しか使ったことないですけど。笑)
他にも無料の翻訳アプリは色々ありますが、例えば「Papago」の対応言語数は13ヶ国語、「VoiceTra」は31ヶ国語、「DeepL翻訳」は31ヶ国語、「Microsoft Translator」は100ヶ国語以上、と言った感じで、対応言語数は「Google 翻訳」が圧倒的に多いです。
それに加えて私がすごく助かるなぁと思っている機能は、マイクボタンを押せば、話した言葉がそのまま翻訳されて外国語の音声で返事が出来ることです。(口コミでは英語以外の言語では翻訳精度は落ちるみたい?ですが…)
いちいち、日本語から外国語に翻訳して→翻訳された文章を見せて読んでもらって→今度は外国語から日本語に翻訳して→翻訳された文章を私が読む、なんて必要もなくスムーズに会話が出来るのがとてもありがたいです。
おかげで今では外国人の方に話しかけられても「ヒィ…」とならずに済んでいますわよ。笑
翻訳アプリで他力だろうと何だろうと、ちょっとした意思疎通が可能になってくれたことに感謝です。
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