敷布団でSDGs!

【日々の暮らし】

今では日本の暮らしもベッドが主流になってきている感じがしますが、私はベッドではなくて布団で寝ています。

何が何でも布団じゃなきゃイヤ!と言うわけではなくて、畳の和室に布団を敷いて寝る、結局は子供の頃から生活習慣を変えられないまま今に至っているだけなんですけどね。笑

でも、今までベッドに変えなかったのには、布団には布団の良さみたいなものを私なりに感じているからなんだろうなと、ふと思いました。

干した布団が好き

布団の良さって何だろう?

改めて考えてみると、やっぱり私は何といっても、布団を干した時のあの気持ち良さが好きです

特に今の時期は、寝ている時に汗もかなりかいているみたいで、真夏の炎天下のベランダで一日干して夕方に取り込む時には、布団もふんわり膨らんでいるし、心なしか重さも軽くなっているような気がするんですよね。

そして、パリッと乾いてふかふかになった布団に寝ると、お日様の匂いがするのも好きです

本当かどうかは分からない情報ですが、この「お日様の匂い」と言われているものは、干すことで布団の中で死んだダニの死骸の臭いだとか小耳にはさんだこともありますが(^^;たとえそれが本当だとしても、いい匂いだなって思ってしまいます。笑

あと、今の時期ならではの注意点としては、夕方に取り込んだ熱々の布団をそのまま畳んで押し入れにいれてしまうと、夜になって布団を敷いた時に冗談ではなく本当にまだ熱が残っていて、その布団の上に横になると、それはまるで岩盤浴のよう…

たぶん本当に寝ていて熱中症になりかねないと思うので、布団を取り込んだらそのまま和室に広げて冷ましておいた方がいいと思います。

先日最高気温38度を記録した日は、取り込んだばかりの布団に猫くんが「わーい!布団だ♪」って感じで寝っ転がりに行ったけど、あまりの熱さにUターンしてリビングのフローリングの上に倒れていました。笑

朝の8時に届いた敷布団

我が家は車を所有していなくて使う時だけレンタカー生活なので、自力で持って帰れないような大きな物や重い物はレンタカーした時についでに買うか、ネットで買うことになります。

ネットなんて無かった昭和生まれとしては、家にいながらポチッとするだけで買い物が出来て、家で待っているだけで荷物が届くのって、本当に便利でありがたい世の中になったなって思います。

なので、敷布団を買い替えた時もネットで買ったのですが、注文した人がいれば配達してくれる人がいる、そして私は、今使っている布団が届いた日のことを今でも覚えています。

とある日の朝7時半少し前、夫が出勤の準備でバタバタしている最中に家の電話が鳴りました。

こんな朝早い時間に何だろ?

両親か?親戚か?もしかしたら何かあったのか・・・?

少々の緊張感を持って電話に出ました

すると

すみません~、ゆうパックですぅ~。

の第一声に、ひとまずホッ。

「お布団のお届けが2個ありましてぇ~、午前中はご在宅でしょうかぁ~?」

と聞かれたのですが、ざっくりと午前中と聞かれましても…と思って

「だいたい何時くらいになるか分かりますか?」

と聞き返すと、けっこう即答で

8時半から9時くらいですぅ~。」

とのこと。

なんだ、時間が決まっているなら午前中とか聞かないで最初から言ってくれればいいのに、って言うか、8時半とかだと1時間後でないかい!

こんなに早朝から電話でアポ取りして配達を始めるなんて、配達の人も大変だなぁと思いつつ、そのおかげで待っているだけで荷物が届くありがたさに感謝感謝。

そして結局、電話から30分後の8時頃には新しい敷布団が2個ドドーン!とやって来て。

ドドーン!と狭い廊下に置かれて完全に廊下を塞いでしまい、配達の人が帰ってから玄関のカギを閉めることも出来なかったあの日の朝の、新しい敷布団の登場シーンが今でも記憶に残っています。

ドドーン!笑

わたや森のインド綿100%(シードコットン)敷布団

ちなみに、我が家が敷布団を買ったのは、創業約100年の老舗の寝具屋「寝具のわたや森」です

今どきの何層構造にもなっている敷布団ではなく、敷布団の定番であるインド綿100%(シードコットン)の職人さんの手作りの敷布団です。

「程よい柔らかさと弾力性をもち、吸湿性・保温性に優れています」と言う特性を見て、とても寝心地良さそうだなぁと一目惚れ(?)して選んだのでした。

布団の打ち直しは「SDGs」!

そして、綿100%の敷布団には利点があります

わたや森さんでは布団の打ち直しもしてくれるのですが、綿100%の敷布団は打ち直しが出来るのです!

若い年代の人は布団の打ち直しとか知ってるでしょうかね?

布団のリフォームと言えば分かりやすいかな。

打ち直しの流れは、わたや森さんのHPによると

  1. 布団の古い生地を剥がして中の綿を出して、個別に管理して
  2. 混打綿機と言う機械で硬くなった綿をほぐしてやわらかくして、足し綿をして
  3. 老朽化した綿やゴミなどを取り除く除塵作業とオゾン殺菌脱臭処理行い(多くの業者はここまでで終了らしいです
  4. カード機と呼ばれる機械で、ほぐした綿の繊維を整え
  5. 薄く幾重にも重ねてシート状にして
  6. さらに細かいホコリ・塵などを落とし、150度 ~ 180度程度の熱風での殺菌処理をして
  7. 新しい生地に、打ち直しを終えた綿を布団職人が仕立ててくれて、終了

これだけの過程を経て布団を復活させてもらえるのです。

新しい布団に定期的に買い替えるのもいいけれど、今ある綿を綺麗にして再利用して、これぞまさに「SDGs」でしょ!

Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)、我が家が出来る小さなSDGs、それが布団の打ち直しをお願いすること。

今年の夏が終わったら、わたや森さんに布団の打ち直しをお願いして、寒い冬はふかふかの布団でぬくぬく寝たいと思っています(^^)

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