温度差

エッセイ

今年の梅雨前くらいの時季に、3年ぶりに帰国した幼馴染と久しぶりに再会して食事をしまして、その帰りに仕事終わりの夫と途中駅で合流してから一緒に帰路に着いたのですが、家の近所の駐輪場まで来た時に若い男女が何やらもめている現場に遭遇してしまい、私と幼馴染のように半世紀も続いているご縁もあれば、このカップルのように呆気なく消えるご縁もあるわよね、なんて思ったシュールな夜がありました。

あーゆー現場にたまたま居合わせてしまう気まずさったら、こちらとしても不本意です、はい。

 

それなのに、なんでかしらねぇ~(◞‸◟)

私は先ほど再び気まずい男女に遭遇してしまいました。

あ、もちろん、家の近所の駐輪場にいたカップルらしき男女とは別の見ず知らずの男女です。

 

天気予報によりますと、こちら埼玉県は今日の夜から明日の昼にかけて台風が接近するようなので、私は雨がやんでいる今のうちに少し食材を買っておこうと思い、自転車で駅前に買い物に出かけたんですね。

雨がいつ降り出してもおかしくない天気だからか?駅前はいつもより人が少ないように感じましたが、駅前の近くの交差点で赤信号が青になるのを待ちながら自転車を押さえて立ち止まっていた私の目の前を、何やら一見楽しそうな雰囲気で話しながら歩いて通り過ぎた1組の男女がいました。

オフィスカジュアルみたいな服装だったので、仕事仲間なのかな?みたいな。

それでね、私も普通であれば道を歩いている人がいたとてジロジロと見るようなことは無いですけど、止まっている自転車の目の前の狭いスペースを横切るように通り過ぎたので、否が応でも目に入りその男女に目が行き、聞こうと思ったわけでもないのに、2人の会話がたまたま聞こえてしまったのです。

 

パッと見た目、女の子は二十歳そこそこか二十代前半、男の子はもしかしたら1〜2才年上かも?くらいな感じの若者でしたね。

そして、勝手に聞こえてきてしまった会話の内容は ⇩

女の子は「え〜、でもぉ〜、みんなに勘違いされちゃっうかもしれないしぃ〜・・・」と、とても気を使った感じの笑顔。

それに対して男の子は間髪入れずに「なんでぇ〜?勘違いとかじゃないでしょぉ〜・・・?」と言いながら、目をまん丸くして、真顔で女の子の横顔をがん見です。

すると女の子はさらに困ったような何とも言えない表情で「・・・ウ〜ン・・・エェ〜ッ?エヘヘ・・・(^^;」と、正面むいたまま困り顔でごまかし笑いでした。

 

目の前を歩いて通り過ぎて行く間だけのこの一瞬で、この男女の温度差を感じ取った私。

明らかに女の子の方が引き気味で、男の子の方がプッシュしてる?もしくは勝手に勘違いしてる?感じで、彼らがこの後どう決着をつけるのか知りたい気持ちになったりしましたけど(笑)、そこはまあ私には関係の無いことなのでね。

ただ、この2人に会話を聞いたことに気付かれたら、こちらとしても気まずいですからね、咄嗟に交差点の反対側の赤信号だけをジーーーッと見て「全然聞こえてないでっせ~!」「全く気づいてまへんで~!」って感じをかもし出しました。

おばちゃん、ちゃんと気を使いましたよ。

またこのような現場にたまたま居合わせてしまい、この気まずさったら、こちらとしても不本意です、はい。

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