昔のバームクーヘン と 今のバームクーヘン

おやつ

私が子供の頃だった昔って、バームクーヘンと言うお菓子はケーキ屋さんの店内の横の棚とかでさり気なく置かれて売られている焼き菓子の中の1種類みたいな感じのポジションで、最近みたいにバームクーヘンだけで戦っているバームクーヘンの専門店はありませんでした。(もしかしたらあったかもしれないけど、私は見たことはなかったです)

で、ケーキ屋さんへ行けば私はもちろんケーキを買うわけで、焼き菓子のバームクーヘンを自分で買った記憶は1度もなくて。

 

子供の頃の私のバームクーヘンのイメージと言えばですね、たま~に両親だけが結婚式に招待されて正装してバタバタと出かけて行って、私は家で1人留守番をして待っていると、夜になってから結婚式の引き出物が入った大きな紙袋を両手に携えた両親が帰宅して、その引き出物の中から両親が取り出して「はい、食べな~」と言って渡してくれるのがバームクーヘン、って感じでした。

バームクーヘンって、昔はどうしてだか?結婚式の引き出物に必ず入っていたんですよね。

ああ、もしかして、結婚式だから「これから夫婦2人で年輪を重ねます」的な意味合いがあったのかな?

とにかく、結婚式の引き出物にはバームクーヘンが必ず入っていたのですよ。

 

そして、引き出物として事前に準備しておく商品だからか?バームクーヘンは丸い輪の形のまま真空でパッキングされていて、しかも、傷まないようにするためなのか?それとも当時のバームクーヘンがそういう食べ物だったのか?はよく分からないのですが、とにかく、真空パッケージを開けてバームクーヘンを取り出して一口大にカットしてから食べると、それはもう、今の若い人には想像もつかないだろう程しっとり感ゼロで、パッサパサのもっそもそだったんですよね。

一口食べると、口の中の水分が全部持ってかれる食べ物だったし、味も「美味しい!」なんて言える領域には到底及ばないお菓子でした。⇦この感じ、分かる方いらっしゃいます?笑

結婚式の引き出物でいただいたから食べるけど、自分から買って食べたいと思うようなお菓子じゃなかった、って感じです。

 

でも、今ではバームクーヘンの専門店もたくさんあって、人気も凄いじゃないですか。

だから、「きっと美味しいんだろうな~」とは思っていました。

だけど、子供の頃の昔に定着してしまったバームクーヘンのイメージがどうしても消せなくて、「美味しいかもしれないけど、所詮バームクーヘンやろ?」みたいな偏見があったんです(^^;

でも、数年前にバームクーヘン人気に興味をそそられて、百聞は一見に如かずということで、私もついに「銀座ねんりん家」のバームクーヘン(マウントバーム しっかり芽)を食べてみました。

こうして、ウン十年ぶりに食べたバームクーヘンは、あの引き出物の中に入っていた口の中の水分を全部持って行かれるようなパッサパサな食べ物ではなく、しっとりとしていて、香りも良くて、自然と「めちゃくちゃ美味しい!」と言ってしまうほど美味しいお菓子でした!

ちょっと昔とのギャップが凄すぎて衝撃すら覚えましたね。笑

と同時に、昔のあのバームクーヘンはいったい何やったんや!と言いたくなりました。

こうして、長い年月を要しましたが、私の中でやっと「バームクーヘンは美味しいお菓子」のイメージに変わりました。

そして、昨日も茶をしばきながらいただいた ねんりん家 の マウントバーム しっかり芽、口福でございました。

 

ねんりん家(公式) | マウントバーム しっかり芽 1本入

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