今日から11月です。
今年も残すところあと2ヶ月となりました。
いやぁ、年齢を重ねるごとに1年が過ぎる速さが加速してきました・・・怖
と、ボヤいている場合ではないのです。
来年2024年の1月から、いよいよ新NISAがスタートします。
その前に、決めておくこと、やっておくこと、色々と忘れずに準備しなければなりませぬ!
Contents
現行のつみたてNISA
現行のNISA制度は、「つみたてNISA」枠と「一般NISA」枠の2つがありますが、併用することが出来ません。
また、クレカ積立は、毎月「5万円まで」という上限を国が設定しています。
なので、たぶん
- つみたてNISAの年間上限額が40万円のため、これを12ヶ月で割った「33,333円」を毎月つみたてNISA枠で積み立てて
- クレカ積立の上限額5万円から、つみたてNISAの33,333円を引いた、差額の「16,667円」を特定口座で積み立てている
そんな感じの人が多いのではないでしょうかね?
ちなみに我が家は、夫と私それぞれ「つみたてNISAだけ」を毎月33,333円で積み立てています。
新NISA口座が自動開設される際の注意点
2023年末時点でNISA口座を開設していると、新NISA口座は2024年1月に自動開設してもらえます。
現行の「つみたてNISA」の設定が、新NISAの「積立投資枠」へ。
「一般NISA」の設定が、「成長投資枠」へ自動的に引き継がれます。
そして、2023年までにつみたてNISA・一般NISAで投資した分は、新NISAとは別枠で、非課税期間終了まで運用が継続できます。
なのですが、ここで注意することが1つ。
事前に積み立て予約の設定をしておかないと、現行NISAの設定内容がそのまま新NISAに引き継がれてしまいます。
例えば上記のように、現行NISAで
- 「33,333円」を毎月つみたてNISA枠で積み立てて
- 「16667円」を特定口座で積み立てている
このような場合、新NISAでは
- 新NISAの積立投資枠で33,333円
- 特定口座で16,667円
で引き継がれてしまいます。
新NISAは現行NISAと違って「つみたて投資枠(現行NISAでいうところの「つみたてNISA」)」と「成長投資枠(現行NISAで言うところの「一般NISA」)」が併用可能になります。
せっかく非課税の成長投資枠も使えるようになるのに、特定口座で積み立て設定している分については、再設定を忘れてしまうと来年以降も特定口座で積立されることになってしまいますので、再設定必須です。
クレカ積立の上限額が変わります
2024年から新NISAがスタートするにあたって、嬉しい情報もあります。
現在はクレカ積立の上限額は5万円ですが、新NISAで投資可能額が増えるのに伴い、金融庁が規制を緩和して上限額が10万円になるのです。
それに伴い、楽天証券はクレカ積立が10万円まで大丈夫になりました。( ※ 投資信託を積み立てることを投信積立と言い、楽天証券のクレカ積立とは、楽天カードのクレジット決済で投信積立を積み立てることです。 )
厳密には、「楽天カード(クレジット決済)」と「楽天キャッシュ(電子マネー)」それぞれで月々5万円まで積立投資が可能になった形になります。
楽天キャッシュのチャージ元は楽天カードなので、実質的に、クレカ積立が10万円できることになったと言うわけです。
楽天カード、ありがたいです!
ちなみに、SBI証券のクレカ積立の上限は、現時点ではまだ5万円のままとなっています。
事前設定で何を設定するの?
新NISAの事前設定や積立予約の期間について
新NISAの事前設定や積立予約が、もう少しで可能となります。
現時点では
「楽天証券」の新NISAの積立予約の期間は
- 11月13日(月) ~ 12月12日(火)
「SBI証券」の新NISAの積立予約の期間は
- 11月18日(土) ~ 12月10日(日)
となっています。
新NISAがスタートする1月買付分に間に合わせるためには、設定期限のうちに修正を行う必要があります。
事前設定で出来ること
事前設定では
- 毎月の積立額
- 購入する銘柄
- 使用する枠
- 積立の決済方法
- ボーナス月の金額設定
などの設定を変更することが出来ます。
現行NISAから銘柄変更はしなくても、買い付け金額の調整をする人は多いのではないでしょうか。
現行NISAの場合、つみたてNISA枠で月々33,333円で積み立てしている人もけっこういると思うのですが、新NISAで上限額が増額されるので、そんな中途半端な額のまま続ける必要も無いと思うので、新NISAで買い付け金額の設定変更をする人も多いのではないでしょうか。
我が家もキリの良い金額に変更したいと思っていまーす。笑
我が家の新NISA
我が家は夫婦それぞれがつみたてNISA枠で33,333円の設定にしていますが、新NISAになると年間の積立投資枠は40万から120万に上がるので、つまり1ヶ月に1人10万円まで設定を上げることが出来ることになります。
でも、これま月々33,333円×2人分=66,666円だった我が家の家計からすると、いきなり1ヶ月10万円×2人分で20万にするのは、現実的ではないです。
って言うか、無理です。(キッパリ)
なので考えた結果、
- 私は、NISAは12月で終了。(新NISA口座は保有しつつも使わず、現行つみたてNISA枠の分だけをそのまま売らずにずっと保有し続ける)
- 新NISAからは、これまで私がつみたてNISAに充ててた分を、夫の新NISAの積立投資枠に充てる。(33,333円+33,333円=66,666円)
- かつ、1ヶ月の投資額をちょっと増額して、7万・8万・9万・上限の10万のいずれかにして、キリの良い金額にする。(家計と相談して決めます(^^;)
- そして今後、もしも家計に余力が出来たなら、私の新NISAの積立投資枠で積み立てる。
そんな感じにしようかなと思いつつ。
考えて、事前に決めてさえおけば、期間内に設定するだけなのでね、積立予約開始日までもう少し考えてみたいと思っています。
あとは、設定期限を忘れないようにすること!ですね。 ← なんか私うっかり忘れそうで怖い~~~笑
コメント