掛け捨てタイプの家財保険に加入した理由

【お金のこと】

11月に入ったくらいから、なんだか思いのほか忙しいです(◎_◎;)

サッカーも今シーズの終盤戦をむかえて、応援も必死ですし。

私も「今年の検診今年のうちに」と言った感じで、市のがん検診や人間ドックを受けに行ったり。

夫の出張が立て続いたり。

猫くんのストルバイトの経過観察で動物病院へ行って検査したり。

来年からの家計簿のために今の家計簿の見直しと作り直しをしたり。

12月の母の白内障の手術を前に検査や説明を聞きに大学病院へ行ったり。

身体は疲れていないのに、私の頭のキャパの問題なのか「なんか脳みそが疲れてるわぁ…」って感じがします(^^;

積立型の火災保険が終了

そんな中、年内に済ませておかなければならない手続きがもう1つありました。

我が家は5年満期の積立型の家財保険に加入していて、それが今年の12月1日で満期になるので、その手続きのためにいつもお世話になっている保険会社の方が来てくれました。

ただの解約手続きなので、それについては書類に署名と印鑑を押す程度でパパッと済んで、簡単でした。

でも、これまで通り同じ保証内容で積立型家財保険の更新をお願いしようと思っていたのですが、もう「積立型」の保険商品が無いのだそうです。

金利が雀の涙ほどの今のご時世、保険会社としても積立型の商品を出してお客さんから積立ててもらって運用したとて、メリットが無いからみたいです。

まあ、それはごもっともなお話ですよね。

なので、これまで我が家は5年ごとに積立型家財保険を更新してきたので、きっとまた更新したいと言うだろうと察してくれていた保険会社の方が、これまでと同じ保証内容の「掛け捨てタイプの家財保険」の見積もりを念のために作ってくれていました。

ナイスアシストです。

さっそく見積書を見てみたところ、確かに補償内容はこれまでと同じだったので、あとは気になるのは保険料です。

これまでの積立型家財保険と同じく5年契約で見積もりを作ってくれていたので、金額的にとても比較しやすくてありがたかったです。

これまでは積立型だったので「積立」+「家財保険料」=「保険料」だったので、もちろん保険料は少し高めでしたが、積立型の家財保険料だけを見ると、掛け捨てタイプの保険料とほぼほぼ変わらなかったのです。

掛け捨てタイプにすることで保険料に差が出てしまうのだったらちょっと考えたと思うんですけど、純粋な保険の部分の金額がほぼ変わらなかったので、次回は掛け捨てタイプの家財保険で加入することにしたのでした。

ちなみに余談ですが、「火災保険」と「火災保険の地震保険」は、銀行で住宅ローンの借り換えをした時に自動的に加入となっているので、火災保険についてはローン完済までずっと加入になっています。

家財保険に加入する理由

最近、お金の勉強をしたいなと思いつつなかなか本を読んで勉強する時間が取れないので、晩ご飯の支度をしながらキッチンにスマホをスマホスタンドに立てて、お金の勉強になりそうなYouTube動画を見たりすることがあるんですね。

すると、色んな情報が出てくるんですよ。

例えば、それこそ私がとてもお世話になった家計簿作りの勉強の動画とか、最近では新NISAに関する動画とか、投資の動画とか、本当に色々な情報があって、検索すればすぐに情報が出てくるのってとてもありがたいことだなって思っています。

でもその反面、ある動画ではとてもお勧めしている事を、ある動画ではそれはNG!と言っていたりして、どれが本当なんだろう?と情報の迷子になったりもしてしまいます。

そんな中、家を買う買わない問題についての動画も見たりして、「家は買うな!」と熱弁している動画も見ました。

固定資産税がかかるとか、家の管理や維持にお金がかかるとか、何かあった時に身軽に動けなくなる等々、理由は色々で、確かにねと思う部分もありました。

でも、我が家は夫が20代後半の時にマンションを購入して今現在も住んでいるので、今更、家を買うな的な理由を知ったとて、そこはもう情報として我が家にはあまり参考にならないと言いますか、考えても仕方のないことです。

なので、今の我が家、これからの我が家のために出来ることを考えようとすると、やっぱり、家財保険は加入しておいた方が良いなと思ったのです。

資産を守るため

もう少し家財保険に加入しておいた方が良いと思った理由を掘り下げてみますと、私は保険や不動産などのプロではないのであくまでこれは個人の考えになってしまいますが、家財保険は我が家の資産を守る手段、と考えたからでもあるのです。

我が家が今暮らしているマンションは、もう築20年くらいになります。

もう古いマンションになるのですが、1つ幸いなことは、マンションの管理組合がしっかり機能してくれていて改修工事や大きな地震の後のメンテナンスなども行ってくれているからか、おそらくなんですけど、マンションの価格が激落ちはしていないっぽいのです。

近隣の不動産会社から送られてくる売り物件のチラシを見たりすると、中古マンションでもこの価格で販売されているなら悪くないよね、と思える価格で売買されているのです。

となると、我が家がいつかこの家を手放す時が来ても、多少資産として考えられる可能性が出てきました。

ただ、ここは大地震がいつどこで起こるか分からない日本です。

我が家が暮らす関東でも、関東大震災レベルの大地震が30年以内に確実に発生するとか言われていますしね。

以前、防災訓練の時に地震体験車で大地震の揺れと言うものを体感したので、その地震の凄まじさは生半可なものではない事を知っています。

もしも我が家がこの家を手放す前に大地震が起きたとして。

このマンションがどの程度まで持ちこたえてくれるかは分かりませんけど、家の中はめちゃくちゃになるでしょうし、建物が崩壊とはでは行かなくても何がしかのダメージが絶対に出てしまうでしょうし、本当に最悪、住めなくなるかもしれません。

そうなった時、多少の資産になると考えていたものがゼロになってしまうのを回避してくれるのが、「火災保険」と「火災保険の地震保険」なのですが、それだけでは足りないと思うのです。

なぜなら、私の父の生まれ育った福島県にあった本家は、東日本大震災の時に津波に飲み込まれ跡形なく消えてしまい、幸いにも本家で暮らしていた父の兄夫婦(私にとっては叔父夫婦)は津波から逃げ切って無事でしたが、仮設住宅での生活をしていた時に、父は援助をしていました。

私からは詳しくは聞きませんでしたが、母曰く「新車の乗用車が1台は買えるくらいね」とのこと。

叔父夫婦は震災の後に本家があった場所よりかなり内陸の方に家を再建しましたが、交通の便が良いとは言えない地域なので中古車でも買う必要があったうえに、暮らすために必要な電化製品や家具や、東北の海沿いの町の寒い冬を高齢の叔父夫婦が耐えうる暖房設備などを設置する費用もばかにならなかったみたいなのです。

そうなんです、今の私たちの暮らしの中には、たぶん自分が思っている以上の電化製品や家具があって、もしもこれら全てを買い直さなければならないことになったとしたら、計算したことは無いけれど相当な額になってしまうと思うのです。

そこを補填してくれるのが「家財保険」と「家財保険の地震保険」と言うわけです。

保険料は、保証額や建物の種類などによって変わってくるので、一概にこれくらいですよとは言えませんが、我が家は、家財保険の保証額は1千万、家財保険の地震保険の保証額は500万で、1年間に換算すると保険料は1万7千円ほどになります。

私たち夫婦がもっと年齢が若ければ、この保険料の分を投資に回したりしたかもしれませんけどね、年齢が年齢なので(^^;今の資産を少しでも守ることにしたのでした。

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