猫の軽度のストルバイトが療法食で消えてくれました!

小さい家族

今日は猫くんの年に一度の半日がかりのしっかりとした健康診断の日でした。

まず先に結果から言うと、どこも問題なし!

本当にもぉぉぉ~、心底ホッとしました。

実はちょうど1年前の健康診断の時に問題が見つかった経緯があったので、内心少しドキドキでした。

ストルバイトの結晶とは

毎年同じ動物病院で健康診断を受けている猫くん。

昨年も朝から動物病院へ行き、午後3時くらいにおむかえに行って、血液検査結果は後日郵送となり、レントゲン等で当日のうちに分かる検査結果は直接先生から話を聞いたのですが、膀胱に少し白いものが映り、尿検査では尿が少しアルカリ性に傾いていて、顕微鏡で尿を見るとストルバイトの結晶があることが分かりました。

病名としては「尿路結石症」。

尿がアルカリ性に傾くことで、結石の元となるストルバイトの結晶が出来やすくなってしまうという、猫にはけっこう多い病気だそうです。

猫ってあまり水を飲まない子が多くて、どうしても濃度の濃い尿になってしまうのが原因だったり、体質や食事やや生活習慣も関係しているとのこと。

そして、このストルバイトの結晶に気づかずにいると、結晶が集まって塊となり、気づいた時には結石になってしまうとのだそうです。

だけど、猫くんが少し幸いだったのは、結晶はあるけどまだ結石にはなっていなかったことと、ストルバイトの結晶によって膀胱内が傷ついて膀胱炎になったりもまだしていなかったことでした。

療法食を1ヶ月間試してみた

検査結果を伝えてくれた先生が、その後の対応の提案もしてくれました。

先生によると「尿路結石症には幾つか種類があるけれど、ストルバイトの軽度の場合は、100%ではありませんが、結石用の療法食やpHコントロールのおやつで溶かせる可能性があるので、食事療法で改善するかまずは1ヶ月間試してみて、1ヶ月後に再診で様子を見ましょう。」とのことでした。

そしてこの日から1か月間、猫くんは自分がそんな状況だと分からないので、いつものように私の真横に良い子座りして「おやつ欲しい」と圧をかけてきましたが(汗)、ここで私が負けるわけにはいかなかったので、水をなるべく沢山飲んでもらうように家の中の水飲みの器の数を増やし、市販のフードやおやつは一切止めて、療法食とpHコントロールのおやつで頑張ってもらいました。

消えてくれた!ストルバイト!

健康診断から約1ヶ月後、猫くん本人はまるで他人事のような顔をしていたけど、飼い主の方はかなりドキドキしながら経過観察と再検査のために再び動物病院へ行きました。

そして再検査結果は、レントゲンと尿検査で膀胱の中のストルバイトの結晶は綺麗に消えてくれていました!

それと余談ですが、健康診断から1週間後に郵送で送られてきた血液検査で謎の数値が出てしまっていたので、それも合わせて再検査になったのですが、再検査では何事も無かったように平常値に戻ってくれていたので、たぶん、動物病院嫌いの極度の緊張で変な数値が出てしまっただけだろうとのことで、諸々オールクリアとなりました。笑

やれやれ、この時は心底ホッとしましたね。

そしてその後は、猫にも個体差があるのでみんなが消えるわけではないと思いますが、我が家の猫くんは療法食にすればストルバイトが消えてくれると言うことが分かったので、先生から今後の提案として「これからは療法食だけでなくてもイイです。市販のフードと療法食を混ぜてみたり、それが何割ずつなら大丈夫かとか、確認しながら色々なフードをあげて行って下さい。」と言ってもらえまして、一生療法食だけでなくても良くなったことは、大なり小なり食べる楽しみの部分を残してあげられて良かったなと思ったのでした。

 

そして、あれから1年経った今回の健康診断でも、問題なし。

1年前の健康診断のおかげで、重篤な状態になってしまう前に気づけたこと、本当に幸いでした。

人間も動物も、健康診断って大事ですね。



 

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