夫もいよいよ来週で50代になります。
「誕生日プレゼントは何にしようかな~?」とぼんやりと考えているうちに、「そうか、これで夫婦そろって50代になるのか・・・」なんて思って。
そしたら急に、ふと、「世の中の50代夫婦の皆様って、どれくらい老後に備えているんだろう?」なんて気になって、「50代」「貯蓄」で検索してみました。
すると、もしかしたら世の中的にはこのようなデータなどは一般常識として皆さん当たり前のようにご存知の情報かもしれないですけど、ほんの2年くらいまで家計管理もしてこなかった私にとっては色々と参考になる情報があったので、我が家のこれからの家計の勉強のためにも、ブログに書きたいと思います(^^)
貯蓄に関するデータは2種類
まず最初に、我が家と同じ50代夫婦の皆様の平均的な貯蓄額ってどれくらいなの?と検索しようとしたところ、貯蓄に関するデータには「平均値」と「中央値」の2種類あることが分かりました。
「平均値」とは
例えば、Aさん~Eさんまで5人の人がいたとします。
そして其々の貯蓄額は
- Aさんは 1万円
- Bさんは 2万円
- Cさんは 3万円
- Dさんは 4万円
- Eさんは 100万円
だったとします。
すると、この5人の「平均値」の貯蓄額は
1万円+2万円+3万+4万+100万円 = 110万円÷5人 = 「22万円」と言うことになります。
でも実際は、5人のうち4人も平均値の貯蓄額に達していなくて、たった1人のEさんに平均値は押し上げられている状態になるので、この平均値が5人の平均的な貯蓄額とは言えないことになります。
「中央値」とは
そして再び、例えば、Aさん~Eさんまで5人の人がいたとします。
そして其々の貯蓄額は
- Aさんは 1万円
- Bさんは 2万円
- Cさんは 3万円
- Dさんは 4万円
- Eさんは 100万円
だったとします。
すると、この5人の「中央値」の貯蓄額は、データを大きい方、または小さい方から順番に並べた際に中央に位置している数値のことになるため
金額的に一番少ないAさんから一番多いEさんまでの5人の、ちょうど真ん中になるCさんが中央値となり、「3万円」と言うことになります。
このことから、平均的な貯蓄額として考えるのであれば、「中央値」を参考にした方が実際の平均に近いものだと考えられることになります。
なるほど、なるほど、平均値と中央値の違いを初めて知りました。
貯蓄額とは?
ところで、「平均的な貯蓄額」と一言で言っても、貯蓄額に含まれるものって何だろう?と疑問が出てきました。
そこで調べてみたところ、
- 預貯金(普通預金、定期預金など)
- 有価証券(株式、債券、 投資信託など)
- 積立型の生命保険
- 個人年金
- 社内預金
とされていますが、公的年金・企業年金やいわゆる「タンス預金」は含まないとのことでした。
と言うことは、現金や有価証券などの金融資産のことを、貯蓄額として考えるってことなのですね。
となると、土地や建物などの不動産などの形がある実物資産はどうなんでしょう?
これまた調べてみたところ、
- 貯蓄とは、金融資産を指す言葉ですが、不動産資産など金銭以外の財貨も含まれる
とのことなので、持ち家の方は不動産屋のサイトで調べられる売買価格を目安に計算に入れても良さそうです。
50代(二人以上世帯)の貯蓄額
そしていよいよ、50代の貯蓄額についてです。
我が家は夫婦2人家族なので、「50代(二人以上世帯)」の貯蓄額で調べました。
という結果になっています。
やっぱり平均値は、一部の資産を持っている人たちが平均値を引き上げているようで、中央値と比べると、大きな開きがありますね。
一方で、50代で金融資産を保有していない割合は24.4%、50代の約1/4が貯蓄をしていないことを知りました。
子供がいるご家庭では50代はちょうど進学などでお金もかかる年代でもあるのかもしれませんね。
今日も少し、お金の勉強が出来ました。
50代の平均の貯蓄額は、色んな意味で参考になりました。
とりあえず知ってみるって、けっこう大事だなと改めて思いましたね。
とは言えです。
調べておいてこんな事を言うのもなんですが、平均の貯蓄額を知ったところで、我が家は我が家のペースで貯蓄を続けるしかないことでもあります。
まあ、情報は参考にさせてもらいつつ無理しすぎないくらいでね、引き続き貯蓄と向き合っていくとします(^^)
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