夢を見てグッタリな日曜日の朝

エッセイ

皆さんは、夢ってよく見ますか?

うちの夫は、「おやすみ~」と言ってものの1分くらいで寝息をかきはじめるほど寝つきが良くて、もはやこれは気絶しているレベルではないかと思われます。

そして、阪神淡路大震災の時に住んでいた岡山県でも震度4以上を観測したと言うのに、友達から「おい、大丈夫だったか?」と電話をもらうまで地震が起きたことさえ気づかずに寝ていた強者です。

それだけ「眠りが深い」と言うことになのか?夢もほとんど見ないらしいのです。

それに比べて私は、寝つきはさほど悪い方ではないと思うんですけど、眠りがとにかく浅め。

なので、夜中や朝方に猫くんがかまって欲しくて「にゃぁ~…」と枕元に来ても、夫が気づくことなんてあるはずもなく、そのことをちゃんと分かっている猫くんは十中八九私の枕元に来て「にゃぁ~…」と鳴くので、眠りが浅い私は夜中に何度も目が覚めて、再び眠りが浅いまま寝るのを繰り返すのです。

そして今朝も日曜日なので朝寝坊したいところでしたが、4時くらいに1度猫くんに起こされて、またうとうと寝て、7時前にまた起こされて、うとうと寝て、と言った感じで眠りが浅いままだらだらと寝ていました。

そして私は、眠りが浅い時に夢を見がちです。

しかも、眠りが浅い時に見る夢のほとんどが、悪夢とまでは行かないにしても、絶妙にリアルで嫌な気持ちや不安になる後味が悪い夢ばかりなのです。

 

今朝も4時くらいに起きた後に見た1度目の夢は、「母が部屋に入ってくる」と言うだけの夢だったんですけど、これがまぁ、毒親育ちの私にとっては本当にメンタルが削られる夢でした。

実家は昔ながらの大工さんが建てた木造の一軒家で、家の中の建具の殆どが襖や障子などの引き戸なので、2階の私の部屋の入り口も襖なんですけど、夢は母がこの襖を開けて私の部屋に入ってこようとしているのを、私が「入らないで」と言って襖を閉めるところから始まりました。

私が襖を閉めたのに母がまたスッと襖を開けるので、私がまた部屋の入り口まで行ってピシャリと襖を閉める。

それでも母が襖を開けようと力を入れてくるので、私が内側から一生懸命襖が開かないように力をグッと入れて押さえていると、襖が開かないと思った母は、今度は襖を外して中に入ってこようとしました。

襖って、軽く持ち上げると1枚ずつ外すことが出来るのです。

こうして襖の両サイドを持って襖を持ち上げた母が襖ごと部屋の中に前進して入って来たので、「止めてよ!」と言って私も襖を両手で持って襖ごと母を押し戻して、両側から必死に襖の押し合いをして、襖がガタガタと音を立てているところで目が覚めました。

土足で私の心の中に侵入する母、それを必死に阻止しようとする私、それでも人の心を理解しようともせず何としても踏み込んでくる母・・・なんかまるで、昔の母と私の心情をそのまま描いたような夢でしたね。

母が土足で人の心に踏み込んでくるのを必死に食い止めようとした昔の自分の心情がフラッシュバックしたようで、夢から覚めた時は本当に嫌な気分になっていて疲れました(--;

 

そして、7時前に起きた後に見た2度目の夢は、我が家が応援しているクラブチームのゴール裏で、なぜか私が太鼓をたたいている夢でした。

私がコルリたちの一員になって太鼓をたたくことになったところから夢が始まりました。

実は私、吹奏楽部のパーカッションを経て軽音のサークルでドラムをたたいていたことがあるので、いつも応援しているコールやチャントの太鼓であれば聞き覚えもあるので、たぶんなんですけど、少し教えてもらえればそこそこたたけるんじゃないかな?と思っています。

でも、夢の中で私はどうにも思う様に太鼓がたたけず「え?リズムを刻めない?!」と、大勢のサポさんたちの前で大慌てしているところで、夢から覚めました。

大勢のサポの皆さんがいる前で太鼓をたたく重圧、本当に焦りましたね。

きっとこれは、自分は太鼓をたたけると思っていても、そんなに簡単な事じゃないんだぜ、っと言う戒めの夢だったのではないかと(^^;

 

とにかく、このようなしんどい夢を2連発で見た日曜日の朝の私は、起きた瞬間から心身ともに疲弊しきっていて、グッタリでした。

たかが夢、なのに、本当に疲れるんですよね。

実際には何が起きたわけでもなくただ寝ていただけなのにこんなに疲れるのって、不本意ですわぁ。ブツブツ。

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