袋栽培で育てた野菜の収穫

【日々の暮らし】

今からちょうど3ヶ月ほど前に、私は人生で初めて野菜作りにチャレンジしてみることにしました。

その栽培方法は、畑も要らなければプランターも要らない「袋栽培」。

ホームセンターなどで売っている野菜用の土を買って来て、パッケージの袋をそのままプランター代わりに利用して野菜を育てる方法です。

オクラについて

初めて野菜作りと袋栽培にチャレンジすることにした私は、オクラの苗と米ナスの苗の2種類を選んでみました。

苗を土の袋に植えた最初の時は、とりあえず苗が倒れてしまわないようにと苗の横に支柱を1本差し込んで、苗の幹と支柱を誘引テープで留めておいた程度だったのですが、苗の成長と共に支柱が1本では心もとなくなったので、オクラも米ナスも途中から支柱を3本に増やして、枝葉を誘引テープで固定して倒れないように補強しました。

そして、オクラは意外にも成長が早くて元気よく枝葉を広げたので、黄色い花が咲いた枝より下の方の枝は、風通しを良くするために摘除しました。

そして、黄色い花が次々と咲いてはオクラが出来る、の繰り返しだったので、オクラは食べごろの大きさになったものから次々と収穫しては、料理に使っていました。

味も思いのほかスーパーなどで買うオクラと大差なくて美味しくて、こんな簡単な袋栽培で育てられると分かった時は、ちょっと得した気分にもなりましたね。笑

1度、「オクラって放っておいたらどこまで大きくなるんだろう?」と疑問に思って、1本だけ収穫しないで成長を見守ってみたところ、大きさ的には普通のオクラの倍くらいの長さまで成長したところで成長は止まりました。

そしてそのまま、しおれるでもなく変色するでもなく、ずーっと同じ姿のまま枝に付いていたので、だんだん不思議に思うようになった私は、ついに収穫することにしました。

すると、オクラに触った瞬間に成長しすぎたオクラがどうなるかを知りました。

まるで、木の枝のようにカチカチに固くなっていて、もはや食べれる野菜ではなくなっていたのです。

自分で育ててみたからこそ知ることが出来た発見でした。

米ナス

米ナスを含めた茄子と言う野菜は、一般的には育てやすくて、暖かくて日当たりの良い場所と排水の良い土壌で育つとのことだったので、私は初めての野菜作りで米ナスを選びました。

でも結果から言うと、オクラの方がたいした手間もかからず育ってくれた印象で、米ナスは1個しか収穫できませんでした。

大きさも、お店で売っている米ナスよりは少し小さめでしたね。

何が難しかったかと言うと、茄子は実に栄養を集めるために広がった枝葉の適切な剪定が必要なんですけど、素人の私にはネット情報で調べてみたところでよく分からなくて、きっと剪定が足りなかったんだろうと思います。

せっかく育ってくれた1個を大事に愛でていましたが、大型の台風が接近中なので、台風が直撃する前に収穫を済ませ、土や育ち切った苗も処分し、今年の夏の袋栽培を終了としました。

せっかくなので、米ナスの味をそのまま味わえる茄子の田舎煮で食べました。

お味の方は、中がスカスカになっていたり硬かったりすることもなく、これまた以外にも普通の米ナスでしたね。

トロリと柔らかい米ナス、美味しかったです。

 

今年の夏は例年にも増して暑かったですし、袋栽培で本当に育つのかな?と思っていましたけれど、なんだかんだで収穫を楽しめたこと、思っていた以上に嬉しかったです。

毎日、成長を愛でて楽しめましたしね。

野菜作り、初めてにしては上々だったのではないでしょうか(^^)

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