私がLINEをやらなくて良かったと思う理由

エッセイ

実は私、LINEをやっていません。

1年くらい前に、駅前のドラッグストアのキャンペーンに目が眩んで、ポイント欲しさにLINEアプリをインストールして新規登録までは済ませたんですけど、結局それっきりです(^^;

なので、私の連絡手段は直接電話で話すか、未だにスマホのSMSかメールか、長文の時はパソコンのメールが主戦力です。

今や世の中のほとんどの人がLINEでやり取りをしているこのご時世に、なぜ私はLINEをやらなかったのかと言うと、その答えはいたって単純で、「面倒くさかったから」です。笑

では、LINEの何が面倒くさかったのか?

私の周りでいち早くLINEを使い始めた方たちが、何が何でもすぐに返信しなきゃと言った感じでスマホを握りしめている様子を見たり、「既読スルーされた~(--;」とか「未読のままだし~(--;」とか「LINEグループでさぁ~(--;」とか、よくこんな言葉を言っているのを耳にしたからです。

 

LINEって、メールと違って既読や未読が分かるじゃないですか。

もうその時点で、ズボラな私には不向きだなって自分で思いましたね。

誰かからメッセージが届いたとしても、私はすぐに気づかない(誰かから来るメッセージを四六時中気にしていない)ので、LINEだと相手にしてみれば、すぐに既読が付かないのは嫌だろうな~と思いますし。

私は忙しかったり、何て返事をしようかな?と迷っていたりしたら、すぐに返信しなきゃと思うほどマメな人間ではないため平気で返信を翌日にまわしますので、これまたLINEだと相手に、既読スルーされてるのかな?と勘違いさせてしまうだろうと思うからです。

そして、その逆もまた然りで、毒親育ちの私は良くも悪くも人の気持ちおもんばかってしまいがちな性格なので、既読スルーされたり未読のままだと、私もきっと気にすると思うのです。

時間を気にせずいつでも気楽に言葉を送信できるツールと言うものは、とっても便利、なんだけど・・・相手の反応に振り回されたりするのは、やっぱり面倒だなって思ってしまいましてね。

 

それに、そもそも論なんですけど、私には友達はほとんどいないので、LINEグループとか作る必要も無いと言うのも、LINEをやっていないポイントの1つです。

ただ、40代前半の頃に2~3ヶ月間の契約の単発の仕事をしていた時期があって、定期的に職場が変わる度に仕事仲間になった人たちから「LINE教えて~」と言われたので、その時は私もLINEやった方がいいかな?とも思ったんですけど、考えた末に、やっぱりLINEはやりませんでした。

いち早くLINE交換されていた仕事仲間同士で、何がどうしたのかは私には分かりませんけど、何やらLINEが発端でちょっと揉め事になったりしているのを知って、言い方が悪いですけど「LINEグループに入ったら巻き込まれるな」と思ったので、私はずっと「ごめんね~LINEやってないんだぁ~」で通しました。

「LINEやってないんだぁ~」のこの言葉1つで、正々堂々と連絡先を教えずに済み♪

揉め事の当事者にもならず♪

LINEグループで巻き込まれることもなく♪

気を使って飲みに行ったりするお誘いもされずに済んで♪

何て言って断ろうかな~と悩む必要もなく♪

断る罪悪感もなく済みました♪

 

つまり、友人もほとんどいなくて、人付き合いがさほど好きではなくて、ズボラですぐに返信もしないような私は、LINEはやらなくて正解◎だったと言うわけです。

誰かに嫌な思いをさせてしまうのも、誰かに嫌な思いをさせられるのも、回避できるなら回避した方がいいと思う私の選択でした。笑

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