2~3日前から右耳にちょっとした違和感があることに気付きました。
気付いたのは、パソコンの前に座っていた時のことです。
机に右ひじを乗せて頬杖をついたところ、耳の下の頬肉と言うか顎肉が右手に乗ってグイッと持ち上げられる感じになるじゃないですか。
そして、頬肉や顎肉に押されて耳の中の皮膚も押された感じになったであろう時に、耳の中で小さく「ガサッ」と言うか「ゴワッ」みたいな音がしたのです。
「えっ?」と思って頬杖の手から顔を離し、改めてもう一度、耳の下辺りの皮膚を指でグイグイッと押してみると、やっぱり小さく耳の中で「ゴワッ…ゴワッ…」と音がしました。
試しに左側も同じようにしてみましたが、左耳からは音はしませんでした。
その音を例えるなら、ホコリか糸くずのような何かが鼓膜に直接触れていて、耳の周りの皮膚や肉を動かすことでその何かが鼓膜に擦れて音が聞こえているような感じだったので、私は耳かきで耳掃除をしてみました。
そして再び耳の下辺りを押してみましたが、相変わらず「ゴワッ」と音がして取れなかったため、続いては綿棒で耳の中をクルクルとしてみて、再び耳の下辺りを押してみたのですが、どうしても音は消えません。
それならば最終手段だ!と言うことで、綿棒の片方の先端が粘着性のあるコーティングがされている「粘着綿棒」を使って、耳のちょっと奥側全面にそっと粘着綿棒をあててみました。
粘着によって耳垢やホコリがしっかりと付着し、普通の綿棒では取りきれない細かいゴミなどを除去できる優れものなのです。
ところが、耳の中にある何かはかなり奥の方にいるらしくて、粘着綿棒をしても付着させることが出来なくて、耳の音は消すことが出来ませんでした。
もうこうなったらお手上げだなぁ~・・・放っておいたらそのうちに自然に出てくるかなぁ~・・・なんて半ば諦めモードになっていたのですが、ふと、「耳掃除は耳鼻科でしてもらうとイイよ!」と言っていた義母の言葉を思い出しました。
義母は生前、耳掃除は自分ではしないで必ず耳鼻科へ行ってしてもらっていたのです。
これだ!
私はさっそく耳鼻科へ行くことにしました。
向かったのは、とりあえず近所の耳鼻科で、診察の時に「今日はどうされましたか?」と聞かれたので症状を伝え、耳かきでも綿棒でも取れなかったと伝えたところ、先生曰く「特に綿棒を使う人は、逆に耳の汚れを奥に押し込んでしまうことがあったり、耳の奥で汚れが固まってしまったりしていることもあるので、耳鼻科で耳そうじをお願いすることは普通にありです。」だそうです。
そして、まずは内視鏡みたいなもので耳の中のチェックをされたのですが、特に固まった汚れなども無いとのことで、鼓膜近くに少しある汚れを吸い取ってもらうことになりました。
いわば、耳の中の掃除機です。
細い機械を耳の奥に入れて、シュゴーーーッ!っと10秒ほど吸引されて、ついでなので左耳もシュゴーーーッ!としてくれて、両耳合わせて20秒ほどであっと言う間に耳そうじは完了したのでした。
そして、その場で耳の下を押してみたところ、見事にゴワッと言う音は聞こえなくなりました。
今まで自分では掃除できなかった耳の奥まで綺麗になったと思うと、心なしか音の聞こえも良くなったような?気がしないでもありません。
体感的なスッキリ感よりも、気分的なスッキリ感の方が上回っていましたね。笑
「耳掃除は耳鼻科」と教えてくれた亡き義母に、思わず感謝した1日となりました。
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