雪が降る日に思う「冬の養生の大切さ」

体調管理

こちら埼玉県、お昼過ぎから雪が降り始めました。

これだけしっかり雪が降るのは、この冬お初です。

当たり前ですけど、いやぁ~寒いですね。

若い頃は、夏は休まずアリンコのようにせっせと働き続けて、冬になると有給休暇のほどんどを費やしてスキーやスノーボード、雪が降り積もるスキー場の山の中を朝からナイターまで滑りまくっていた私ですけど、今はもう無理!絶対に無理!って思っちゃう。

雪を見ると、また一面の真っ白い雪の山の中を滑りたいなぁと思う気持ちはむくむくと湧いてきますが、もう寒さに耐えられる自信がない方が完全に上回りますね。

色んな意味で「老化」と言う言葉が頭に浮かびます。笑

冬は養生が大切なのね

そんな寒さに耐えられなくなってきた私は、やっぱり夏の暑さよりも、冬の寒さの方が気を使います。

寒いと血圧が上がりやすくなるので、血圧のお薬を服用している身としてはけっこう切実なんですよね。

血圧のお薬をの力を借りている今、出来ることなら上の血圧は110~120であって欲しいのですが、朝起きて、床暖房は起床より少し早めにタイマーで点くようにはしていますけど、それでも「うっ、今朝は冷えるなぁ…」と思いながらまだ寒い部屋の中で血圧を測ると120~130にピョンと跳ね上がってしまうこともあって、メンタル的につらいです。

でも実際に中医学的には、寒さで体のバランスが崩れやすくなる季節でもあるんですって。

寒い季節、動物は冬籠りのように閉塞して陽気(エネルギー)を外に出さず内に集め寒さから身体を守り、生命力を内に集めて春や夏に消耗したものをしっかり回復させてから、また次の春や夏に備えるのが良いのだとか。

つまり簡単に言うと、冬はしっかり養生せよ!ってことみたいです。

養生って何をすればいいの?

ところで、冬は養生が大切、しっかり養生してね、と言われても、具体的に何をどうすればいいのかな?と思って、中医学の先生のコラムや漢方薬局のホームページ等々いくつか色々と読ませてもらいましたが、結果、大まかに共通していた養生のポイントは「5つ」かな。

1.しっかり寝る

睡眠時間はしっかり確保しましょう。

正確には、夜は早く寝て、朝は太陽が昇って暖かくなってから起きる「早寝・遅起き」が良いらしいです。

けど実際問題、毎日そんな朝寝坊が出来るような人は少ないと思うので(^^;とにかく、しっかり寝て、無理はせずエネルギーを消耗しないよう心掛けるのが大切だそうです。

2.お風呂に入る

湯船につかって身体の芯から温めましょう。

養生はとにかく身体を温めることが大事なのだそうです。

忙しいとついシャワーで済ましてしまいがちの私ですが、やっぱり入浴して温まることが大事なんですね。

ちなみに、身体を芯から温めるには、38℃前後のぬるめお湯にいつもより長めにつかると良いそうです。

いつも41℃の熱々のお湯につかっているので、ぬるめのお湯でゆっくりつかってみまーす。

3.こまめな軽い運動

こまめに軽い運動をすることで血行を良くして身体を温めましょう。

運動はどうやら、激しい運動を一気にするよりも、毎日こまめに体を動かた方が良いらしいです。

1駅分歩いてみたり、自転車に乗らずに歩いて移動したり、歩く機会をちょいちょい増やして有酸素運動的な感じの方が、血行を良くするには良いみたい。

出不精な私にはちょっと耳が痛い話ですが、激しい運動をするよりは全然ましなので、頑張りたいところです。

4.冷えるところをこまめにマッサージ

冷えるところをこまめにマッサージして血行を促しましょう。

手足が冷えやすい人は、その部分を軽く押したりして簡単なマッサージをすると、抹消の血行も良くなって温まり、リラックス効果もあるそうです。

これはいつでも座っていて出来るので、面倒くさがりな私でも簡単に出来てありがたいです。

あと、これはマッサージではないけれど、なにやら「首」が付く部分を温めることが大事だそうで、「首」「両手首」「両足首」を冷やさないことで指先っちょ足先っちょなど末端の冷えに効果的らしいです。

5ケ所の首、冷やさないようにします!

5.温性食品を食べる

身体を温めてくれる温性の食品を積極的に食べましょう。

ごぼうやニンジンなど根菜類は身体を温めてくれる食品なのだそうで、根菜大好き人間の私としては問題なし!って感じですが、ここで注意することがあって、胃腸を弱らせると身体も不調に陥るので、基本的な事だけど「よく噛んで食べる」ことが大事とのこと。

そして、逆に身体を冷やす食品もあるようですが、そのような食品でも火を通すことで作用は変わるとのことで、冬は生食を避けて、茹でたり・焼いたり・煮たり、調理を工夫してみると良いらしいです。

そういう点では、冬に鍋物は最適な食べ方なんですって。

鍋、いいですね、食品としても熱々の温度でもダブルで身体の中から温まりますし。

あ、今晩は鍋にするとしよう。笑

 

さて、今晩はもっと冷えて雪もけっこう降るみたいです。

私も首のつく部位を冷やさないようにして、ちょっぴりスクワットや筋トレをして、鍋を食べて、湯船につかって、せいぜい身体を温めて養生して過ごしたいと思います。

今が1年で一番寒さも厳しい時期ですが、皆様も冬の養生して、温かくお過ごし下さい。

私のお守りみたいな本「つぶやき養生」

最後になりましたが、いつも私が体調管理で参考にさせてもらっているお守り的存在の「つぶやき養生」(幻冬舎文庫)と言う本があります。

この本は、北海道の北見市で「ミドリ薬品漢方堂」を営みながら、ツイッターで養生情報をつぶやき始めたところ大人気となった櫻井大典さんの養生本です。

「イライラにお勧め 焼きイチゴ」「万能!朝お粥」「春先は素肌をさらさない」「お水はたっぷり飲んだらダメ!」「パニックには生レモン」「とりあえず深呼吸」「10分でも早く寝る」「胃腸がイマイチな人はお豆腐」などなど、難しいこと一切なし。

気軽で日々の生活に取り入れやすいゆる~いあれこれ、私でも分かりやすくて実際に参考に出来るありがたい本です(^^)

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