高血圧だけど天然塩を積極的に摂取(実験中)

体調管理

私は50歳の時に重度の高血圧になりまして。

あまりにも急に血圧が跳ね上がったため、「何か病気が原因では?」と色々な病院で色々な検査をしてもらいましたが、結果は不幸中の幸い?で「ただの更年期障害」でした。

それからは、隣町にある循環器内科の先生にずっとお世話になっていて、体調管理をしています。

基本的には先生の指示に従う

初めて循環器内科を受診してから2年半が経ちまして、私はこれまで、治療や体調管理は基本的には先生の指示に従っていて

  • 毎日血圧の薬を服用して
  • 毎日朝晩2回ずつ血圧測定して
  • 塩分を控える

を続けていました。

おかげさまで徐々に血圧も下がってきたので、途中で薬の量も半分になりました。

薬の量が減った時は、やっぱりちょっと嬉しかったですね。

でも、薬の量が減った影響だったのか?コンスタントに下がり続けていた血圧がちょっと乱れ始めて、時々ピョンと跳ね上がったかと思えばグンと下がってしまうこともあって、気が気じゃない時期があったんですね。

朝晩2回ずつ血圧を測る度に、まるで受験の合格発表を見に行くかのような気分でドキドキで、血圧が落ち着いていた時には合格o(*゚▽゚*)o血圧が上がっていた時には不合格(◞‸◟)みたいな気分になっちゃって、一喜一憂していたのです。

そんな不安を先生に話してみたところ、ちゃんと患者の話を聞いて相談にのってくれる先生からは

「日々の血圧で一喜一憂しなくて大丈夫ですよ。」

とアドバイスしていただいて、とても納得出来ましたし、安心しました。

それからは私も、短期的な血圧の上下では焦ったり落ち込んだりしなくなりましたし、おかげで血圧を測ることへのストレスが解消されました。

体の不調と血圧の上下

こうして日々の血圧の上下に振り回されることがなくなり気持ちが落ち着いて、冷静に日々の自分の体調と向き合えるようになってみた頃、ちょっとした疑問が湧いてきました。

血圧の薬を飲み始めて最初の頃はじわじわとでしたが確実に血圧が下がってきていて、薬の量が半分になったことで血圧が少し上がってしまったのならば、それは「薬の量が減ったから」だと理解できます。

でも、薬の量が半分になったからと言って、「どうしてこうも血圧が上下して安定しなくなったんだろう?」と思ったのです。

これは、薬の効き目がどうこうと言うよりも、何か自分の体調のバランスが悪くなっていることが影響しているのではないか?と思いました。

なぜならこの頃、ちょっと疲れやすくなっていたり、眠りが浅かったり、肌や爪のコンディションが悪かったりと、ちょっとした体の不調を感じていたからです。

そこでちょっと考えました。

血圧が高かった頃の私は体の不調を感じていなかったのに、血圧がちゃんと下がってきたのに体の不調を感じるようになったのは、なーぜー?

ミネラル不足では?

疲れやすさとか眠りの浅さについて何か原因があるのかな?と思って、何となくネットで調べてみたところ色々な情報が出てきましたが、その中の1つに「ミネラル不足」と言うものを見つけました。

  • ミネラル(塩)は、体内では塩化物イオンとナトリウムイオンの状態で存在し、骨や細胞などの材料になったり筋肉や神経やホルモンの働きを調節したりと、体の調整役で、生きていく上で絶対に必要な成分。
  • なのでミネラルが不足すると、体の機能が正常に働かなくなり、脱水症状を引き起こしたり、新陳代謝が低下し老化の原因になったりするので、意外にも美容にも欠かせないものなのだと分かりました。

そして、私の病気ってほどでもない体の不調の数々は、このミネラル不足が原因なのでは?と思ったのです。

なぜなら、先生からは

  • 血圧を下げるためには減塩が必要で
  • 塩は1日6gまで

と説明を受けていたので、私は調味料の塩分量をチェックしては電卓で計算して、わりと真面目に減塩に取り組んでいたのです。

それに加えて、私は「減塩の本当の意味」を間違えていたかもしれません。

塩は塩でも減らすべきなのは、人間に必要なミネラル分をほとんど含まない科学的に作られた精製塩であって、本当の減塩とは「精製塩を減らす」ことであり、体のためにミネラルがたっぷりの天然塩はむしろ必要なんじゃないかなと思ったのです。

つまり、血圧は下がってきたのに体の不調が出てきたのは、やみくもに「塩の量を減らすことだけ」を頑張っていたからではないかと推測しました。

高血圧だけどあえて天然塩を摂取してみた

ちなみにミネラルたっぷりの「天然塩」とは、どんな塩のことなんだろう?と思って調べてみました。

天然塩とは

  • 海水を天日や平釜で煮詰めたもの
  • 海のミネラルバランスがそのまま残った塩
  • 原料は「海水のみ」
  • 工程に「イオン膜」や「溶解」や「立釜」などの文字がないもの

天然塩について知ったところで、私は初めて先生の「塩分は控える」「1日6gまで」と言う指示を守らないことにしました。

もちろん、塩分の「取り過ぎ」はこれからも気を付けますけど、塩分を「控えすぎない」「天然塩は積極的に摂取してみる」ことにしたのです。

 

これはあくまで、私が自己責任で勝手に試していることです。ご了承下さい。

 

塩は天然塩を選び、料理には「石垣の塩」を使い

 

 刺身や冷奴など塩で食べたい時は「ぬちまーす」

 

 調味料もなるべく天然塩を使っているものを選ぶようになり、味噌も天然塩を使っている、ひかり味噌の「有機円熟こうじみそ」

 

マルマンの「無添加生みそ」

 

などを使うようにしました。

以前は、おにぎりにも塩は付けないようにしていましたが、今はあえて天然塩を付けて食べたりしています。

お味噌汁も飲まないようにしていた事もありましたし、飲んでも少量、しかもかなり味噌を少なくして薄っすら味噌味みたいな味噌汁にしていましたが、今は美味しいと思える濃さのお味噌汁を毎日味わうようになりました。

こうして、あえて積極的に天然塩を取り入れるようになってから今現在で3ヶ月ほど経ちまして。

2ヶ月くらい経った頃からかな、偶然なのか?それとも減らした薬の量に体が対応してきたのか?もしくは天然塩の効果なのか?まだ気温が低い2月だったにも関わらず血圧が下がってきて、しかも上下するようなこともなくだいぶ安定してきました。

少なくとも、天然塩を摂取するようになってから血圧が上がったりはしていません。

先日の月に1度の診察の時も、先生から「あ、いいですね。だいぶ安定していますね。」と言われました。

今は概ね上の血圧が110台で、例年の傾向では気温が高い季節になってくると血圧も下がるので、これからもう少し血圧が下がるかもしれません。

そうなった時に、さらに血圧の薬が減ってくれたり、一番嬉しいのは血圧の薬を飲まなくて良くなることなので、そこまで持って行けるかどうか少し期待しています。

そして、もしかして?天然塩のおかげ?と密かに心の中で思いつつも、先生には塩を積極的に摂取するようにしましたとは言えず、未だに内緒にしています(^^;

結果は全て自己責任です。

でも、ちょっと試してみて良かったかもと思い始めている今日この頃です。

引き続き、天然塩食生活を続けてみたいと思います。

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