私が埼玉県に住み始めて早いものでもう少しで四半世紀経とうとしておりますが、実は、埼玉県内の観光地とか見どころにさほど詳しくありません。
埼玉県と言えば、東京に隣接している県にもかかわらず、昔は「日本全国で唯一修学旅行生が来ない県らしいよ」とまことしやかに囁かれていた時代もあったくらいなので(^^;お隣の県にある夢の国のようなパンチの効いた観光地が無いのも事実です。
なので私も、埼玉県にあまりスポットライトを当ててこなかったのです。
百観音温泉
ところが、偶然見かけたネット記事で、埼玉県久喜市にある日帰り温泉の「百観音温泉」がそれはそれは名湯らしいですぞ!と知りまして、「へぇ、埼玉県にもそんな温泉があるんだぁ。これからはもっと自分たちが住んでいる県の良い所を見つけていくのもイイかもね~」と、そんな気持ちになりまして、数年前に百観音温泉に初めて行ってみました。(写真は数年前に撮ったものです)
百観音温泉はJR宇都宮線の東鷺宮駅で下車して徒歩3分。
埼玉県の南側住まいの我が家からは近場とは言えませんが、とかく温泉と言えば車でないとなかなか行けないような場所にあることが多いのに、駅から近くて車でなくても行きやすいのは、とてもありがたいです。
靴を脱いでロビーに入ると、観音様がおむかえしてくれました。
平日の入館料は大人850円(税込)、そして、タオルとバスタオルのセットをレンタルして300円、1人合計1150円です。
当時、阿弥陀の湯と菩薩の湯(男湯と女湯)は2週間ごとだったかな?入れ替わりになるとのことでした。
そして、凄い凄いと評判の百観音温泉の泉質の凄さを、初めて行って「本当にめちゃくちゃ凄いやん!」と実感したのでした。
百観音温泉の泉質
百観音温泉は、何と言っても「炭酸泉」が有名です。
泉質は、ナトリウム塩化物強塩温泉と高濃度炭酸泉。
化石海水を利用していて天然ガスとともに湧出するため、関東の平野部では非常に珍しい自噴の天然温泉となっていて、湯量が豊富で、100%源泉掛け流しとなっています。
高濃度炭酸泉は冗談抜きで、グラスにそそいだ炭酸水の中に入っているのと同じくらいシュワシュワーッと細かい泡が全身に付いて、想像以上の炭酸の泉質で本当に驚きましたし、炭酸成分のおかげで、ぬるめのお湯でも体の芯からじんわりと温まっていくのが分かりました。
そして、ナトリウム塩化物強塩温泉は、入っている時に唇に温泉が少し付いてしまったのですが、強塩と言うだけあって、かなりしょっぱい!
だから体の中に温泉成分が浸透しやすいんだなと納得でした。
私は熱いお湯は得意ではないので、温泉に行くとせっかくなのでのんびりゆっくりつかっていたいなぁと思っても熱過ぎて長く入っていられないことが多いのですが、百観音温泉は少しぬるめで、私にとっては本当に心地よい温度で、心身ともにリラックスしてゆっくり入れました。
ぬるめのお湯と炭酸の効果で血行を高め、疲労回復や美容に効果があり、しかも、この濃厚な成分の温泉がかけ流しとは、実に贅沢な温泉です。
そんなわけで、百観音温泉は、本当に、マジで、かなりめに、おすすめの日帰り温泉でございます(*^-^*)
最後に余談ですが、温泉施設を出ると、すぐ横に百観音温泉の原点となった観音堂がありました。
せっかくなので、湯上りポカポカのまま、お参りさせていただきました。
素晴らしい温泉で温まり、最後に観音様にお参りさせていただいて、心身共に極上の1日となりました♪
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