昨日に引き続き、今日も猫くんのお姉ちゃんやお兄ちゃんである可愛い小さな家族たちをご紹介したいと思います。
キエリクロボタンインコ(たぶん?女の子)との出会い
2002年のちょうど今くらいの時季にシマリスの女の子をむかえて一緒に暮らし始めた我が家でしたが、それから1年ちょっと経った2003年8月22日の朝、突然、新しい家族が増えました。
あの日の朝、私はいつものように目覚ましで夫よりも少し早めに起きて、いつものように換気のために全ての部屋の窓を少し開けて網戸にして「今日も暑くなりそうだなぁ~」なんて思いながらリビングからベランダ越しに青空を眺めていたら、外から、と言うか、めちゃくちゃ近い距離で「キーッ!キーッ!」と甲高い鳥の鳴き声が聞こえました。
あまりの声の近さに驚いて、リビングの窓を開けてベランダに顔を出してみたところ、我が家のベランダの物干しに、何ともカラフルで小さくて可愛らしい鳥が1羽ポツンと止まっていて、見るからに野生の鳥ではなく、どこかから逃げてきちゃったんだろうなと分かったので、私は一旦家の中に引っ込んで、シマリス用の麻の実を手のひらに少し乗せてから、再びそっとベランダに出ました。
それでもそのカラフルな鳥は逃げなかったので、私は手を広げて麻の実をゆっくり見せてみたところ、明らかにカラフルな鳥の顔が「おっ!(♡♡)」って顔になり、目が麻の実に釘付けになったのです。笑
そして、ゆっくりと差し出した私の手の上に乗って麻の実をついばみはじめたので、私はその隙に鳥を手に乗せたままそーっとリビングの中へ入り、窓を閉めて保護したのでした。
余談ですが、「保護する」=「家族としてむかえる」という覚悟で保護したのですが、念のために「迷い鳥」の貼り紙を作成してマンションの掲示板に1ヶ月間ほど貼っていただきましたが、飼い主は見つからず、その時点で完全に我が家の一員になることが決定したのでした。
キエリクロボタンインコの性格
こちらの写真が ⇩ 保護した直後の写真です。
とりあえず、シマリスの動物病院へ行くための小さな移動用カゴに麻の実と水を入れて、ゆっくり飲み食いしてもらいました。
そしてこの後、ちょっとした事件が起きました。
ひとしきり飲み食いして落ち着いたら自分からカゴから外に出てきて、私が手を差し出すとまたちゃんと乗ってきたので、もの凄く人馴れしてるな~大人しいな~と思いました。
そうこうしているうちに寝ていた夫の目覚ましが鳴ったので、起き抜けの夫の枕元に鳥をおろして「突然ですが、家族が増えました。」と伝えると、眼鏡をかけながら枕元にいる鳥をまじまじと見て「なんかカラフルなのがおる~(^^;」と笑いながら、鳥に顔を近づけました。
すると、それまで大人しいと思っていた鳥がいきなり夫の唇にガブッと噛みついて、夫、朝っぱらから流血してました(^^;
この後、とりあえずこのカラフルな鳥が何と言う種類の鳥なのか?と調べてみたところ、色や模様から「キエリクロボタンインコ」ではないかと判明しました。
頭の形が比較的平たいので、たぶん女の子だろうということも分かったのですが、ついでにキエリクロボタンインコの性格を調べてみたところ、ただ一言「喧嘩っ早い」とだけ書かれていて、夫に噛みついて先制攻撃をしたことに納得してしまったのでした。
そして、朝っぱらからシマリスの故郷であるペットショップへ自転車をぶっ飛ばして行き、鳥かごなど必要な物を一式買い揃えまして、お世話がしやすいように、上がガバッと開く鳥かごを選びました。
ツンデレ加減が良いのです
色んな意味で賢い
キエリクロボタンインコは、尾っぽの長さが短いので小さく見えましたが、体の大きさはセキセイインコよりも少し大きい鳥でした。
だからか?けっこう賢くて、それが裏目に出て「これをやったら絶対に怒られるな」と分かっていながらわざと悪さをするような賢さがありました(^^;
なので、気に入って買って来た観葉植物をただただ食いちぎりまくって遊んで、枯らせてしまったり。
人間に対しては、服の上からではなくわざと素肌が出ている首元とか手首とかを狙って噛みついてきましたね(^^;
そーゆー時は、Tシャツの中に入れちゃうの刑です。
でも、悪いことをした自覚があるので、甘んじて大人しく刑を受けていた可愛さもありました。笑
姉後肌
人間に対しては当たりが強かったですが(^^;小さい家族には意外にもフレンドリーに接してくれて、特に先輩のシマリスの事が大好きみたいで、鳥かごから出ると真っ先にシマリスの所に飛んで行って、穏やかに仲良く程よい距離感で接してくれていました。
いわゆる姉御肌だったのかもしれません。笑
なので、後から我が家に来た先代の愛犬にも、恐がることなく、なんとなく先輩風を吹かせて近寄って行っておられました。
この仔には何度噛みつかれたか分かりませんが(^^;それでも、自分からこうやって人間の肩や手に乗ってくる人懐っこさもあって、そのツンデレ加減が良いのです。
この可愛い姿を見ると、噛みつかれても、喧嘩っ早く飛び掛かってこられても、許せちゃったのでした(*^-^*)
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