猫くんが里親会から我が家に来てくれたのは、2019年の夏のことでした。
夫婦そろって猫を飼った経験がなくて猫初心者だったため、可愛さに惹かれて小さな小さな子猫をむかえても、もし体調管理やお世話が上手く出来なかったら…と考えると不安だったため、既に1歳半の成猫になっていて体調も安定している猫くんに来てもらったのでした。
それでも、先代の愛犬の体重が10kgほどあって、それに加えて、中型犬でありながら小型犬ばりに抱っこされるのが当たり前な仔だったため(^^;いつも10kgの仔を抱っこして上腕二頭筋がムキムキしていた私たち夫婦は、5kgくらいの猫くんを初めて抱っこした時はそれはもう「うわっ、軽っ!」って感じでしたね。笑
なにせ初めて一緒に暮らす猫だったので、その比較対象はどうしても先代の愛犬になってしまうので、犬ってガッシリだけど猫ってグニャグニャなのね~とか、犬って毛が硬いけど猫の毛って宙に舞うほど細いわ~とか、そして大きさに関しても、先代の愛犬に比べて「やっぱり猫って小さいね~!」と思って過ごしていたのでした。
そんなこんなで1年くらい経った頃のことです。
猫くんが我が家に来た最初の時からお世話になっている動物病院から、年に一度のワクチン接種のご案内の葉書が届いていたので、動物病院へ行ってワクチン接種や耳掃除やノミダニ駆除の薬も首元につけていただきました。
そして、最後に先生とちょっとお話しする時間があったのですが、その時に先生から言われたのは
「この子、ずいぶん大きい仔ですね!猫は4kgを超えると大きい仔になりますからね(^^)」
・・・ええっ?!ウソ!この仔大きいの?!(;゚Д゚)
我が家に来てくれてからずっと「猫くんは小さいね~♪軽いね~♪」なんて言っていたのに、その日の測定で体重は5.2kg。
まさかの猫くんは猫としてはかなり大きい子なのだと、その時私は初めて気付いたのです。
「ずっとこの仔は小さいな~って思っていました(;゚Д゚)」と驚く私に、先生は笑いながら
「5kgは大きい方ですね、お顔も大きいですしね~(^^)」
と追加情報をくれました。
・・・お顔も大きいですしね・・・お顔も大きいですしね・・・そ、それは、実は私も夫も何となく思っていましたが、気付かないフリをしていたことでしたが、先生にズバリ言われて「やっぱ、そうか~!(≧▽≦)」と、そこは納得してしまったのでした。
猫くんが大きい仔だと1年も気付いていなかったことに、我ながらちょっと笑っちゃいましたけど。
ただまぁ、幸いな事に猫くんは男の子で骨格が大きいのであって、おデブで大きいのではないとのことで、そこはホッと一安心したのでした。
そして、大きい猫くんは今日も朝から「抱っこしろにゃ~(=^・^=)」と、夫に抱っこしてもらっておりました。笑
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