昨日、ランドセルについてブログに書いていたところ、ふと、夫から聞いた子供の頃のランドセルの話を思い出したのですが、この話って言うのがまぁ~本当に人騒がせな話と言うか、呆れた話と言うか、なかなかな話だったのです。
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思い出の場所?
7年ほど前になりますが義母が他界しまして、実家の諸々の後片付けや手続きをするために高知県へ行っていた時のことです。
実家の近くを歩いていたら、夫が通っていた小学校の近くで
「ココ!まさにココ!」
っと言って手すりにつかまり、ドブの水の流れを覗き込みました。
幅も深さも1mはあるような、私が思うに小川と言うか用水路のようなものを、高知では「ドブ」と言うらしいです。
私が育った地域では、幅も深さも30センチくらいの道路わきのさほど水も流れていない溝のことをドブと言っていました。
そして、高知(市内)にこのドブがいたる所にあって、流れる水量もけっこう多くて、水も綺麗で、同じドブでも地域によってこんなにも規模などが違うんだなとチョット笑えました。
夫の人騒がせな話
話を戻しまして、何が夫の「ココ!まさにココ!」だったのか話を聞いてみたところ、夫が小学生の頃にやらかしたとある出来事の発端となった場所でした。
夫が小学生の頃の、ある日の下校途中のことです。
まさにこの場所で、夫は手すりに手をかけてドブの水の流れを見ていたそうです。
ここで写真を見るとお分かりいただけると思うのですが、ここはちょうどT字路になっていて、このドブから突き当りの道を挟んだ3メートルほど先が、川になっています。
そして、こんな感じでドブから川に水が流れています。
で。
小学生の頃の夫が下校途中にランドセルを背負ったままドブを覗き込んでいたら
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重みで「ランドセルだけ」がスルッと背中から外れてドブに落ち
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ランドセルだけがドブから川に流れ出て行ってしまい
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呑気な夫は「あ~あ…」とそのまま家に帰って、いつものように遊びに出かけて
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さらにランドセルは、どんぶらこっこと流されて海へ出て
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船で漁をしていた漁師さんが、海にぷかぷかと浮かぶランドセルを発見し(;゚Д゚)ヒェー
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海に浮かぶランドセルを網で回収し
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漁師さんが即座に警察に通報し
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警察からランドセルに書いてあった連絡先(自宅)に「子供は無事ですか?!?(;゚Д゚)」っと慌てて連絡が入ったのだとか。
気の毒な漁師さんたち
夫は、一旦下校してからいつものように友達と遊びに出かけて帰ってきて、どうしてだか?ランドセルが流されてしまったことを両親に伝えていなかった(伝えるのを忘れてしまっていた?)らしいのです。
なので、子供は元気に帰ってきて家にいるのに、警察から突然「子供は無事ですか?!?(;゚Д゚)」と電話がかかってきて、電話に出た義母も最初は「へっ(??)」と何の話か分からなかったみたいです。
そして、海にぷかぷかと浮かぶランドセルを見つけた漁師さんたちは相当焦ったらしくて、ランドセルを網ですくいあげてから、その近くにまさか子供が?!?と大慌てて探してくれたようですしΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
慌てて警察に連絡を入れて、ランドセルを警察に持って行ってくれて。
そして、警察から「子供は無事でした~」と連絡が入るまで、相当心配してくれたみたいです。
いや〜、なんて人騒がせな。
人騒がせにも程がある。
話を聞きながら、海にぷかぷか浮かぶランドセルを発見した時の漁師さんの驚きをおもんばかると、やっぱりちょっと気の毒になりました。
そんなわけで、ご迷惑をおかけした方々は心中お察しいたしますが、幸いにも海に流されたのはランドセルだけで夫は無事だったわけですが。
最後に余談になりますが、この時にちょっと不思議だったのは、どうしてだか?ランドセルが綺麗に上を向いて海に浮かんでいたようで?警察から手元に戻って来たランドセルの中に海水が入っていなくて、教科書なども全く濡れずに戻ってきたので、次の日から普通に自分の教科書を使って授業を受けたとのこと。
なんか、夫がランドセルを川に落としてしまったことを親に言わなかったことも不思議に思いましたが、川から海まで流れていったランドセルの中の教科書が全く濡れていなかったことも、かなり不思議です。
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