私は料理はとりたてて得意でも好きでもないのですが、調味料は割とこまめにストックしておく方でして、何か調味料がもう少しで無くなりそうだな~と思うと、切らす前に買っておくことが多いです。
調味料が切れた時に、買い置きがちゃんとあってパッと新しいのを出せると嬉しくなるし、ちゃんと買っておいた私エライ!と密かに自画自賛できるのが良いのです。笑
なのですが。
今回は珍しく逆パターン?をやってしまいました。
1ヶ月ほど前から「あ~、ごま油の残りが少なくなってたなぁ、買っておかなきゃ。」と言うのを2度程繰り返し、さらに先日、田原町辺りをぶらぶら歩いていた途中で胡麻の油問屋の「磯村政次郎商店」に寄ってごま油を買いました。
つまり、買うのを忘れる、ではなく、買ったことを忘れて、ストックのごま油が3本になってしまったのです。汗
さすがに炒め物くらいではそんなに使わないし、どうしたもんかね~っと思案しまして、ここはちょっと贅沢に、ごま油を使って天麩羅をしてみました。
お店では天麩羅でごま油を使っているところも多いけど、家で作る天麩羅でごま油を使うのは、私は人生で初めてです。
でも、ごま油オンリーで天麩羅するのは少し味がくどそうなので、「ごま油1」:「一般的な揚げ油2」くらいの割合にしてみました。
油鍋を火にかけてほどなくすると、家の中も、ベランダも、たちまちごま油の香りに包まれて、まさに天麩羅屋って感じ!
めちゃくちゃ良い香りだけど、ごま油の香りが強烈なので、ちょっとした香りの飯テロになってしまったかもしれません。笑
せっかくなので、今日は食材も色々買ってきました。
穴子・赤海老・するめいか・舞茸・いんげん・里娘(さつまいも)・椎茸・茄子・蓮根
赤海老とするめいかは刺身用のを買ってきたので、揚げ時間は30秒程度。
中はレアで仕上げ、柔らかくて旨みも強くとても美味しかったですね。
穴子は1本を5等分くらいにカットして食べやすい大きさで揚げて、フワッと柔らかくて最高でした。
野菜は里娘の甘さ、蓮根やいんげんのシャクシャク感、茄子のトロトロに、舞茸の風味、どれも本当に美味しかったです。
そしてなにより、やはりごま油で揚げた天麩羅の、お店感が半端ないことよ。
風味が全然違いますね。
香ばしさをまとった天麩羅に、思わず箸が進んでしまいました。
ごま油で天麩羅、大成功でございました!
(食べ切れなかった分は、翌日のお昼ご飯でいただきま~す。)
で、せっかく刺身用のするめいかを一杯買ってきたので、少しお刺身でもいただいてみました。
ねっとりのモッチリがたまらない美味しさでした。
ごちそうさまでした。
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