昨年の7月、急に猫くんのおしっこが出なくなってしまい、慌てて動物病院へ行きました。
毎年こちらの動物病院で健康診断を受けている猫くんは、ストルバイトの結晶が出来やすい体質だと言うことが分かっているので、私も夫もそれが原因でおしっこが出にくくなってしまっているのではないか?と思ったのですが、その時の検査結果では、ストルバイトの結晶や結石は出来ていなくて、膀胱に少し炎症が出ていると分かりました。
ただ幸いなことに、少し炎症が出ているみたいね?くらいな程度だったので、抗生物質を飲んで炎症を抑えて様子を見る程度で済みました。
再びおしっこが出なくなった猫くん
そしてそれ以降は泌尿器系のトラブルに見舞われることもなく元気に過ごしてくれていたので、こちらとしてもホッとしていました、と言うか、気を抜いてしまっていました、が正解(--;
年末年始に「自分たちだけが美味しい物を食べるのもね…猫くんも美味しいのが食べたいよね…」と、刺身やかつおのたたきなどを猫くんにちょっぴりお裾分けしたり、大好物の鰹のおやつ等をあげたりもしまして、そんなこんなの人間も猫くんも美味しい年末年始を過ごし、昨日の夜のことです。
猫くんの様子がおかしいことに気付きました。
何度もトイレに入っておしっこをするポーズをするのに、猫砂をチェックしてみると、おしっこが出ていないのです。
「ヤバい、またおしっこが出ていない・・・年末年始におやつをあげすぎちゃったかな(汗)ストルバイトの結晶が再発したかも・・・」
可愛さ余っておやつをあげてしまった自分たちを、真っ先に反省しましたね。
ただ幸いにも、猫くん自身は元気に遊びまわっているし、食欲もあるし、ウンチョス君もちゃんと出ているので、一晩様子を見て、今朝になってから朝一番で動物病院に電話を入れて担当の先生の予約を入れて、お昼頃に診察をしてもらったのでした。
病名としては「特発性膀胱炎」
今日の検査方法は、前回の昨年の7月におしっこが出なくなった時とほぼ同じで、
- まずは膀胱にストルバイトの結晶や結石がないか?レントゲン検査
- 内臓に問題がないか?エコー検査
- 尿路がつまってしまっていないか?カテーテルを通して検査
- 尿に血液が混じっていたり何か菌が繁殖していないか?尿検査
そして検査結果も、ほぼほぼ前回と同じで
- レントゲン検査でも、ストルバイトの結晶や結石などは見つからず
- カテーテル検査でも、尿路がつまってしまっているようなことはなく
- 尿に何かの細菌が繁殖していないかの検査特でも、菌が繁殖しているようなことはなく
- ただし尿検査で、目に見えて尿に血が混じってはいなかったものの、尿検査の数値的には少し尿に血液が混じっている
とのことで、治療方法も前回と同じく、膀胱の炎症を抑えるための抗生物質のお薬を1週間分いただきました。
それで、前回の時はこの検査結果だけ聞いてお薬をいただいて帰ってきたのですが、実は、このような状態に一応?病名があったみたいでして、今回は先生から「特発性膀胱炎」なのだと教えていただきました。
特発性膀胱炎とは
特発性膀胱炎について先生から聞いた特徴を端的にまとめると
- ストルバイトの結晶や結石や細菌感染がなく
- 原因がはっきりしない膀胱炎のこと
- 頻尿・血尿・粗相(トイレ以外での排尿)などの症状が見られ
- 自然に治ることもあるけど、約半数の猫が1年以内に再発するので
- 早めの対処が必要
とのことです。
先生曰く、とにかく原因は分からないのだけど、ストレスが一番の原因ではないかと考えられるそうで、「例えば、お引越しとか、年末年始で家に人の出入りが多かったとか、いつもと違う環境になることでストレスを感じることが多いと思うのですが、最近はいかがでしたか?」と聞かれましたが、もちろん引っ越しもしていなければ、年末年始も家を空けることなく、来客が来ることもなく過ごしていたので、環境が変わったと言うことは無いのですが・・・
でも、心当たりがあるとすれば、普段は私が家にいますが、年末年始は猫くん1人でお留守番をしてもらった日が多かったかもしれません。
寂しかったのかな・・・?
だとしたら、ちょっとかわいそうな事をしてしまいました。
このブログを書き終わったら、お薬飲ませてから、ブラッシングして、お尻トントンして、なでなでしてあげようと思います。
兎にも角にも、重篤な病気とかでなくて本当に良かったです。ほっ。
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