今日は、息子夫婦の私たちがセレモニーホールに到着してからお義母さんの葬儀が終わるまでに大変だったなぁと思ったことをご紹介してみたいと思います。
葬儀について
火葬場の予約がいっぱい
2017年1月13日(金)、親戚の皆さんが手配してくださったセレモニーホールで親子水入らずで宿泊させていただいて朝をむかえました。
そして、前日の夜に遅れてセレモニーホール到着した息子夫婦の私たちは、この日の朝になって初めてセレモニーホールの方とご挨拶をして今後の葬儀の説明や打ち合わせなどが始まったのですが、予定通りであればその日に葬儀や火葬を行うはずでしたが、火葬場の予約が既にいっぱいで無理とのことで、お義母さんとのお別れは翌日14日(土)の午後に行われることになりました。
なので、私たちはセレモニーホールでもう1泊お義母さんと一緒に過ごすことになりました。
ただ、セレモニーホールの方がおっしゃっていたのは、「時には3~4日先まで火葬場の予約がいっぱいの事もあるので、延期が1日だけで済んだのは良かった方だと思います。」とのことだったので、こう言ってはなんですが、こればっかりはタイミングの問題と言いますか、葬儀や火葬までの日数はその時になってみなければ分からないことなのだと知りました。
なので、1日延期と聞いて最初は「えっ?」と思いましたけど、1日だけで済んだことは幸いでしたし、場合によっては、遠方から駆けつけた私たちのような場合、宿泊施設での宿泊が何泊になるかは予測がつかないことで、葬儀は予定通りに行かないことがあると学びました。
遺影の写真が無い!
葬儀と火葬が1日延期になったことで、都合がつかなくなり葬儀に来れなくなってしまった数名の親戚の方たちが、忙しい合間をぬってお義母さんに最後のお別れで会いに来てくれたので、夫にしてみれば、久しぶりに再会した親戚たちと話に花が咲いて、笑顔で過ごせていました。
ただ、この日に大慌てになってしまった原因になったのは、祭壇に飾る遺影の写真です。
「明日の葬儀に間に合わせるために、遺影用に写真を加工してくれる業者さんに写真をお渡ししなければならないので、午後2時頃までに遺影にする写真をください。」
とセレモニーホールの方に言われたのですが、お義母さんの訃報の知らせを受けて慌てて自宅を出て来てしまったので、お義母さんが写っている写真のデータが入っている家のノートパソコンを持ってくるのを忘れていました。
遺影のことを失念していて、手元に写真やデータが1枚も無かったのです。汗
なので、私はセレモニーホールに残って来客の皆様の対応に追われ、喪主であるはずの夫がセレモニーホールを離れて慌てて実家へ向かい、押し入れの中などアルバム(現像したフイルム写真)を探し回って、良さそうな写真を数枚選んで急いでセレモニーホールに持ち帰り、夫婦2人で持ってきた写真の中から遺影に使えそうな写真を選定して、本当にギリギリ2時に写真を提出することが出来たのでした。
本当にもう、バタバタでした。
やはり、親がそれなりの年齢になってきたら、いつ突然お別れの時が来るかもしれないという可能性を頭の片隅に置いて、前もって遺影で使えそうな写真をちょっと気にかけて見つけておけば良かったなと思いました。
遺影について余談ですが・・・
セレモニーホールの方に遺影について教えていただいたのは、
- あまり昔の写真過ぎず
- それなりの大きさ(近さ)で写っていて
- 笑顔で
- 正面を向いている写真
が遺影として良いとのことでした。
なのですが、夫が慌てて実家へ行ってアルバムの写真から探してみましたが、上記の条件に合うような良い写真がなかなか見つからなかったそうで、少しだけ横向きとか、ちょっと遠いけど正面を向いているとか、数枚の写真を無理やり選んで持ち帰ってきました。
それで結局、たった1枚だけ条件に当てはまる写真があったのですが・・・おそらく、お義母さんが一番太っていたと思われる頃の写真でした。
なので、遺影の写真が無事に出来上がってから、最後にお義母さんの顔を見に来て下さった従妹さん(夫の父方の従妹さん)がその遺影を見て
「もっと綺麗な写真なかったのぉ?〇〇くん(夫)のお母さんって、私達が子供の頃、もっと細くてすごく綺麗な人ってイメージだったのにぃ〜(^^;」
っと、苦笑いされてしまいました。
確かに、この写真の時期がたまたま体重MAXだっただけで、普段はもっとスリムな方だったので、もしかしたらお義母さんも天国から「この写真はイヤーッ!」と言っていたかも?しれません。
ごめんなさい(^^;
そんなことがありつつ、14日(土)の午後1時過ぎからお坊様が来られて、葬儀。
最後に近しい人たちに囲まれて、花に囲まれて、息子である夫にもお義母さんの最後を締めくくるべく頑張ってもらえて、お義母さんも安心して天国に旅立って行かれたのではないでしょうか。
そして午後2時、出棺。
午後4時、無事に火葬が終わり、親戚の皆さんも自宅に戻られ、夫と私はお義母さんのお骨と共にセレモニーホールを出て実家に向かったのでした。
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