昨年の11月、年に一度の人間ドックで視力が少し下がっていることに気付きました。
確かに、以前は家の中でテレビを見たりするくらいなら裸眼でも全然問題ありませんでしたが、最近はテレビ番組の字幕とかテロップが少し離れた所からだと見えなかったり、あと、テレビに表示されている時刻などのデジタル数字が、9なのか?7なのか?、3なのか?8なのか?判別しにくくなっていたのは事実です。
なので、これまで持っていためがねを家の中で使うことにして、車の運転をする時とか、スタジアムでスポーツ観戦をする時に、しっかり遠くを見れるくらい度を強くした新しいめがねを新調しました。
最近カラフルでリーズナブルなめがねを取り揃えためがねのチェーン店が増えてきたので、そーゆーのも素敵だなぁ〜と思ったんですけど、結局私は、初めてめがねを作った駅前の老舗のめがね屋で今回もお世話になりまして、チタンフレームのオーソドックスなデザインのものを選びました。
地味かな?とも思いましたけど、めがねが似合う方ではない私は、これくらいシンプルな方がしっくりきたのです。
そして先ほど、駅前のめがね屋に注文しておいた新しいめがねを受け取りに行ってきまして。
帰宅してさっそく新しいめがねをかけてじっくり鏡を見てみたところ、もうね、冗談抜きで本当にショックです。
心底打ちひしがれております。
めがねのフレーム選びの時に実際にかけて試して決めたので、めがねが似合う似合わないの話ではありません。
新しいレンズが入った状態の完成した新しいめがねをかけてじっくり鏡を見たら、そこにいたのは、一気に5歳くらい老けたような顔の私だったのです!!!
数年前に人生で初めてめがねを作った時は、めがね屋の定員さんの提案で、初めての乱視用めがねの度に目を慣らすために最高視力が0.7〜0.8程度になるよう弱めの度で作ってもらったのですが、今回はしっかり遠くを見れるためのめがねと言うことで、最高視力が1.0〜1.1程度になるよう少し度を強くして作りました。
なので、新しいめがねをかけたら、線も、点も、文字も、空に浮かぶ雲でさえも、見えるもの全てビシッとクリアーに見えるうえに、今まで淡く見えていた物の色さえもハッキリ濃く見えて、これには驚きましたね。
何を見ても、目が楽です。
やっぱり、度を強くしためがねを買って良かったです。
ただ、度を強くしためがねで何もかもビシッとクリアーに見えるようになった私の目に映った、私の顔・・・
シミやソバカス、こんなに多かったのぉ?!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
ほうれい線、こんなにクッキリあったのぉ?!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
肌の色も、こんなにくすんでいたのぉ?!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
今まで低下した視力で見ていた私が、いかに白いベールにつつまれたようなボヤケた景色の世界の中で暮らしていたかが、よく分かりました。
ボヤケた白いベールが、顔のシミやソバカスを少なくし、シワさえもぼかし、そしてくすんだ肌の色のトーンさえもやんわりと肌色に、『見せてくれていただけ』だったのだと、新しいめがねをかけて現実がくっきりハッキリ見えてしまいましたね。
嗚呼、現実を見ることの、なんと恐ろしいことよ・・・(T_T)
コメント