萩の花を見に鎌倉へ行ってきました!

お出かけ

先週やっと取れた夏休みで、久しぶりに鎌倉へ行ってきました。

母から聞いた話では、私が赤ん坊の頃は鎌倉の近くに住んでいて小町通りをよく散歩していたそうで、七五三のお参りも鶴岡八幡宮、海水浴は材木座海岸、引っ越してからも鎌倉へはよく行っていたので私にとっては慣れ親しんだ落ち着く町なので、この歳になっても定期的に訪れたくなるのです。

そして、鎌倉での萩の花の見頃は例年9月中旬から9月下旬頃とのことだったので、ちょうど良いタイミングじゃないのぉ♪ということで、萩の花を見に行きました。

萩の花は秋の七草の一つで、マメ科の落葉低木で豆のような形の白やピンクの花が咲きます。

事前にネットで調べてみたところ、鎌倉では宝戒寺や海蔵寺などいくつかの萩の花の名所があるのとのことだったので、北鎌倉で下車して鎌倉へ向かいながら順番に見て行くことにしました。

 

東慶寺

北鎌倉駅で下車してまず向かいましたのは、縁切寺として有名な東慶寺。

私の好きな映画「駆込み女と駆出し男」の舞台でもあります。

早速、可愛らしい萩の花が出迎えてくれました。

細い枝に鈴なりで咲いている花は小さいけれど、色は思いのほか鮮やかで、ブーゲンビリアに近いような気がしました。

そして、白い花もモンシロチョウのようで可愛らしくて、癒される姿です。

それにしても、東慶寺の階段には昔から萩が植えられていたのかな。

離縁したくて東慶寺に駆け込んできた昔の女性たちは、萩の花を目にして階段を駆け上がってきたのでしょうかね。

そして、萩の花たちは自由を取り戻した女性たちを見送ってきたのでしょうか。

往時を偲んでみたり。

 

海蔵寺

続いては、海蔵寺へ。

ちょっと見頃は過ぎてしまっていたのか?それともこれから満開になるのか?萩の花のボリューム的には少なめでしたが、山門に続く階段の両脇に育つ萩のふさふさ感は見事でした。

ああ~秋なのね~、って感じです。

そして、山門をくぐって境内に入ると、秋を代表する花の1つである芙蓉も可愛らしく咲いていました。

秋の花も青空に映えますねぇ。

萩の花と芙蓉の花を愛でた後は、境内にいた地元の方らしき年配の男性に声をかけられ、ありがたいことに色々と海蔵寺についてレクチャーしてくださいまして、本堂の左奥にある「やぐら」(鎌倉石という柔らかい砂岩に横穴を掘り作られた納骨窟または供養堂)を見学したり、やぐらから見える本堂の裏にある庭園を見せていただきました。

住職さんともお知り合いのようで、観光ガイドには乗っていない情報も教えていただけて、なんとも贅沢な時間でしたね。

教えていただいた冬枯れの庭園もまた見に行きたいものです。

 

浄光明寺

続いては、浄光明寺へ。

参考リンク: 鎌倉観光公式ガイド/公益社団法人 鎌倉市観光協会

浄光明寺は少し奥まった場所にあるお寺さんで、あまり観光客もいなかったので、綺麗に手入れされた境内をゆっくり拝見することができました。

萩の花も綺麗に咲き誇っていて美しいお寺さんです。

この日は運よく収蔵庫の中も見せていただけたので、国の重要文化財に指定されている御本尊の阿弥陀三尊像も拝見し、受付の方にご本尊の「土紋」についてなどの説明をしていただけたので、とても興味深かったです。

 

お昼ご飯は「勝烈庵」

じっくりお寺さん巡りをしていたら、鎌倉駅前に着いたのは午後3時近くになってしまいました。

実は、東慶寺から海蔵寺へ向かう時に、ガッツリ山道の葛原岡ハイキングコースを歩いて源氏山公園を抜けて仮粧坂切通しを降りてきたので、けっこう時間もかかってお昼ご飯を食べるのを忘れてしまっていたので、ここでやっとのお昼ご飯です(^^;

鎌倉へ来ると、食事はだいたい子供の頃からの馴染みの「鎌倉なかむら庵」(創業六十年(昭和39年創業)の手打そば屋)か、間違いない美味しさの「勝烈庵」(昭和2年に横浜創業のカツレツのお店)へ行くことが多いのですが、この日は腹がペコちゃん過ぎてガッツリ食べたいよね!と言うことで、勝烈庵にお邪魔しました。

夫は、「鎌倉五山定食(月替り)」  (定食は、しじみ椀・ご飯・お新香付)…ご飯・キャベツはお替わり自由!

私は、「勝烈定食(ヒレかつ)」を注文しました。

2人ともキャベツのお替わりをして、夫はご飯もお替わりして、美味しいご飯をお腹いっぱいいただきました!

ごちそうさまでした。

 

宝戒寺

遅いお昼ご飯を食べ終えたら、時刻はもう午後4時近くになっていたので、最後の目的地である鎌倉駅近くにある萩の花の名所の宝戒寺へ急いで向かいました。

鶴岡八幡宮の前の通りを右手に真っ直ぐ歩いて、突き当りに宝戒寺はありました。

到着すると、入り口の拝観料を納める所に誰もいなかったので、大人300円×2人の600円を置いて境内に入ろうとしたところ、忙しそうに境内の花の手入れをしていた方たちの中の1人の男性が急いで来てくれて「もうね、今日はそろそろ閉める時間なのよ、4時半までだから~」と言われてスマホで時間を確認してみたところ、時刻は4時20分。

あと10分、ギリギリだったなぁ~と思っていたら、「お金、置かなくていいから(^^;あと10分だけだから、いい、いい。」と言いながらパンフレットだけくれて、「少しの時間だけど境内見ていってね~、また今度ゆっくり見に来てね~(^^)」と言って、境内の中に招き入れて下さいました。

その時は、境内の植物のお世話をされていたので造園業の方とかなのかな?と思っていましたが、拝観料はいらないよ~と言ってくれたということは、もしかしたらご住職だったのかも?!と後になって思ったのでした。

ありがたくお言葉に甘えて、ラスト10分、お参りさせていただいて、萩の花はもちろん綺麗な境内の色んな花を見せていただいたのでした。

ありがとうございました。

白い彼岸花に。

白の萩の花。

白の美しさが引き立つ、宝戒寺でございました。

 

色々なご縁で色々なお話を聞かせてもらえて勉強になった1日となりました。

それに、宝戒寺ではギリギリの時間にも関わらず境内に招き入れていただけましたしね。

可愛らしい萩の花と人の優しさに触れた鎌倉散歩でございました(^^)

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コメント

  1. こはるおと より:

    秋の花々いいですね~!
    私も白い萩撮りたいなと思っていました。

    私がよく行く植物公園などの公園でも、紫の萩がきれいに咲いてます。

    こういう花や自然を楽しむのは癒されます。
    今年の秋も色々と出かけたいなと思いました。

    • なばな なばな より:

      こはるおと様、こんばんは。

      まだまだ木々は緑で初秋と言えど夏の気配が消え切らないこの時期なので、白い花は緑に映えてとても綺麗でした。

      萩には紫色の花もあるのですね?!
      ⇧と言うことで、萩の花の色についてちょっと調べてみたところ、萩にもかなり色々な種類があると、たった今知りました。笑
      「ネコハギ」なんて可愛らしい名前の小さい種類の萩もあるそうです。
      いつか見てみたいなぁと思いました。

      日々の暮らしの中では自然に触れる機会があまりありませんが、たまに鎌倉へ行って花や自然に囲まれると、確かに癒される感じが凄いです。
      お近くに植物公園があるの、いいですね!

      • こはるおと より:

        ご返信ありがとうございます。
        本当に、萩と一口に言っても色々あるみたいですよね。
        私は結構いろんな公園をめぐっているのですが、癒されるのでいつしかこの時間が好きになってました。

        それとなのですが、こちらのリンク集にブログのリンクを張らせていただいたのですがよろしかったでしょうか…?外した方がいい場合はお手数ですがお知らせくださいm(__)m
        https://koharuoto.net/link

        • なばな なばな より:

          こはるおと様、こんにちは。
          毎度お返事が遅くなってしまい、すみませんm(__)m

          公園巡り、いいですね!
          これからの季節、気候もよくて歩きやすくなりますし、紅葉も綺麗でしょうしね。
          癒しの時間、私も大切にしたいものです。

          そして、リンク集にリンクを貼っていただいて、本当にどうもありがとうございます。
          ぜひ、よろしくお願いします。
          なのですが、こちら「なばなぶろぐ」にはリンク集を作っていないので(汗)、こはるおと様のブログもリンクを貼ることが出来なくて、大変申し訳ありません。

          色々恐縮ではございますが、今後ともお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

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