合点承知感が半端なかったレジの女の子

エッセイ

ありがたいことに我が家が暮らしている町にはスーパーがかなり多くて、家から徒歩で行ける圏内のスーパーをざっくりと思い浮かべるだけでも、冗談抜きで10軒くらいあるのです。

だから、家から一番近くてコンビニ感覚ですぐにいけるスーパーはここ、サッカー観戦の帰りに総菜なんかを買って帰れる駐輪場の近くのスーパーはここ、しらたきがダントツで安くてしらたきご飯のためのしらたきをまとめ買いするスーパーはここ、寒い季節になってビーフシチューを作るために牛すね肉の塊をドーンと買うスーパーはここ、みたいにスーパーを使い分けられるので本当にありがたいです。

そんな数あるスーパーの中で、我が家が主戦力にしているスーパーがあります。

そのスーパーは「買い物をすると○%ポイント還元!」みたいなよくあるポイントカードではなく、会員になると会員カードが発行されて、その会員カードの特典の内容は

  • 食料品(酒類を除く)に限り
  • 現金払いの場合のみ
  • 3%相当額が割引になります

となっています。

買い物をすると後から貯めたポイントを使えるよ~ではなく、買い物をしたその場で食料品に限り3%割引の価格で買い物が出来るのです。

 

ただし、「食料品(酒類を除く)に限り」「現金払いの場合のみ」ではあるので、例えば住居用洗剤とか歯ブラシや歯磨き粉などの日用品は割引にはならないので、私はちょっとばかし小賢しい手段でお会計をしてもらうことがあります。

例えば、食料品の他に買う日用品が1個とか2個くらいの時は、全てひっくるめて「現金払い」にするんですけど、日用品が5~6個と数が多かったり金額がそれなりになる時は、日用品と食料品を別会計にしてもらって、日用品は「カード払い」にして、食料品は「現金払い」にしてもらうのです。

すると、日用品はスーパーでは割引対象にはなりませんがカード会社からポイントが付き、食料品がスーパーの会員カードで3%割引になるわけです。

ね、小賢しいでしょ?笑

ただ、この作戦は私は前からやっていたわけではなくて、近年になって、レジに並んでいると2つの買い物かごを「別会計にして下さい。」と言っているお客さんがけっこういることに気付いて、何で別会計なんだろう?と不思議に思って見ていたら、上記のように日用品と食料品で買い物かごを分けて別会計しているんだなと気付いて、それから私も真似するようになったわけです。

なので、「レジでこの作戦をする」=「このスーパーをよく知っている常連客」ってことになると思うし、レジの人も心得たもので「は~い。」と手慣れた感じでカード払いと現金払いにしてくれます。

 

そんな我が家の主戦力のスーパーで先日買い物をした時のことです。

私はサービスカウンターの一番近くにあるレジにガラガラとカートを押してピットインしたところ、見るからに「アルバイト始めました!」って感じの若い女の子がレジに立っていました。

このスーパーでは、サービスカウンターに一番近いレジには新人さんがいることが多いでのす。

なぜなら、何か分からないこととか失敗をしてしまった時に、すぐにサービスカウンターにいるベテランの従業員さんに聞いたり教えてもらったりして対応してもらえるからです。

そしてその日、私は日用品と食料品を別会計にしてもらうために買い物かごを分けて買い物していたので、2つの買い物かごをカートから降ろしてレジの台に乗せながら「すみません、別会計でお願いします。こっちをカード払いで、こっちは現金払いでお願いします。」と伝えました。

するとなぜかレジの女の子の顔がパァァッと明るくなって「はい!分かりました!」と、キラキラと輝く満面の笑みを浮かべてくれました。

まるで、「私!別会計にする理由を知ってます!ちゃんと先輩から教えてもらってます!合点承知です!お任せください!」って言っているみたいで、思わずこちらもにっこりしてしまいました。笑

最近はカフェでもコンビニでもこちらが「○○でお願いします」とか言っても「…はあ。」みたいな返事でやる気のないレジの人が増えている世の中で、合点承知感が半端なかったレジの女の子がめちゃくちゃ可愛かったです♪

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