私が子供だった頃の半世紀ほど昔の日本は、年末の28日とか29日くらいになると、もうどこのスーパーもガソリンスタンドもお正月休みに入って、お正月休みが明ける新年4日とか5日くらいまで閉まってしまっていたので、大人たちは「ガソリンスタンドが閉まる前に車にガソリン入れておかなきゃ!灯油ストーブの灯油も買っておかなきゃ!年末年始の買い出しもしておかなきゃ!」と猫の手も借りたいくらい忙しそうにしていたのを覚えています。
特に母親なんかは、昔はコンビニなんてのもありませんでしたし、年末年始の1週間くらいは家族全員が食うに困らない程度の食材の買い出しをしておかなければならなかったのと、今みたいに「おせちは買う」なんて選択肢の無かった時代だったので、昆布巻きやら煮豆やら雑煮などなどそれなりにおせち料理をちゃんと自分で作っていたので、年末は黙々と台所に立って料理をしていましたね。
今になって分かる、昔の主婦の大変さ、そして、今の世の中の便利さ。
でも、そんな母の年末年始の奮闘っぷりを見て育った私ですし、夫も料理が好なこともあって、我が家はこれまで1度も予約販売をしているおせち料理のセットを購入したことはありませんで(1度くらいは食べてみたい気がしますが)、毎年年末には夫婦2人で台所に立ち「今年はこれを作ってみようと思う!」とか「今年はこの料理はこうやって作ってみようかな?」とか、あーでもないこーでもないと言いながらお正月に食べる料理を作っています。
そんな感じで昨年末もお正月料理の準備をしまして、今年の元旦もテレビを見ながらお正月料理とお酒をゆっくりと楽しみました。
そして、例年通り今年も美味しかったお正月料理、今年ちょっと工夫して作ってみて美味しかったお正月料理など、幾つか「おっ♪これ美味しいじゃん!」と思えたお正月料理がありましたので、せっかくなのでブログでご紹介してみたいと思います。
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栗きんとん
今年の秋、大きめの栗を買ってきて、栗の渋皮煮を作りました。
そして、瓶詰にして冷蔵庫で保存しておいたこの渋皮煮を使って「栗きんとん」(みたいなもの?)を作ってみました。

作り方は簡単で、蒸したさつま芋(紅はるか)を裏ごしして、てんさいとうを加えて混ぜ合わせたさつま芋ペーストに、渋皮煮を加えただけ。
市販の栗きんとんのようなトロトロ感はありませんでしたが、それらしく仕上がってくれたのではないでしょうか。笑

そしてお味の方は、まさにシンプルイズベスト。
保存料や着色料なども入っていないし、栗の渋皮煮もさつま芋ペーストも全て手作りなので甘さも控えめで自然な栗とさつま芋の甘さで、とっても美味しかったです(*^-^*)
夫特製ローストビーフ
毎年お正月料理の1品として夫がローストビーフを作るんですけど、今年はなぜか「ローストビーフを2つ作るぞ!肉を食うぞ!」と、オージービーフの赤身のもも肉と、黒毛和牛(A5)のサシの入ったもも肉の2種類を購入されまして。

はい、こちらが塊肉2つ、ドーン!
ミルでガリガリとしっかり塩こしょうをまとわせて、フライパンで表面を何度も焼き付けて、最後にアルミホイルとタオルに包んで一晩おいて、中までじっくり熱を通しまして。

はい、こちらが完成したローストビーフ(黒毛和牛の方)です。
私が切ったのでザツでちょっと分厚くなってしまいましたが(^^;中が綺麗なピンク色に仕上がっていて、サシが入っているから程よく柔らかく、自家製にんにく醤油(醤油に皮をむいた生にんにくをゴロゴロと入れて漬けておくだけ)をつけていただけば肉の旨みが口の中に広がって、今年も美味しゅうございました♪
なます
今年のなますは、ちょっと新しいチャレンジをしてみました。
なますに使いましたのは、こちらの2つ ⇩

富澤商店の「貴腐ワインレーズン」と「米あめ」です。
「貴腐ワインレーズン」は、オーストラリア産サンマスカットレーズンを貴腐ワインに漬け込んだレーズンで、1粒食べただけで口いっぱいに広がる貴腐ワインの芳醇な香りと甘みが最高に美味しいのです!!!(←ビックリマークを3つも付けちゃうほど本当にこれマジで美味しいの~笑)
そして、「米あめ」は米を麦芽で糖化した古来伝承されている飴のことで、琥珀色した水あめのような感じで、コクのある味が特徴です。
ビタミンB2やミネラルを豊富に含む米飴は身体にも良く、以前、奈良町にあるお店で米あめを買った時に「大根を米飴に漬けたものを食べると喉にいい」と教えてもらったことがあるので、なます(大根と人参)に米あめを使えば美味しくて喉にも良くて一石二鳥なのでは!と思い付きました。

作り方は簡単で、大根と人参をスライサーで細切りにして、そこに、米飴・貴腐ワインレーズン・純りんご酢を加えて和えただけです。
材料を混ぜ合わせてしばらくすると主に大根から水分が出てしっかり馴染んでくれるので、冷蔵庫で数時間寝かせてください。
お味は、なますと言うには贅沢な、ちょっとしたデザートのような仕上がりになりました!
貴腐ワインレーズンの香りと優しい米あめの甘さ、そして、純りんご酢の酸味が甘酸っぱくて美味しいのなんのって。
富澤商店の「貴腐ワインレーズン」と「米あめ」で作るなます、これはおすすめ出来ます!
以上、今年のお正月料理で美味しかったものたちでした。
そして、今年のお正月も食べ過ぎて、只今、はぁ~どすこい!!!





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