カレーの魔法が消えた日

ごはん

私はこの時期になると、芽キャベツを食べるのが楽しみの1つです。

芽キャベツが好き

半分に切った芽キャベツを、オリーブオイルとハーブソルトでソテーしただけのシンプルな料理が大好きなのです。

ただ、芽キャベツって、ちょっとお高いのが難点。

もっとドッサリ食べたいけど、1パックに10個も入っていなくて200~300円くらいするじゃないですか。

なので、今は普通のキャベツの価格がとても高騰していて1個300円くらいするけれど、食料として考えるならば、ちょっとで200~300円の芽キャベツを買うよりも普通のキャベツを買った方が食卓の戦力になってくれるので、芽キャベツにはなかなか手が出ませんでした。

ところが先日、近所のスーパーの冷凍食品のコーナーで「冷凍芽キャベツ」を見つけました。

1袋にかなりたくさん入っていて、生の芽キャベツを買うよりかなり割安だったので、私は嬉々として買い物かごに入れたのでした。

カレーの魔法

ところで話は変わりますが、日本のカレーって、もの凄く万能だと思うんですよね。

お肉だって、牛でも豚でも鳥でも牛すじでも何でも合いますし。

魚介だって、海老でもイカでもあさりでも合いますし。

野菜だって、定番の玉ねぎ人参じゃがいもから、茄子やしめじや筍や蓮根なんかも合うじゃないですか。

どんな食材を入れても最終的に美味しく仕上がってくれる、これぞ、カレーの魔法だと思うのです。

そこで私、思い付いちゃいました。

私の大好きな芽キャベツをカレーに入れたら、さぞ美味しかろう!!!と。

まさかカレーの魔法が消えるとは・・・

せっかく冷凍芽キャベツがドッサリ手に入ったので、私は芽キャベツをごろごろ入れた芽キャベツカレーを作ることにしました。

カレールーは、1食分(2人分)の量で作るため、フレーク状のカレールーを使いました。

そして材料は、定番で鶏もも肉・じゃがいも・玉ねぎ・人参、そして冷凍の芽キャベツです。

「小さな緑の丸っこいのがコロコロ入っているカレー、カワエエ~♪」なんて思いながら、少々テンション上がり気味で「いただきまーす!」と食べてみました。

・・・・・うっ?・・・・・う~ん・・・・・、・・・・・。

な、なんか、芽キャベツが苦いかも。

冷凍の芽キャベツは、やっぱり生の芽キャベツより味のポテンシャルが下がるのでしょうか?

それとも、カレーに芽キャベツ自体が合わないのかなぁ?

とにかく、残念ながらちょっと引くくらい美味しくなかったです(--;

カレーってどんな食材で作っても絶対に美味しくなる魔法の料理と思っていたけど、人生で初めて、カレーをもってしても美味しくないと思う食材があるんだなと知った日でございました。

はい、残念~~~

ごはん

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