【遠方に住む親が他界した時に大変だった事】その5.自宅に戻ってきてからのこと

【両親のこと】

無事にお義母さんの葬儀を終えて、2017年1月19日(木)の夜にお義母さんのお骨と共に埼玉の自宅に戻ってきました。

やっと帰宅して、これで少しゆっくり出来る・・・と思いきや、まだまだ大変だったことは色々ありました(^^;

今日は自宅に戻ってきてから大変だったことを幾つかご紹介したいと思います。

愛犬

19日(木)の夜、最寄り駅に到着するや否やタクシーに乗り込み、ペットホテルに寄って愛犬をおむかえに行ってから帰宅したのですが、帰宅して久しぶりに見た愛犬の姿に、思わず涙が出そうになってしまいました。

怖がりで家族以外の人や場所が苦手で、心臓病とも戦っていた愛犬は、やはり長期間のペットホテルでの生活はツラかったようで、ガリガリに痩せてしまっていたのです。

その日から、愛犬の好きなフードやおやつなどを少しずつコンスタントに食べてもらって、ゆっくりお散歩もさせてあげて、元の体重や体調に戻してあげるまでちょっと気が休まりませんでした。

あと、セキセイインコは翌日の夜に仕事を終えた友人が家まで車で送り届けてくれまして、やっと家族全員の帰宅とあいなりました。

お葬式は仕方ないことではありましたが、小さい家族に負担をかけてしまって申し訳なかったです

自宅に送った荷物たち

疲労困憊で帰宅した夫でしたが、翌日の20日(金)は予定していた通り会社へ出勤し、家に私1人の時に、高知から自宅に送った恐怖のダンボールの山が届きました(--;

洗濯物の山と格闘した1日

まずは洗濯物や礼服などクリーニングに出すものからダンボールから出したのですが、大の大人2人分の1週間分の洗濯物の量となると、家の洗濯機と乾燥機では手におえるような量では無いのが一目で分かってしまいました。

下着類や細かな物は自宅の洗濯機で洗いましたが、他の物は全部大きな布袋2個にぎうぎうに詰め込んで、まるでサンタクロースか?それとも夜逃げか?くらいの勢いで大荷物2個を肩から下げて家の近所の大型コインランドリーへ行って、一気に洗濯&乾燥しました。

続いて、礼服などを駅前のいつもお世話になっているクリーニング店に出しに行き、後は洗濯物をせっせとたたんではしまい、たたんではしまい、の繰り返しで1日が終わってしまいました。

昔のアルバム

実家から自宅へ送った荷物で一番量が多かった(ダンボール5箱)のが、昔のアルバムでした。

私たちの親世代の人って、今みたいにデジタル画像でなくフイルム写真だから、現像した写真の枚数もとてつもなく多かったですし、なんと言ってもアルバムが重くて分厚くてかさばるのです。

なので、古いアルバムから写真だけ剥がし取って、今どきの軽量のポリプロピレンアルバムに入れ替えることにしたのですが、ベタベタした台紙に写真を貼り付けるタイプの昔のアルバムから写真が破れないように剥がし取る作業は、本当に気が遠くなるほど手間で、時間を見つけては少しずつ作業をすすめましたが、結局、全て終えるまで2年くらいかかってしまいましたね。

そして、捨てるに捨てられない昔の写真は、ポリプロピレンアルバムのおかげでだいぶコンパクトにまとまりましたが、それでも我が家の収納棚の1段を占領しております。

市営住宅は一部自分たちで修繕が必要

実家は賃貸物件(市営住宅)だったので、葬儀の後に住宅を管理している所に行って今後の話をしてきたのですが、

  • 住居年数なりの壁や床の汚れなどは、後からコチラでハウスクリーニングするので、気にしないで下さい。
  • ただし、汚れでは無く、壊れたり破れたりした部分については、お返しした敷金の中からご自分で工務店等に依頼をして修理をしてから、コチラに引き渡して下さい。

っとのことで、市営住宅の全てが同じかどうかは分かりませんが、渡してある敷金の中から市の方で全て修繕してくれるわけではありませんでした。

なので、全て荷物を撤去した後の実家の部屋の状態からして

  • 古くなった畳の畳替え
  • 襖の張替え
  • ちょっと破けている網戸の交換
  • ヒビが入ってしまっているトイレのガラスの小窓の交換

は、こちらで修理する必要があると判断して、夫が実家近くの工務店や畳屋さんに連絡を入れて、2月に入ってすぐの頃、実家のスペアキーを預けていた親戚に実家の鍵を開けてもらい、修繕作業をしてもらったのでした。

市役所の手違い

帰宅後、高知市役所から「〇〇の手続きには、実は〇〇の書類が必要でした~」と、後になってから電話連絡がありました。

もちろん、手続きは夫本人でなければ出来ないので、夫が高知の市役所まで行かなければなりません

「はい、分かりました~」とすぐに行ける距離であれば良いのですが、やはり遠方住まいなので、心の中で「市役所さ~ん、間違えないで欲しかった~(^^;」と思いましたね。

ただ、上記の家の修繕の件で、工務店の精算と、修繕を終えた実家の鍵を管理会社に持って行って実家を明け渡す手続きのために、夫はまた高知へ行くことになっていたので、問題ありませんでしたけどね。

もしも他に高知へ行く用事が無かったら、役所のこのミスはちょっと痛かったです。

ちょっと余談で病院のこと

葬儀が終わって数日後の午後、お義母さんが入院していた病院へ行き、最後のお支払いを済ませて、その帰りにお義母さんの実家(本家)へ寄って、病院の手続きをしてきたことをお知らせしたのですが、その時に夫の従妹さんに

「〇〇くん(夫)らは~、菓子折りとか何かお礼を持って行ったかねぇ?」

と聞かれて、私は思わず自分が入院した時のことを思い出して、何の悪気も無く「いいえ~(^^)」と答えてしまいました。

実は、私が子宮筋腫の手術で入院した時、退院する日に夫が菓子折りを2つほど買ってきてくれて、ナースステーションやお世話になった看護師さんに渡そうとしてナースステーションに持って行ったところ、「お持ち帰り下さい!こういった品は受け取らない決まりになっています!」と半ばキレ気味にピシャリと言われてしまったことがあったので、最近の病院は患者さんから何も受け取ってはダメなのね~と思っていたのです。

その話を従妹さんにしたら、「都会の病院はそうかもしれないけど、この辺の病院はちゃんとお礼した方がいいきねぇ~」とのことだったので、私たちは慌てて菓子折りを買いに行って病院へ引き返し、お義母さんがお世話になった病棟の看護師さんにお渡ししてお礼を伝えたところ、嫌な顔もせず笑顔で受け取ってくれたのです。

危うく礼儀を欠くところだったので、従妹さんに教えていただいて本当に良かったと思いました。

地域によって色々と違いますね。

 

さて、お義母さんの命日で思い出した、遠方に住む親が他界した時に大変だった事あれこれはいかがだったでしょうか?

夫と同じようにご両親が遠方で暮らしている方の、いつか来るであろうお別れの時までに、何か参考になっていただけたら幸いです。

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