猫は腎臓病になりやすい生き物なのだと言うことを、猫くんと暮らし始めて初めて知りました。
猫に水をしっかり飲ませることの大切さ
一説によると、猫の祖先は砂漠で生活していたので、少ない水分で生活できるよう腎臓で水分を吸収して濃いおしっこを作るために、腎臓に負担がかかって腎臓病になりやすいのではないか?と言われているらしいです。
腎臓は、体内の老廃物や毒をろ過してオシッコとして出して血液を綺麗にし、骨の代謝や造血、体液の平衡状態の維持などもおこなっている働き者の臓器ですが、腎臓の機能が低下し慢性腎不全などの状態になると、壊れた腎臓は元に戻すことができません。
なので、腎疾患予防のためにも、ストルバイトや尿石対策のためにも、「日頃から水をしっかり飲んでもらうのが良い」と言うことになるわけですが、「あまり水を飲んでくれない…」と水を飲んでもらうのに苦労をしている飼い主さんも少なくないようです。
猫くんは、おそらく水は比較的よく飲んでくれている方だとは思うのですが、一昨年に1度ストルバイトの結晶が出来て慌てて療法食に切り替えて対処した経緯があるので、油断は禁物だし、出来ることなら今以上に水はたくさん飲んでくれるに越したことは無いと思っていました。
やはりストルバイトも水分をしっかり取って尿を濃くしない事が大事だからです。
猫が水をよく飲むようになるオーカッツのボウル
そんな時、ふと目にした
「うちの子、オーカッツのボウルに変えてから、水をがぶがぶ飲んでくれるようになった。」
「水をよく飲むようになるって本当かな?と思ってたけど、本当によく飲んでくれるようになった。」
等の、とある口コミ。
オーカッツのボウル?
私は早速、そのオーカッツのボウルをネットで調べてみました。
そして、オーカッツのホームページを見つけて、ボウルについての詳しい説明を見てみました。
犬や猫達がより好んでお水を飲んでくれるよう開発されたのが、オーカッツの「ヘルスウォーターシリーズ」のボウルです。
ヘルスウォーターシリーズとは、
- 健康への影響が懸念される鉛・カドニウムや有害物質は一切使用していない、安全な人間用食器として作られています
- 器は約1100度の高温で焼成されており、日常の使用していて何かの物質が溶け出すこともありません
- 水垢や茶渋などの汚れが付きにくく、落としやすい性質の器です
- 『水をまろやかにする』瀬戸の陶器なので、まあるくて、キレイなお水を作ります
- 水が飲めない猫のために、愛知県瀬戸市の職人の知恵と技術でボウルが開発されました
- シンプルなデザインで、洗いやすく、清潔です
- 重量感バッチリで、器遊びで、ひっくり返りにくいです
もっと詳しい説明はオーカッツのホームページに記載されていますが、とにかく端的に言ってしまえば、この陶器の器に水を入れると水が美味しくなるみたいなのです。
なので、あまり水を飲まない猫でも、水をよく飲んでくれるようになるみたい。
その水の味の変化を猫くんが分かるか?気に入ってくれるか?は分からないけど、そもそもボウル自体が良い器なのは分かりましたし、もしもこれで今より水を多く飲んでくれるようになればめっけもんで、猫くんの健康維持にも役立ってくれるので、即決で購入してみました。
お試し中
サイズはどれが良いか分からなかったので、大は小を兼ねると言うことで、Lサイズに。
色は、薄いグリーンのにしてみました。(リビングのLEDライトの加減で本来より少し明るい色に映ってしまいました。もっと落ち着きのあるグリーンです。)
さっそくこれまで使っていた陶器の器からオーカッツのボウルに変えてみたところ、とりあえず嫌がるようなことはなく水を飲んでくれています。
ただ、目に見えてがぶがぶ水を飲んでくれるようになったか?と聞かれると、がぶがぶとまではいかないかもしれません。笑
でも、気付けばちゃぷちゃぷと小まめに水を飲んでくれている姿を見かけます。
それに、猫砂は固まるタイプのものを使用していますが、オシッコで固まった猫砂の大きさが小さくなった感じは全くないので、しっかり水は飲んでくれているようです。
美味しいお水と思って飲んでくれていたらいいなと思いつつ。
とにもかくにも、ずっと健康に過ごしてもらいたい、願うはそれだけです。
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