私は昨年、かなり幼少期から小学校の中学年くらいまで繰り返し繰り返し見ていた夢があったことを、ふと思い出しました。
きっかけは「死者の記憶をもつ子供たち」
私が同じ夢を見ていたことを思い出したきっかけは、Amazonプライムで観た
「死者の記憶をもつ子供たち」
と言うドキュメンタリー映画でした。
凄惨な死を遂げた人物からの転生者とされている子供、つまり、前世の記憶を持ったまま生まれてきた子供たちに焦点を当てた映画です。
この映画は「シーズン1」と「シーズン2」があって、Amazonプライムの紹介文をそのまま添付させていただきます。
世界には、前世の記憶を持ったままこの世に誕生する子供たちが多々存在する。タイタニック号沈没事故、第二次世界大戦から9/11同時多発テロまで、特に悲惨な死を遂げた者の記憶を受け継いで生まれてきた子供たちに焦点を当て、真実を追い求めていく。
前世の記憶を持ったままこの世に誕生する子供たち。科学では証明しきれないほど明確な記憶を、幼い彼らがどのように手に入れたのか?その驚くべき内容に加え、家族の苦悩に深く迫るシーズン2!
これがまぁ、ドキュメンタリー映画なので、実録なわけですよ。
で、最初は私も「本当なのかなぁ?」なんて思いながらちょっと興味本位で見てみた映画だったんですけど、大人が「ああだったんだよ!」「こうだったんだよ!」と言うよりも、そんなウソを言っても何の得にもならない幼い子供たちが、過去の記憶に翻弄されて本気で泣き叫んだり、眠れなくなったり、精神をすり減らしたりしている様子を見る限り、これはウソではなさそうですぞと思ったわけです。
実際、そのような特殊な子供の言葉を信じない実の親御さんも映画の中にはいました。
ただ、子供たちが少しずつ成長して言葉を話せるようになってくるにしたがって、前世の記憶の状況もより詳しく伝えられるようになってきます。
そうなると、両親や大人たちが子供が必死に伝えた情報を過去の記録を遡って調べられるようになり、そしてその情報が過去に本当にあった出来事や実在していた人物なのだと判明していくのですから、最終的には信じざるを得なくなっていくのです。
そして私も、生まれ変わりって本当にあるんだなぁと思った1人です。
まあ、信じるか信じないかは人それぞれですけれど、とても興味深いドキュメンタリー映画だとは思いますので、ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さい。
自分の前世に思いを馳せる
こうして、「死者の記憶をもつ子供たち」を観て前世はあるんだなぁと思った私は、自分の前世のことが気になりました。
性別は男だったのか女だったのか?
前世は何世紀ごろに生きていた人間だったのかな?
どこの国のどんな町で暮らしていたんだろう?
知れるなら知りたい気持ちもあるので色々と気になりますが、残念ながら50代になるまで前世の記憶のカケラも思い出すことが無かった私には、記憶はきっと残っていないのでしょう。
実に残念です・・・っと思いきや。
ここで急に、「そう言えば私、もの凄く小さい頃から小学生になったくらいまで、時々同じ夢を見てはうなされて目が覚めていたじゃん!」と思い出したのです。
あの夢は私の前世の記憶?
その夢は、私がまだ父が勤めていた会社の社宅に暮らしていた頃から見ていたので、相当幼少期の頃から繰り返し見ていた夢だったんだろうと思います。
ストーリーは全くなくて、ハッと気づいたら、トラックかダンプカーみたいな大きな車の右前あたりに私がいて、目の前に見上げるほど大きなタイヤが迫ってきます。
私のイメージ的にはそのタイヤはとてつもなく巨大で、「あ~タイヤが~…」と思った瞬間にそこで夢は真っ暗になって終わります。
そして、その夢を見た時は決まって息が苦しくなって目が覚めて、「・・・ッカハァ!」と息を吸うと、口の中がまるでマラソンをした後のように血の味がしてカラカラになっていました。
こんな夢を繰り返し見ていた幼少期、もしかしたらこれは、私の前世の記憶と言うか、私が前世を終えた瞬間の記憶なのでは?
そんな可能性が頭の中をよぎりました。
そして、映画の中の子供たちが大人になるにつれて過去の記憶を思い出さなくなっていったのと同じように、私も小学校高学年になった頃ににはこの夢も見なくなっていました。
映画を見て、私の幼少期に繰り返し見ていた内容の無い夢にも意味があったのかも?と、ちょっぴり思ったお話です。
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