【本当にたたかったお嫁さま】その6.毒親の母のことを打ち明ける

・本当にたたかったお嫁さま

前回の【本当にたたかったお嫁さま】その5.「出会って3ヶ月で結婚を決意」では、

「私は一生結婚しないで1人で生きて行こう!」と思っていたにも関わらず、カレ(今の夫)と一緒に過ごす時間の不思議なほどの居心地の良さと、子供の頃からずっと毒親である母と向き合い続けてボロボロになってやっと私の中で踏ん切りがついたことと、カレからの助け舟と、色々なタイミングがちょうど良く重なったような感じで、1999年冬、私はカレと出会って3ヶ月で思いがけず結婚を決意しました。

そして私は、もしかしたら結婚の話は無かったことになるかもしれない不安を抱えつつ、カレに両親のこと、毒親である母のこと、包み隠さず打ち明けたのでした。

今日はそのへんのお話をしたいと思います(^^)

 

1999年冬、カレと結婚を決意した私はカレの助け舟にありがたく乗せていただくことにして、それまで地道に続けていた物件探しはやめて、2人の新生活に向けての話し合いを少しずつ進めていきました。

もちろん私の両親には、カレと付き合っていることも、結婚を決めたことも、結婚に向けて話し合っていることも、何もかも完全に隠してです。

だって、両親がカレの存在を知れば、父はともかくとして、毒親である母が妨害行為や嫌がらせをしないわけがない!

そればかりか、母の状態が激化していくことも目に見えていましたし。

私がカレと出会う前、実家を出ようと決心して1人で不動産屋巡りをしていた頃には、既に母の毒親っぷりは「手が付けられない」「手の施しようが無い」状態にまで到達していたのです。

そんな母に私はそれまでの人生でもう十分過ぎるほどつらい思いをさせられて来たのでね、「もうこれ以上!母に私の人生を邪魔されてなるものか(゚Д゚#)ゴルァ!!」くらいの気持ちで、いわゆる戦闘態勢に入っていたのです。

 

そんな感じで、水面下でカレと定期的に会って話を進め、お互いの仕事の都合なども考えて、結婚は1年後くらいにすることにしました。

そしてカレには色々と話し合いをして行く中で、私の両親のこと、母が「度を越した理不尽な人」であること(この頃は毒親と言う言葉も無かったですし、自分の母が毒親だと気づいていなかったので)を前もって伝えました。

カレが後から母のことで嫌な思いをしてしまわないように、私、けっこう正直にあれこれと打ち明けたのです。

そうやって包み隠さず話したら、もしかしたら?結婚前に相手の親が恐ろしく面倒くさい人間だと知って「やっぱり結婚は…」と言われるかもしれない可能性を考えて、カレのことを信じていないわけではないけど、心の中では少々不安でした。

それに、もしも正直に打ち明けて結婚の話がだめになったとしても、そんな親がいる人と結婚したくないと思う気持ちは私にも分かるので、致し方の無いことだとも覚悟しました。

そんな感じで、私的にはまぁまぁな覚悟を持って伝えたんですけど、カレからはたった一言

「あ~、はいはい、了解~!」

その返事に思わず

「・・・え?それだけ(??;」

と、ホッとしたと言うよりも、ヒジョーに焦りました。

だって、「この人、母の「恐ろしく面倒くさい」の本当の意味を理解できてないかも?」と心配になってしまったのです。

なので、そこからさらに母についてあれこれ説明しましたが、焦って話す私にカレは

「大丈夫、ちゃんと理解したから(^^)」

と、笑顔でサラリと話を終わらせてくれたので、そこでやっとホッとしたのを覚えています。

そーゆー人なんだなって分かって、本当にありがたかったです。

 

こうして、カレに両親や母のことを理解してもらえたところで、2000年初春、まずは私が私の両親に結婚の意思を伝えることにしました。   ~ つづく ~

スポンサーリンク

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました