思えば私って、小学生の頃から父の日・母の日、父の誕生日・母の誕生日、社会人になってからはクリスマスも、両親へプレゼントを欠かさず贈ってきました。
そして結婚してからは、クリスマスプレゼントは贈らなくなりましたけど、その代わりにお中元やお歳暮を贈るようになって。
年に5~6回のプレゼント×これまでの年数、多種多様な物を選んでみてはプレゼントしてきましたけど、過去の記事にも書いた通り、両親はなかなかに難しい人なので、プレゼント選びをする度に私はかなり悩みに悩んで疲弊しまくります。
昔、何か贈る度に母からは「もう気持ちだけでいいから。」みたいに言われて、「そうか…」と真に受けた私は気楽に適当な物を贈ったところ、即座に電話がかかってきて「こんなもの贈ってきやがって!」と怒鳴られました。
なので、今でも何か贈る度に「もう何も贈ってくれなくていいから。」と母は言うけれど、何も贈らないわけにはいかないじゃないって思っていますし、気を抜いた贈り物のチョイスは出来ないなって思っています。
まず、「花は枯れてしまうから、もういらない。」と言われました。
そして、以前は衣類や鞄などをプレゼントしていましたが、「もう「物」はいらないから。」と言われました。
それはつまり、形に残る「物」よりも消え物の「食品」の方が良いと言うことで、それからは形に残らない野菜セットや果物の詰合せやお肉や魚などの食品を贈るようにしました。
すると、「野菜のセットとか、一気に色々もらっても食べきれなくて傷んじゃうから。」と言われたので、それからは美味しい調味料や乾物やお菓子や乾麺やパスタソースなどをあれこれと自分で詰合せにして贈るようにしました。
すると、「色々もらっても料理で使いこなせないから。」と言われたので、先日の父の誕生日には「美味しそうなもの」「無添加など体に良いもの」「少しずつ」3種類の食品を選んで送ったのでした。
こうして、今年も母の日がやってきました。
さて、今度は何を贈ろう・・・
「娘夫婦が贈ってくれたものだから♪」なーんて、どんなプレゼントでも喜んでくれるわけではありませんので、母の日の2日前の先週の金曜日の夜、私はネットショップをあれこれ見ながら
「フルーツの盛り合わせが無難かな?」「いやいや、また食べきれなくて傷むとか言われるかも。」
「お肉のセットとかならいいかな?」「いやいや、この前の父の誕生日にハンバーグをプレゼントしたから、かぶるなぁ。」
「じゃあ、焼き菓子とかは?」「いやいや、いかにも「母の日のプレゼントです!」みたいなのを贈ると、母、嫌がるんだよなぁ。」
などなど頭の中でグルグルぐるぐるグルグルぐるぐる考えては、パソコンの画面と睨めっこを続け。
夜中の2時を過ぎても刻々と時間が過ぎていくばかりでどうにも決めることが出来なくて、もぉ~グッタリと疲れ果てた私は、一旦プレゼント選びを諦めたのでした(◞‸◟)
そして、頭から湯気をシューシュー出しながらプレゼント選びをしていた私を見ていた夫が
「明日デパートでも行ってさ、実際に色々見てみたら、決められるんちゃう?」
と言って、母の日前日の土曜日に買い物に付き合ってくれたところ、夫の言う通りでしたね。
実際に品物を見て、見比べて決められるのって、本当に話が早かったです。
今年は新宿高野のショップで、フルーツのセットにしようか?フルーツゼリーにしようか?と迷いましたが、フルーツそのものよりも缶詰なら日持ちもするし大丈夫だろうと言うことで、国産フルーツ缶詰セットに決めました。
店舗にはラフランスや林檎の缶詰もあったので、ラフランス2個・みかん2個・桃2個・林檎2個・さくらんぼ1個で詰め合わせていただきまして、無事にプレゼントの発送を済ませることが出来たのでした。
やっとプレゼントの発送を終えて、本当にやれやれでした。
普通であれば、母の日のプレゼントを選ぶだけでこんなに疲弊することなんてないでしょうにね。笑
そして先ほど、プレゼントが届いたと母から電話がありました。
そしてなんと、今回は「もういいのに。」とか「こーゆーのもらっても…」みたいなことも言われることなく、「こんなにたくさん、ありがとう!」と、どうやら喜んでくれたみたい。
ああ、良かった・・・と言うより、心底ホッとしましたです。
そして、疲れました。ふぅ(^^;
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