Myジンクス

エッセイ

我家には、ただの勘違いかもしれないけれど勘違いなだけじゃないかもしれないねと思える「Myジンクス」が幾つかあります。

例えば、私たち夫婦がお店や飲食店に入った時、最初はお客さんもいなくて店内はガラガラったのに、お店を出る頃にはたくさんのお客さんで混んでいたり満席になっていたりすることが少なくありません。

冗談ではなく、本当にこのパターンが多いです。

ただ、たまーになんですけどこの逆パターンをやらかすこともあって、賑わっていたお店に入ったのに、お店を出るころには誰もお客さんがいなくなっていて、そんな時は、別に私たちが実際に何かしたわけではないのに、心の中で何となく申し訳ない気分になったりするのです。笑

 

そして、もう1つ。

これは我が家がと言うより「私は」なんですけど、Myジンクスの中の1つに「曇っていたのに私が家の外に出た途端に炎天下になってしまう」と言うものがありまして、良く言う「晴れ女」「晴れ男」とはまたちょっと違うんですよね。

雨の天気予報だったのに晴れの日になる、とかではなく、もっとピンポイントで、私が外に出た時だけ日差しが照り付けるのです。

実は、今日もこのパターンにはまりました。

 

今日は朝から薄曇りで、洗濯物を洗って干すかどうかも迷うくらいの天気だったんですね。

そして、買い物やクリーニングを取りに駅前へ行く前にベランダから外を見た時も、「もしかしたら出かけている間に雨が降り出しちゃうかも…」なんて思ったくらいだったのに、マンションの駐輪場から自転車を押しながら外に出た時には、なぜだか薄っすら日差しが出始めていて、ちょっと嫌な予感。

そして、ほんの数十メートル自転車を走らせている間に、やっぱり!案の定!それ見たことか!急に日差しが照り始めて、眩しいしよぉ、暑いしよぉ・・・

日焼け止めを塗ろうが腕カバーをしようが、誰よりも紫外線を吸収してしまう私なので、「わぁ…まただよ、やめてくれぇ~(--;」って感じでしたが、仕方ないので鞄に備えておいた帽子だけかぶって出かけたのでした。

向かったのは、駅の近くの珈琲豆のお店。

絶賛セール中が今日までだったので、電話で欲しい豆の種類と量を予約注文しておいたので、受け取りに行ったのです。

お願いしておいた通りの炒り方とペーパー用に豆を挽いてくれていたので、すんなりと買い物は終わり、駅前のクリーニング屋さんでクリーニングを受け取り、帰りもまた日差しが照りつける中せっせと自転車を走らせて帰ってきまして。

更年期真っただ中世代ゆえ、顔から首から噴き出す汗でダラダラになりながら家に着くと、エアコンの効いた涼しい部屋で、お気に入りのバリバリボウルタワーの上でゴロゴロな猫くんのお姿。

「猫になりたい」、と言う人がいるけど、その気持ちが分かったような気がした昼下がりでした。

せっかくなので、挽きたての珈琲を淹れまして。

窓辺でゴロゴロな猫くんを眺めながら珈琲を飲んで休憩していると、ふと気づけば、窓の外はまた曇り空に戻っていて、先ほどまで照りつけていた日差しが消えているではありませんか?!

うそぉ~ん・・・絶妙に納得がいかないんですけど。

でも、苦味も酸味もほどほどにマイルドな珈琲クレオパトラのその美味しさに、「まあまあ、いつものことじゃないのぉ(笑)」と、諭されたような気分になってみたり。

かなりめに理不尽なMyジンクスでございます。笑

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