【本当にたたかったお嫁さま】その20.まさか!本当の結婚式を見学?!

・本当にたたかったお嫁さま

前回の【本当にたたかったお嫁さま】その19.「ありがとう!ブライダルサロン」では、

2人だけで結婚式が出来る所が見つからなくてちょっと途方に暮れていた時、仕事で通勤していた上野駅の構内に「ブライダルサロン」と言うブースがあることを思い出しました。

私はブライダルサロンがどんなところなのかも知らなかったけど、もしかしたら何か参考になるかもしれないと思い、ふらりとブースの中に入ってみたところ、そこはまるで、結婚式場版ハローワーク。

スタッフの方に結婚式の希望条件を聞かれるがままに答えてみれば、あれよあれよと言う間に検索してくれて、あれよあれよと言う間に条件に合う式場を見つけ出してくれて、あれよあれよと言う間に式場見学の予約まで入れてもらえたのでした。笑

こうして、私はその日のうちにカレに連絡を入れてブライダルサロンでの出来事を話しました。

今日はそのへんのお話をしたいと思います(^^)

 

あんなに途方に暮れていた事がものの30分ほどで解決して、私は丁寧に対応してくれたブライダルサロンのスタッフの方に心底感謝しつつ、ホッとしたような、ちょっと呆気にとられたような気持ちでブライダルサロンを後にしたのでした。

そして、その日のうちにブライダルサロンでの出来事の話をするためにカレに電話をすることにしたんですけど・・・

家では母が私を完全無視しつつも私の一挙一動に目を光らせていると言う針の筵の上のような状況が続いていたので、万が一、家で電話をしてその話を聞き耳を立てている母に聞かれてしまったら、また何がしかの形で邪魔をしてくるだろうと思ったので、私はすっかり日も暮れて暗くなった実家近くの公園のベンチに座りカレに電話をしたのでした。

すると、カレはまだ仕事中でしたが、定時はとっくに過ぎていたので一旦手を止めて電話で話を聞いてくれまして。

仕事帰りにふらりと寄ったブライダルサロンのこと、2人で結婚式が出来る所が都内に3ケ所あったこと、パンフレットをもらってきたこと、そして1ケ所は式場見学の予約を入れてもらったことを話すと、カレも「良かったやん!」と喜んでくれて、私が勝手に予約を入れてもらった式場の見学にも一緒に行くことになりました。

 

こうして2000年6月のとある土曜日の昼下がり、私たちはブライダルサロンのスタッフの方イチオシのチャペルの見学へ行きました。

予約の時間の10分くらい前に到着し、式場のフロントに「ブライダルサロンでチャペルの見学の予約を入れてもらって来ました。」と伝えると、フロントの1人の女性スタッフが笑顔で対応してくれまして

「なばな様ですね、お待ちしておりました(^^)本日ご案内させていただきます〇〇です、よろしくお願いします(^^)」

「では早速、チャペルの方へご案内させていただきたいと思います。」

「今ちょうど、チャペルでは結婚式が行われておりましてね、そちらの結婚式を2階席の方から静かに入っていただいてチャペルをご見学いただく感じになります(^^)」

・・・カレ(◎_◎;)?!私(◎_◎;)?!

「あのぉ~・・・今、結婚式中ってことですか?」「はい、そうなんです(^^)」

「えっ?!結婚式中に見学って・・・大丈夫なんですか?」「はい、皆様そうしていただいておりますよ(^^)2階席の方からチャペル全体が見渡せますし、新郎新婦や出席者の方々は前を向いていらっしゃるので、見学させていただいても見えませんので大丈夫です(^^)それに、実際の結婚式がどんな感じなのかも良くお分かりになると思いますので(^^)」

とのことで、私たちは思いがけず見ず知らずの方の結婚式をこっそり拝見することになったのです。

まさか本当の結婚式を見学することになるなんて・・・カレも私も一気に緊張モードに突入です(◎_◎;)(◎_◎;)

そして、案内されるままエレベーターに乗って移動して。

チャペルの新郎新婦の入場口の上の部分にあたる2階席の木の扉を、スタッフの方がそぉ~っと開けて。

ミュールを履いていた私はヒールのコツコツ音がしないようにつま先で抜き足差し足で歩いて2階席の先頭の手すりの所まで進むと、そこには、まさに神父さんの前に立つ新郎新婦の後ろ姿と、バージンロードの両サイドには出席者の方たちがズラリと座っておられて、厳かな雰囲気真っただ中(◎_◎;)(◎_◎;)

ただのチャペル見学だったはずがまさかの本番の結婚式に、楽しい見学どころではなくなってしまいましたが、それでも静かに息を殺してチャペルを見まわしてみれば、パンフレットの写真で見ていたよりも実際のチャペルは広く感じましたし、真っ白な壁に点在するブルー系のステンドグラスから差し込む光が綺麗だなって。

そして、何かのご縁で結婚式を見学させていただいた新郎新婦さんには「末永くお幸せに(#^^#)」と願いつつ、それらしく見学を終えて、そっとチャペルを後にしたのでした。

 

こうして、チャペルと本当の結婚式の見学をさせていただいた私たちは、ブライダルサロンでパンフレットをいただいた他の2ケ所の式場を見学に行くことなく、その場で「ここ、いいね(^^)」と意見が一致して、そのまま結婚式の予約を入れたのでした。

結婚式の日取りは、2000年12月。

シンプルに、チャペル+神父さん+聖歌隊+新郎新婦の衣装+ブートニア・ブーケ+ヘアメイク+チャペルに飾る花がセットになった結婚式コースを選んだので、結婚式に招待客がいようといまいと関係ないため、無事に2人で結婚式が出来ることになったのでした。

この時になって私はやっと、自分たちの結婚式と言うものに実感が湧いて、嬉しくも楽しみに感じましたね。

そして、結婚式の日取りが決まったことと2人だけで結婚式をすることは、カレはカレのご両親には伝えましたが、私は私の両親には伝えませんでした。

と言うか、この時点では隠していました。

もう邪魔はさせない、そう言う私の決意でした。   ~ つづく ~

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