猫くんのおしっこが出なくなり動物病院を受診しました

小さい家族

先週の7月4日の木曜日、猫くんの様子がおかしいことに気付きました。

猫くんのおしっこが出ていないことに気付く

夜になって、猫くんがトイレの周りをずっとウロウロしていて、トイレに入っておしっこのポーズをして、おしっこはしたはずなのに、またしばらくするとトイレの周りをウロウロして、またトイレに入ってはおしっこのポーズをして、を繰り返していました。

「なんかトイレの回数多くない?」と思って、猫くんのトイレの猫砂をザクザクしてみたところ、あれだけ何度もトイレに入っておしっこのポーズをしていたのに、おしっこの形跡がありませんでした。

我が家は木製の猫砂を使っていて、おしっこをすると木製の猫砂が水分を吸収して固まるタイプなので、おしっこをしているなら猫砂の中におしっこの塊が出来ているはずなのに、それが無かったのです。

やばい・・・猫くん、おしっこが出なくなってる!!

その日は、お昼頃に猫くんのトイレ掃除をした時に比較的新しいおしっこの塊があったので捨てて、それ以降おしっこが出ていないと言うことは、おそらくもう8時間~10時間くらいは出ていないと思われました。

もしかして、またストルバイトの結晶が再発したのか?とも思いましたが、今年の3月に再発して、療法食にしっかり切り替えて1ヶ月かけて結晶が消えてくれたばかりだったので、再発するにしてもちょっと早過ぎだよなぁと思いましたが、とにもかくにも、動物病院は診察時間が終わっていたので、とりあえずネットで「猫」+「おしっこが出ない」で検索してみました

猫がトイレでおしっこを「しない」原因

すると、猫のおしっこが出ない、と言うか、おしっこを「しない」原因とやらが幾つかあって

  • トイレの何かが気に入らない(掃除をしていない・猫砂が気に入らない・トイレの場所が嫌など)
  • 何かストレスを感じている(引っ越し・環境の変化・来客・騒音など)
  • 飼い主が気付かない場所でこっそりおしっこをしている

などがあるとのこと。

なので、まずは全ての部屋をおしっこしていないかチェックをしましたが、どこかで臭いがするようなこともありませんでした。

続いては、普段から猫くんのトイレ掃除はしているものの事態が事態なだけに、一旦トイレに入っている猫砂を全部捨てて、トイレのパーツをお風呂場で綺麗に洗い、新しい猫砂に入れ替えてみました。

すると、猫くんはまたトイレの周りをウロウロして、おしっこをするポーズを繰り返して、本当に少しずつだけどおしっこをしました。

とは言え、猫砂の塊が出来るほどの量は出なくて、どうしても少量ずつしか出ないようで、トイレの周りをウロウロし続けました

猫のおしっこが「出ない」原因

そして次に、猫がおしっこを「しない」のではなく、おしっこが「出ない」原因について調べてみたところ、おしっこが出ない原因は2つ。

  1. 尿は作られているが、おしっこが出ない場合(尿路結石症や膀胱炎、尿路閉塞、尿路の腫瘍といった病気が原因)
  2. 尿が作られず、おしっこが出ない場合(腎不全や慢性腎臓病、腎臓腫瘍、腎炎、中毒などによる腎機能の低下や、尿の素となる血流量の減少など)

ストルバイトの結晶が消えたばかりだったけど、やっぱり猫くんの可能性としては尿路結石や膀胱炎が疑われるかなと思い、とても心配になりました。

そして、おしっこを「しない」にしても、おしっこが「出ない」にしても、猫が24時間以上おしっこが出ていない場合は異常だし、状態が悪化する可能性があるので、様子を見ていないですぐに動物病院で診てもらうことが先決とのこと。

おしっこが全く出ていない場合、48~72時間以内に尿毒症を引き起こし、けいれんや低体温、意識の低下などが見られるようになり、短時間で死に至るとのことで、時間との闘いだなと分かりました。 

動物病院で診察を受けた結果

そして翌日5日の金曜日の朝9時、診察開始時間めがけていつもお世話になっている動物病院へ行きました。

前日のお昼くらいが猫くんのおしっこがしっかり出た最後なので、少しでも早く診てもらわなくては!と、心配で焦っていました。

診察が始まると、先生も猫くんの過去のカルテを見て「ストルバイトかな?」と真っ先に思ったようで、

  1. まずは膀胱にストルバイトの結晶や結石がないか?レントゲン検査をしてくれつつ
  2. 尿路がつまってしまっていないか?カテーテルを通して検査
  3. 尿に血液が混じっていたり何か菌が繁殖していないか?尿検査

の3つの検査をしてくれまして、結果は

①のレントゲン検査では、ストルバイトの結晶や結石などは見つからず、セーフ。

②のカテーテル検査でも、尿路がつまってしまっているようなことも無く、セーフ。

でも、③の尿検査では、目に見えて尿に血が混じってはいなかったものの、尿検査の数値的には少し尿に血液が混じっているとのことで、膀胱に少し炎症が出ているようだと分かりました。

先生曰く「この仔にとって、なにかストレスに感じたことがあったのかもしれませんね。」だそうで、可能性としては、キャットタワーの位置を変えたことか、もしくは、先週のあたまにマンションの点検で業者さんが数分だけ家に入ってきたことか・・・う~ん?

ただ幸いなことに、少し炎症が出ているみたいね?くらいな程度だったので、抗生物質を飲んで炎症を抑えて様子を見る程度で済みました。

そして、尿に何かの細菌が繁殖していないかの検査は「後日、結果が出たら電話でご連絡します~」とのことで連絡を待っていたところ、今日のお昼前に先生から電話がありまして、

特に菌が繁殖しているようなこともありませんでしたので、大丈夫です!

とのことでした。(ああーーーホッとしたよぉぉぉー!)

「その後、おしっこの感じはどうですか?」と先生に聞かれたので、「抗生物質を金・土と2日間飲んで、3日目の今日はもうトイレの猫砂の塊も通常の大きさに戻っています(*^-^*)」と答えたところ、「それならもうこのまま通院しなくて大丈夫です!」とのことで、猫くんのおしっこが出ない事件は、無事に一件落着とあいなりました。

 

いやぁ、猫との暮らしが人生で初めての私たち夫婦は、猫くんの体調に異変がある度に心臓バクバクになって心配して焦ってしまいます。

これくらいなら大丈夫とか、これはマズイぞ!とか、そのへんが全く分からないから、いちいち一大事なのです。

それでも、今回も猫くんがまたしっかりおしっこが出るようになって、元気に戻ってくれて、嬉しいやらありがたいやら。

何か猫くんにとってストレスに感じることがあったなら、それは家族として大変申し訳なかったです。

おしっこが出なくてつらかったであろう猫くん、病院嫌いで診察が怖かったであろう猫くん、薬飲むの嫌いなのに頑張て飲んでいる猫くん、今日はご褒美にフリーズドライの帆立を1粒プレゼントして、労をねぎらったのでした(=^・^=)

今回もよくがんばったね。

良かった、本当に良かった。

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