今日は、最近少しずつ考え始めた我が家の老後の備えについて書いてみようと思います。
我が家は夫をベースに考える
私は専業主婦なので、現在の我が家の家計は夫の収入の1馬力です。
そして、おそらくこの先もこのライフスタイルは夫も私も変えないだろうと思われます。
(余談ですが、私が専業主婦になった参考記事はコチラです。↓)
なので、年齢的に老後は遠い未来の話ではなくなった今、老後の備えについて考えるとしたら、必然的に夫の年齢や収入などをベースに考えることになります。
私はもう少しで53歳になりますが夫は少し年下で来年の春で50歳になるため、今後のことについて考えるとすると、来年の春に50歳になる夫が65歳の定年(予定)までに何をどうやって老後に備えるか?と考えることになります。
つまり、ざっくりとではありますが、あと15年間で出来る老後の備えを模索中、です。
ただ、これまで特に貯蓄に励んできたワケでもなく、ましてや資産運用なんてしたこともなく、これからやっと老後に備えていこうと言うのですから、出来ることは限られてくると思うと不安になったりもしています(^^;
きっかけは企業型DC
昨年の夏頃、夫が勤める会社の企業型確定拠出年金(企業型DC)の事業主(会社が管理を委託をした会社)が変わったとのことで、突然「今これくらいの金額があるけど、どうする?」と聞かれたのですが、どうするもこうするもチンプンカンプンだった私でした。
でもこれが、ちょっとした額とは言え人生で初めて資産をどうするか考えてみる良い機会になりました。
とりあえず、まずは初めて企業型DCについて調べてみました。
- 確定拠出年金は、拠出された掛金とその運用益との合計額をもとに、将来の給付額が決定する年金制度。
- 掛金を事業主が拠出する企業型DC(企業型確定拠出年金)と、加入者自身が拠出するiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)がある。
もう少し分かりやすく簡単に言うとすると
会社が従業員の年金の足しになるように月々積み立てをしてくれていて、その積み立てたお金を社員本人が運用して受取額を増やし(もしかしたら減ってしまうかもしれないけど)、これが将来の年金にプラスして給付されるよ (←これが1.)
そして、月々の積み立ては会社側だけではなく社員本人も積み立てしても良くて、その積み立ての種類は2種類あって、マッチング拠出が可能な企業型DCの加入者は「マッチング拠出」でプラスさせるか、それとも、最近国が勧めているiDeCoにするか、どちらか1つ選んでいいよ (←これが2.)
で、どうしたもんかと散々思案したのです。
そして最終的に我が家は、iDeCoは途中解約が認められないのでiDeCoではなく、元々少額だけど夫がマッチング拠出をしてくれていたので
- マッチング拠出をMAXの金額に増やし
- 運用は、商品が限られていて手数料も高めだったので運用はせず、規定の銀行に普通に積み立て
と言う形にしました。
自社株と言う選択
そんな感じでマッチング拠出の手続きをした昨年の秋でしたが。
わずか数カ月後の今現在、実は我が家は、マッチング拠出から撤退することにしました。
理由は、
- 上記の通り「運用はせず、規定の銀行に普通に積み立て」と言う形にしましたが、銀行預金ではほぼ利息も付かないことと。
- 現金を貯めても、将来使えばどんどん減ってしまうから。
それを踏まえて一番の理由は
- 夫の勤める会社が社員に自社株を買えるようにしてくれたからです。
マッチング拠出に毎月充てる分のお金を、自社株購入に充てることにしたのです。
僅かでも株式保有しておけば、もしかしたら資産を減らしてしまうことになるかもしれないけど、増えてくれる可能性もあるのです。
現金で貯めるロウリスクロウリターンにするか、リスクを承知でリターンを狙うか。
で、後者を選んでみたのです。
つみたてNISA
そして、企業型DCについてあれこれ調べているうちに、思いがけず株式の運用のについても少し勉強することになったので、その流れで、前々から名前だけは聞いたことがあったつみたてNISAについて調べてみました。
そして、夫は昨年の秋から、私は今年の1月から、年間上限40万(月々33,333円)でつみたてNISAを始めました。
だけど、来年から新NISAがスタートするので、来年からはどうしようか?迷っています。
- つみたてNISAも上限額が変わるので、増額するか?家計的に出来るのか?
- それとも、新NISAはつみたてNISAと一般NISAの両方出来るようになるので、一般NISAも始めてみるか?
- もしくは、今と変わらない条件で新NISAに移行して、何か別に新しいことにチャレンジしてみるか。
うーん、悩めます。
老後の備えとは言え、出来ることと出来ないこと、出来る範囲と出来ない範囲、ってもんがありますからね。
無理して生活が崩壊しては元も子もないですしね。
老後に備えるためには、まだまだ勉強も必要だなと感じますし、取捨選択をしていく必要もあるでしょう。
でも、焦らず、コツコツ、続けること。
でないと、我が家の老後はピンチです。
肝に銘じる今日この頃です。
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