昨年の6月、知人から帯状疱疹と言う病気があることを教えてもらった私は、かかりつけの病院の先生に帯状疱疹について聞いてみました。
その時の詳しい帯状疱疹についての説明は、こちらの記事 ⇩ 「帯状疱疹について先生に聞いてみた 」にまとめてみましたので、よろしければご覧ください。
帯状疱疹について(おさらい)
あたらめて、帯状疱疹について軽くおさらいをしたいと思います。
帯状疱疹とは「水疱瘡」のことで、ウイルスは日本人の90%の人が持っていて、ストレスや疲れなどで免疫力が下がった時とか、高齢になって免疫力が下がってきてもなりやすくなるので、50歳を過ぎたらワクチンを打った方が安心とのことでした。
そして、ワクチンの種類は2種類あります。
① 従来型の「水痘ワクチン」
1回の接種で効き目は5年間
価格は8,000円
② 2020年に認可されたばかりの新薬の「シングリックス」
2回の接種で効き目は今のところ一生(新薬なので確定ではない)
価格は1回21,000円 × 2回接種 = 42,000円。
「帯状疱疹について先生に聞いてみた」の記事を書いた時は、私はこの2種類のワクチンのどちらにしようかすぐには決めかねて少し悩んだのですが、シングリックスの効き目が一生と確定していないことと、お財布との相談をした結果、8月に入ってからとりあえず従来型の水痘ワクチンを接種したのでした。
これで私はひとまず5年間は帯状疱疹から身を守れるはずです。
そして、あれから1年経ちまして、夫も今年で50代に突入しましたので、夫にも帯状疱疹ワクチンの接種をすすめてみたところ、夫も私のかかりつけの病院でお願いするとのことで、先週、月に1度の通院で病院に行った時に、先生に夫の帯状疱疹ワクチン接種をお願いしました。
すると、先生がワクチン接種費用の一部助成についての新しい情報を教えてくれました。
帯状疱疹ワクチン接種費用の補助について
なんと、2023年度から帯状疱疹ワクチンの接種費用を市区町村から一部助成してもらえることになったのだそうです。
あーっ!あと1年早く始まってくれていたら、私も利用したのにぃ~~~!残念!
助成金額
ちなみに、帯状疱疹ワクチンの接種は任意接種なので、法律上の接種義務はありません。
助成してもらえる金額は、
- 生ワクチン(水痘ワクチン)の場合は 5,000円/回(1回のみ)
- 不活化ワクチン(シングリックス)の場合は 10,000円/回(2回まで)を上限
の2種類です。(ただし、※費用助成は生涯1度限りです)
そして、医療機関によって接種費用や取り扱われるワクチンが異なるので、ワチンの種類や、価格などは、ワクチン接種を希望される病院に直接確認していただくのが確実だと思います。
自分が摂取するワクチンをどちらにするか選び → 病院で接種費用を確認して → 助成金額を差し引いた額が自費負担額になるわけです。
ちなみに、私がお世話になっている病院で接種した水痘ワクチンは8,000円だったので、もしも助成を利用させてもらっていたら、自己負担は3,000円になっていました。
でも、効き目は5年間の水痘ワクチンでしたし、費用助成は生涯1度限りなので、5年後から以降はずっと全額自己負担の8,000円になるんですけどね。
申し込み方法
帯状疱疹ワクチンの費用助成の申し込み方法は、自治体によって異なります。
お住まいの自治体の公式ホームページから確認するか、保健予防課などに問い合わせをすれば良いそうです。
ちなみにですが、我が家の場合は、
- 市役所のホームページから「帯状疱疹ワクチン予防接種費用の助成について」のページを開き
- 接種するワクチンを決めてから
- 電話、または、電子申請で申し込みをします
- 市から自宅に「予診票」が届いてから
- 協力医療機関で(病院一覧の中から自分が行ける病院を決めて)接種日を予約し
- 病院に予診票を持参して接種を受け
- 医療機関の接種費用と助成額との差額を支払う
これで完了となります。
夫は不活化ワクチン(シングリックス)を希望
以上を踏まえて、夫は不活化ワクチン(シングリックス)接種を希望しています。
私の時はまだ費用助成がなかったため、さすがに1回21,000円×2回接種の42,000円はお財布にキツイな(^^;と思って水痘ワクチンにしましたけど、1回10,000円×2回で20,000円を負担してもらって自己負担が22,000円になってくれるなら、これは大きいですね。
かなり助かります。
なので、私は今の水痘ワクチンの効き目が切れる約4年後に、この費用助成を利用させてもらって、私も不活化ワクチン(シングリックス)を摂取しようと思っています。
どうかそれまで、帯状疱疹ワクチンの費用助成が続いてくれていますように!
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